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BB-Coffee|「おきなわ、しあわせ♪」と唱えたくなる心地よさ。穴場のローカルカフェ

沖縄市|【更新日】2024年7月5日

BB-Coffee|「おきなわ、しあわせ♪」と唱えたくなる心地よさ。穴場のローカルカフェ

今や各地でハイレベルなコーヒーを味わえるようになった沖縄。特にコーヒー好きの旅人なら、新たな店との出合いを心待ちにしているのではないでしょうか?

今回ご紹介する「BB-Coffee(ビービー コーヒー)」は、その美味しさもさることながら、心をふわっと和ませてくれる温かな空気が何より魅力的なカフェです。

さぁ、次からの沖縄旅で、貴方の行きつけリストに追加する準備をしてご覧ください♪

目次

店のコンセプトにしのばせた遊び心に、思わずにっこり

“OKINAWA HAPPY COFFEE”に隠れたヒミツとは…?

店舗外観

「BB-Coffee(ビービー コーヒー)」があるのは、定番のリゾートエリアとはまた違った雰囲気が味わえる沖縄市(おきなわし)。多くの車が行き交う県道20号線から「泡瀬(あわせ)海岸通り」入ってすぐに、スタイリッシュな建物を見つけることができますよ。

店舗外観

勘の鋭い方は、もうお気づきでしょうか…? 

店が位置する沖縄市泡瀬を続けて読むと、お店のテーマとなっている「おきなわしあわせ=沖縄幸せ」の語呂合わせに♡ 知るとちょっと嬉しくなりますよね♪

中と外、シーンごとに使い分けできる空間

店舗内観

肩の力を抜いて過ごせる、ちょうどいい広さの店内

扉を開けると、カウンターの向こうでにっこり笑顔を見せる馬場一寛さん&香織さん夫妻がお出迎え。テイクアウトは、こちらでさっと注文を。ゆっくり飲食したい方は、奥のイートインスペースや外のテラス席へどうぞ♪

店舗内観

客層も幅広く、誰でもウェルカムなムードです

店内は、一寛さんが好きなヴィンテージショップめぐりの趣味を生かしてそろえたソファを配置したりと、自分の部屋感覚で楽しく創り上げていったのだとか。少し見渡しただけでも、作家さんたちのハンドメイドアイテムや、地元サッカークラブで活躍する選手たちが置いていったユニフォームがあったり…。地域に慕われている店であるということが一目瞭然です。

テラス席

ペットOKのテラス席でまったり休憩していって

テラス正面の道を挟んだ先には、沖縄らしい青々とした空や“防波堤アート”が見えて、ご機嫌な気分になれますよ

 

おすすめのカフェメニューをチェック!

理想から遡って選んだ素材で完成させた「カフェラテ」

ドリップ風景

初来店で必ず味わってほしいのが、SNSでも美味しいと評判の「カフェラテ」。

コーヒー豆は、同じ市内にあるスペシャルティコーヒー専門店「豆ポレポレ」に、「みんなが幸せになれるような、アイスカフェラテに合うものを」という要望を伝えて焙煎してもらったオリジナルブレンドを使用。それから、南城市(なんじょうし)の「EM玉城牧場牛乳」をたっぷりと加えて提供しています。

(※EM玉城牧場牛乳…EM(有用微生物群)を配合した特別な飼料を与えられた牛から絞られた商品のこと)

おすすめメニュー

ひとくち飲むと、ほどよい苦味と牛乳のまろやかな甘みが広がり、すっきりとした後味が暑い夏の沖縄にぴったり。「お客さまをがっかりさせたくない」との想いから、16オンス(約473ミリリットル)もの量が注がれているので、ごくごく飲めるのも嬉しいですね。

実はこの看板メニューは、「出来あがりの美味しさ」を最重要視する、一寛さんならではの逆算思考で生まれたもの。

「コーヒーの焙煎は、それこそ“沼”。僕がこれから極めるには、とんでもない年月がかかってしまうし、すでに沖縄には焙煎技術を競う世界大会で2位を獲得している『豆ポレポレ』さんがいる。それなら『その道を極めた方のものを使わせてもらおう!』と思ったんです(笑)」と、リスペクトを込めて話してくれました。なんとも合理的で潔い考え方に、親近感が湧いてきますね。

つまりここ1カ所を訪れるだけで、地元民御用達のさまざまな店のいいとこ取りができちゃうんですよ♪

不思議な味わいの虜に。変わり種コーヒーも多数

メニュー

エスプレッソ×柑橘の組み合わせにハマる人続出!

