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黒糖の魅力再発見!茅ヶ崎の和カフェ「黒糖茶房」で食べ比べ

茅ヶ崎市|【更新日】2024年6月14日

黒糖の魅力再発見!茅ヶ崎の和カフェ「黒糖茶房」で食べ比べ

甘さだけでなく、深いコクが感じられる黒糖。茅ヶ崎にある和カフェ「黒糖茶房」は沖縄純黒糖のメニューが豊富に揃うカフェです。

沖縄8島の黒糖を食べ比べできる飲食店は、日本全国でもここだけ。黒糖茶房で驚きの黒糖の魅力と出会ってきました。

目次

黒糖を使ったメニューがいっぱい!和カフェ「黒糖茶房」

日本で初めて!沖縄八島の黒糖が食べ比べできる専門店

黒糖茶房 外観&メニュー

黒糖を使ったメニューがいっぱいの黒糖茶房

神奈川県茅ケ崎市にある和カフェ「黒糖茶房」は、沖縄純黒糖にこだわったメニューを展開するお店です。

茅ヶ崎駅から雄三通りを徒歩8分ほど海へ向かって歩くと、沖縄の民家を思わせる小さな屋根のお店があります。

店内のメニューには、スイーツやドリンクの数々がずらりと並び、選びきれないほど。

黒糖を使ったパフェやあんみつ、トーストにカレーまで、多岐にわたる黒糖料理とスイーツを味わうことができます。

古材の柱が味わい深い落ち着く雰囲気の店内

黒糖茶房 店内

心地よく穏やかな時間が流れる店内

店内は、木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気。縦長の大きな窓からは雄三通りを眺めることができます。

古い木材ならではの色合いが感じられる梁は古民家を思わせ、ランプの柔らかな光とともに、どこか懐かしさを感じる空間になっています。

取材に伺ったのはモーニングの時間帯。BGMにはピアノ曲が流れ、地元のお客さんが店主の大森さんと和やかにおしゃべりを楽しんでいました。

ずらっと並ぶ黒糖関連の商品はお土産にも◎

黒糖茶房 お土産

黒糖商品がずらり!お土産を買いたくなっちゃう

店内にはさまざまな黒糖商品や、沖縄のお茶なども販売しています。「生姜黒糖」や「シークヮーサー黒糖」など、珍しい商品も。

カフェでも楽しめる沖縄八島の黒糖の食べ比べセットは、可愛らしいイラストの箱入りで販売されています。

茅ヶ崎にいながら沖縄気分が味わえるのが嬉しいですね。

島ごとに違う味!沖縄八島黒糖食べ比べセット

沖縄の地図と共にコロンと整列する黒糖がかわいい

黒糖茶房 食べ比べセット

まるで標本のような見た目も楽しい黒糖食べ比べセット

日本ではここだけという「黒糖8島食べ比べ」を頂きました。沖縄の8つの島でしか作られていない沖縄純黒糖。

どの島で製造されたのかによって、味、形、色、食感が異なり、島ごとに個性があるのだそう。

地図付きでずらりと並ぶ黒糖たちは、確かに形も色も違います。

「島ごとにサトウキビ畑の土や水が違いますし工場も違うので、ミネラルなども変わってくるんです」と店主の大森さんが教えてくださいました。

形に色、塩気や水分など、黒糖に個性あり!

黒糖茶房 黒糖食べ比べ

純黒糖は年末から年始にかけて穫れたサトウキビのみを使ってつくるそう

早速、1番左端の与那国島の黒糖から頂きました。後味がしょっぱい、と説明がついている通り、じわっと広がる甘みのあとに深みのある塩気を感じます。

それぞれの島の黒糖をひとつずつ味わって食べるのは、自分の味覚とも向き合えるなんとも贅沢な時間。

黒糖茶房で使用しているのは後味がすっきりとした多良間島の黒糖。

島の工場から直接買い付けており、その量、なんと年間600~700キログラムにもなるのだとか!

意外性抜群!黒糖カレートーストは感動の甘辛バランス

甘じょっぱさとスパイスの共演に手がとまらない!

