漁師食堂 大ばんぶる舞 さかな大統漁|エンターテイ メント感覚で楽しめる漁港直送の人気店
那覇市|【更新日】2024年7月5日

沖縄県南部に位置する那覇港町(なはみなとまち)、たくさんの漁船が並ぶ港のすぐ隣にあるのが、今回ご紹介する「漁師食堂 大ばんぶる舞 さかな大統漁」です。
2023年の夏にオープンしたばかりのお店ですが、見て驚き食べて美味しいエンターテイメント感覚で楽しめるということで、連日大賑わいの食堂。
どのぐらいボリューミーなのか、なぜこんなにも人気なのか?その秘密を探るべく、たびらい取材班が実際に行ってきました。
店主のこだわりと、絶対に味わって欲しいおすすめメニューを紹介します。
目次
売り切れ必至!大賑わいの漁師食堂
那覇市港町にある人気のお店
インパクトある看板がこの食堂の目印♪
那覇空港から車で北向けに走ること約15分。那覇空港からもアクセスしやすい場所にあるのが「漁師食堂 大ばんぶる舞 さかな大統漁」です。
港にひっそりと佇む大ばんぶる舞 さかな大統漁の目印は、なんといってもこの派手な看板。どどんと目立つ色で書かれた店名と、鮮魚のイラストが特徴です。
パッと目を引く色合いなので、初めて来店する方もこの看板を目印にすれば迷うことなく辿り着けますよ。
いつでも満席!人気の理由はコレ。
店内の席があっという間に埋まることもしばしば。
大ばんぶる舞 さかな大統漁のオープンは午前11時なのですが、早いときはオープンと同時に満席になるほどの人気ぶり。開店前から行列ができることもあるため、時間に余裕を持って来店するのがおすすめです。
連日大賑わいとなる食堂の最大の魅力は、なんといってもボリュームと鮮度。この2つは、店主の兼次(かねし)さんが最もこだわっている部分で「やっぱり鮮度の良い、沖縄の美味しい魚を味わって欲しいので、いまいゆ(沖縄の方言で鮮魚)を自分の目で見て直接仕入れています」と、鮮度の良い魚を提供し続ける想いを教えてくれました。
鮮度抜群「店長おすすめ海鮮メニュー」
ここに来たなら食べてほしい!「日替わり定食」
今回は見た目も量も迫力満点「バター焼となかおち定食」
鮮度抜群の魚を使った日替わりメニューは、常に30種類ほど提供。さらに、その日仕入れた魚に合わせて調理方法を決めているため、多い日は40種類近くなることもあります。
「メニューの上にも書いてありますが、ほぼ毎日入れ替わりでメニューを変えているので日替わり地獄ですね!」と笑いながら語ってくれました。
その中でも今回、味見させていただいたのは「バター焼となかおち定食」。なかおちの大きさ、そして量の多さに思わず「おぉ!」と声が出てしまう程。その姿を見た店主の兼次さんは「料理を出した時に見せる、そのお客さんの反応を見るのも楽しみなんです(笑)」とお茶目な表情でクスクス笑っていました。
自分ですくって食べる遊び心あふれるスタイル♪
骨から綺麗に剥がせるか?1人挑戦しながら味わっていました(笑)
他の食堂と違うポイントは、トレーからはみ出るほどのサイズ感もそうですが、セルフスタイルで味わえること。
そのまんまの状態で、お皿の上に乗っているため一回いっかい掬って食べる楽しさを体験できます。
その他の定食も味だけでなく目でも楽しめるように、ボリュームや盛り付け方法にもこだわっています。
今でも、驚き溢れるメニューばかりの大ばんぶる舞 さかな大統漁ですが、「今後も他の食堂では滅多に出合えない、そんなメニューが出せるようにと日々思考錯誤しています」と、これからのメニュー展開についても教えてくれました。
パンチの効いたバター焼き&10キロ以上の魚骨を使った濃厚な魚汁は、必食。
こちらの料理に使われる魚は、日によって変わることもあるそう♪どんな魚に当たるか楽しみですね。
卵焼き用のフライパンに盛られているのは、メイン料理なのでは?と思うほどボリューム感ある魚のバター焼。甘じょっぱさの中にニンニクのパンチが効いており、身はふっくらと、皮はパリッとクセになる美味しさ。
定食には必ずついている魚汁は、魚の骨を10キロ以上使いたっぷりと旨み成分が滲み出た出汁を使用。これだけでも白米をぺろっと完食してしまいそうなほど、濃厚で奥深い味わいです。
この日替わり定食、こんなにもボリューミーなのに、なんとお値段1436円(税込1580円)。驚愕の安さもリピーターが多い理由の1つなんだとか。
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「漁師食堂 大ばんぶる舞 さかな大統漁」のメニューをご紹介
日替わりメニューの多さは那覇港町店舗のみ!