リピーターやコーヒー通の方は、「エスプレッソサンライズ」なんていかがでしょう?

一寛さん曰く、エスプレッソは、多彩な食材とマリアージュしてくれる万能選手! エスプレッソとオレンジジュースの2つの酸味が効いた一杯で喉を潤せば、元気をチャージできますよ。

このほか、お客さまからの「あずきを入れたら美味しい」という声で生まれた「あずきカフェラテ」、炭酸と合わせた「エスプレッソトニック」などもあるので、ぜひ一度試してみてくださいね♪

採算度外視⁉︎ 沖縄で先駆けて始めたモーニングサービスが大好評

モーニングメニュー

沖縄滞在中は毎朝通いたくなる♡太っ腹なサービスあり

そして、さらにお客の心を掴んでいるのが、朝7時から11時までのモーニングサービス。

「みんなが気軽に毎日来られるように」と、名古屋から全国に広まった“モーニング文化”をいち早く取り入れ、対象時間内にドリンクを1杯注文すれば、なんとトーストプレートまで付いてくるんです!

「当初は朝7時から2時間限定のサービスだったんですが、ある時来店したおばあちゃんに『日曜は9時にしか起きないよ〜』と言われまして。『沖縄のおばぁには逆らうな』ということで、翌日から提供時間を延ばしました(笑)」と、クスッとする裏話も教えてくれましたよ♪

主役のコーヒーとベストマッチ!フードも充実

気取りのない美味しさに癒される。サンド&スイーツたち

食事メニュー

オープンサンドにナイフを入れると、黄身がとろ〜

「アボカドオープンサンド」は、外国人にも好まれるしっかりめのシーズニングにより、食べ応えも十分なひと品。

地元の人気店「Pizza アントレ」から仕入れた食パンは驚くほどふわっふわの食感で、クリーミーなアボカドや柔らかなベーコンとの一体感を堪能できますよ。

チーズケーキ

ショーケースに並ぶ「自家製チーズケーキ」や「自家製ティラミス」などは、香織さんが丁寧に手づくり。一寛さんも「これがめっちゃ美味しいんですよ!」と太鼓判を押します。

ジルズクッキー

アメリカ人の友人・ジルさん直伝のおやつはレジ横に

店内で食事を済ませた後に、アメリカンクッキーとコーヒーを持って、防波堤で黄昏るのも気持ち良さそうです♪

旅の羽休めに、ほっこりしあわせになれる一杯をどうぞ♪

スタッフ

熊本県出身の馬場夫妻の人柄も、常連を惹きつける理由

「BB-Coffee」がスタートしたのは、2016年。馬場さんと愛犬が散歩コースの途中で見つけたこの場所は、元々プレハブが1棟ぽつんと建っていただけの空き地だったそうで、大家さんへの直接交渉を経てオープンに至りました。

「最初は『Okinawa Happy Coffee』という店名だったのですが、電話に出る時に自分でもちょっと恥ずかしくなってしまって(笑)。よりシンプルに呼びやすく、僕ら馬場2人のイニシャルを並べた『BB(ビービー)』に改名したんですよ」と、一寛さん。

店内

“Okinawa Happy(訪れた人がハッピーになるように)”をテーマに、今では県内外・老若男女が通う店となっている「BB-Coffee」。小さな店に詰まった一つひとつのエピソードがとにかく面白いので、時間に余裕があれば、ぜひ馬場さんとのユンタク(会話)も楽しんでいって♪

火曜は元常連の女性スタッフが「Girls BB」として間借り営業し、普段とは毛色の違うBBにも出合えますよ。

また、店舗前の防波堤は初日の出スポットしても有名。毎年元旦は朝5時にオープンしているそうなので、年末年始に旅を計画している方は、ローカル感満載のお正月を過ごすのもいいですね。

「BB-Coffee(ビービー コーヒー)」へのアクセス・基本情報

  • 【住所】沖縄県沖縄市泡瀬3丁目12-12

    【問い合わせ(電話番号)】098-989-7212

    【営業時間】7時~17時(7時〜11時までモーニング)

    【定休日】水曜 

    【駐車場】7台 

    【公式SNS】Instagram:@bbcoffee_okinawa

    ※火曜は女性スタッフのみで切り盛りする「Girls BB」営業中!

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式SNSをご確認ください。