黒糖茶房 黒糖カレートースト

黒糖キーマは野菜とお肉、黒糖とスパイスの見事な共演!

モーニングメニューからも一品、気になった「黒糖カレートースト」を選びました。

合挽肉、ニンジン、玉ねぎ、トマトを黒糖、しょうゆ、ココナツミルクなどで煮込んだコクのある黒糖キーマカレーが決め手です。

黒糖キーマカレーを黒糖パンにつけてひと口頂くと、甘じょっぱい味が舌の上に広がります。

ご飯にも合いそうな甘じょっぱさのあとに、スパイスの辛味が奥行きを添え、手が止まらない美味しさです!

食パン専門店が手掛けるふわふわもっちりの黒糖パン

黒糖茶房 黒糖もっちりパン

おかわりが欲しくなるほどの美味しさ♡

トーストの黒糖パンは、食パン専門店に頼んで作ってもらっているそう。

ふんわりもっちりしているのに、耳がパリっとしていて、食欲をそそります。

黒糖のほのかな甘みがやさしく、甘めのキーマカレーとベストマッチ。

パン好きにもたまらない、絶品食パンでした。

ちなみに黒糖キーマカレーはランチタイムにご飯と一緒に楽しむこともできますよ。

店主が惚れ込んだ沖縄の黒糖菓子「タンナファクルー」

黒糖茶房 タンナファクルー

見た目はたまごパン?素朴だけどハマる味わい!

店主の大森さんが黒糖カフェを始めるきっかけとなった沖縄のお菓子、「タンナファクルー」も味わうことができます。

まん丸い茶色の焼き菓子は、見た目はとてもシンプル。

ひと口齧ると、外側はカリっとし、中はふわっとした噛み応えで、口の中でとろっと溶け、黒糖のやさしい甘みが広がります。

黒糖麩菓子とドーナツの中間のような、これまで食べたどのお菓子とも異なる不思議な食感のお菓子でした!

とろりとした質感のあたたかいさんぴん茶は沖縄の香り

黒糖茶房 さんぴん茶

ポットサービスでゆっくり楽しめるのが嬉しいさんぴん茶

黒糖に合うさまざまなドリンクがいただけるのも、黒糖茶房の魅力です。

食後に頂いたのは、温かいさんぴん茶。「さんぴん茶」は沖縄の言葉でジャスミンティーのことです。

くせがなく、さらりとした味わいにほのかなジャスミンの香りのお茶は、少しとろっとした質感。

ほかにも、コーヒー、抹茶、棒ほうじ茶などドリンクメニューも豊富。すべてのメニューに黒糖が添えられています。

黒糖茶房で黒糖の奥深い世界を味わってみよう

沖縄の8つの島でしか製造されていない沖縄純黒糖。

黒糖茶房では奥深い味わいを、和風スイーツ、カレー、パンなどさまざまなメニューで堪能できます。

ミネラル豊富な黒糖は、体にもいいそう。

ぜひ黒糖茶房で、これまで味わったことのない黒糖の魅力を見つけてくださいね。

黒糖茶房へのアクセス

  • 【住所】神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2‐3‐34

    【営業時間】
    9:00~11:00 モーニング&カフェ(モーニング・スィーツ・ドリンク)
    11:00~14:00 ランチ(ランチメニューのみ)(L.o.13:30)
    14:00〜18:00  カフェタイム(スィーツ・ドリンク)(L.o.17:30)
    ※金曜日のみ17:30閉店(L.o.17:00)

    【定休日】火曜日、毎月第1第3水曜
    ※定休日が祝日の場合は営業。その場合、前後の日にちで振替にて休業
    ※イベント出店のための臨時休業ありのため、公式サイトにてご確認ください

    【アクセス】茅ヶ崎駅南口徒歩8分

    【駐車場】なし

    【問い合わせ(電話番号)】0467‐81‐4394

    【公式サイト】https://www.kokutosabo.com/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

餅田佑子

餅田佑子

大学卒業後はモンゴルで1年暮らした経歴あり。現在はフリーライター。たびらいでは三浦半島を中心とした記事を執筆しています。青ヶ島、礼文島など島旅が好き。ご当地ようかん図鑑を作るのが夢。