日替わりはA(税込880円)~F(税込1580円)にランク分けされています♪
本部町、西原町、沖縄市にも系列の店舗を出している漁師食堂 大ばんぶる舞ですが、日替わり地獄を実施しているのは、那覇にある那覇港町店のみ。今回、たびらい取材班が頂いた「バター焼となかおち定食」も、この店舗限定メニューとなっています。
なぜ、こんなにも日替わり定食に力を入れているのか伺ってみたところ「いつ来ても新しいメニューに出会えればお客さんは飽きないし、また行きたいと思ってくれるでしょ?それに、食を通して皆さんを幸せにする、エンターテイメント的な食堂を目指しているので常に楽しんでもらいたいんですよね」と熱い眼差しで語ってくれました。
全メニューを制覇するのであれば何十回も通うべし!
日替わり定食を入れるとメニューは、全部で約60種類以上も。その中でも、ダントツで注文数されるのは「大ばんぶる舞刺身定食」で、毎月1000食以上も注文されています。ネタは仕入れ状況によって変わるため、何が出るかはお楽しみ。
その他にも、いまいゆをたっぷり使った海鮮丼、まぐろのカツカレー、えび好きの方限定の丼定食などマニアックなメニューもありましたよ!テイクアウトができる商品もあるので、お弁当を買って潮風を感じながら海でのんびりピクニックも素敵ですね。
出会えたらラッキー!幻メニュー
沖縄料理尽くしの琉球鮪タコスは、私もとても気になりました…。
完売必須の人気メニューの中でも、さらに幻と言われているのが鮪フライ、焼きそば、ベーコン、チーズを贅沢にトッピングし焼きそばパンを彷彿とさせる「麺そーれー鮪サンド」。そして、鮪フライに鮪そぼろ、それらをヒラヤーチーで包んだ「飽きさみよー琉球鮪タコス」は、地元グルメの美味しさをギュッと詰め込んだ一品です。
仕入れ状況などお店の状況に合わせて販売しているため、出せない日も多いのだそう。
【番外編】自分で釣った魚を調理してもらおう!
旅先での思い出にもぴったり♡自分で釣った魚を調理してもらっちゃおう。
那覇沿岸漁港の近辺では船釣り体験を楽しむことができるのですが、釣った後の魚の調理に悩む方が多かった事から、お客さんが釣った魚を調理する「持ち込み調理」のサービスを始めました。
「せっかく釣ったのに捨てるのは勿体無い。どうせなら美味しく食べてほしいし、自分で釣った魚を食べるのも旅の良い思い出になりますからね」と話されていました。持ち込み調理の場合は、時間がかかることもあるため事前に電話で確認しておきましょう。
目でも舌でも楽しめる、エンターテイメントのような「漁師食堂 大ばんぶる舞 さなか大統漁」で、他では体験できない沖縄グルメを堪能してみてはいかがでしょうか?
漁師食堂 大ばんぶる舞 さかな大統漁の基本情報・アクセス
【住所】沖縄県那覇市港町3-1-17
【問い合わせ(電話番号)】098-894-8636
【営業時間】11時~17時(※売り切れ次第終了)
【駐車場】店舗前5台(※那覇沿岸漁港内への駐車も可能)
【支払い方法】現金のみ