「ふじさわ宿交流館」で旧東海道の旅人気分を味わおう!歴史と文化を学べる場所
藤沢市|【更新日】2024年6月17日

旧東海道の宿場町として栄えた藤沢。街の至る所に、宿場町としての名残が残っています。
今回はそんな藤沢宿の歴史や文化に触れられるスポット、「ふじさわ宿交流館」をご紹介しましょう。
目次
宿場町藤沢の雰囲気を堪能。江戸時代にタイムスリップ!
藤沢の住宅街に突如現れるお江戸空間。雰囲気抜群!
藤沢駅から15分ほど歩いた住宅街に、風情溢れる建物が現れました。こちらが「ふじさわ宿交流館」です。
この一角だけまるで別世界。江戸時代にタイムスリップした気分です。
では早速中に入り、宿場町探訪といたしましょう。
展示室には貴重な資料がたくさん。じっくり見学しよう
藤沢は江の島参拝の中継地。当時の様子をジオラマで辿る
貴重な資料がズラリと展示。ふじキュンの衣装も旅人風で芸が細かい!
1階は郷土資料展示室です。藤沢宿の様子を再現したジオラマや、旅人たちの携帯品など、貴重な資料などが展示されていました。
チラリと映りこむ藤沢市公式キャラクター「ふじキュン」にも癒されます。
当時の藤沢の様子を再現。音声ガイダンス付きで分かりやすい!
藤沢宿は、江の島参拝の中継地でした。多くの旅籠屋が軒を連ねていたことが、ジオラマからもわかります。
当時からサザエやしらすが名物で、旅籠屋でも旅人たちに振る舞われていたんだとか。海の街、藤沢らしいエピソードです。
江戸の旅人は大荷物!?必需品の多さにびっくり
荷物の多さに驚き。江戸時代の旅人の体力、恐るべし
ガラスケースの中には、何やら年季の入った品々が。こちらは、東海道の旅人たちの携帯品です。
夜道を歩く時のための提灯や、火をつけるための火打金、更には枕まで!今では考えられない携帯品の数々に驚いてしまいました。
この大荷物を持って旅をしていたなんて…。江戸時代の旅人の体力は計り知れませんね。
神奈川の交通手段はレンタカーがおすすめ
旧東海道の様子が丸わかり。町の中へ飛び込もう!
浮世絵から見る宿場町。町の賑わいが聞こえてくる
宿場町ごとの様子が丸わかり!にぎやかな声が聞こえてきそう
宿場町の様子を描いた浮世絵も展示されていました。
江の島詣でに向かう楽しそうな人々の姿や、旅籠屋の女性が強引に客引きをする姿など、賑やかな宿場町の様子が丁寧に描かれています。
今と比べて当時の旅は、不便も多かったはず。それでも皆、楽しそう!
電車も飛行機もない時代に、徒歩で旅をしていた江戸時代の人々。現代よりもかなり厳しい環境下にも関わらず、なんだか皆楽しそうです。
活気あふれる江戸の雰囲気が、浮世絵からも伝わってきますね。
バーチャル空間で宿場町散歩。旅人気分を味わおう!
バーチャル空間で藤沢宿を散策!まるで時代劇の世界
バーチャル空間で藤沢宿を再現したコーナーもありました。
ゲームのリモコンのようなものを操作すると、街の中を散歩できます。今となってはすっかり都会な藤沢ですが、昔はこんな感じだったのか…と不思議な感覚に陥りました。
気軽に旅人気分を味わいたい方には、おすすめです。
宿場町グッズも販売。記念スタンプは気軽でおすすめ
スタンプを集めれば良いことあるかも!?ぜひチャレンジしてみて♪
せっかくなので、記念スタンプをペタリ。
来館記念スタンプは、やや薄っすらとした仕上がりになってしまいました。残念。
左側の四季の風物詩スタンプは、4つコンプリートで素敵なプレゼントを貰えるそうです!
浮世絵絵葉書やふじキュングッズまで!オリジナルグッズは記念にピッタリ
絵葉書などの記念グッズも販売されています。記念に1枚、いかがでしょうか。
個人的には、奥に見えるふじキュングッズの方が気になってしまいました。湘南の民芸品、片瀬こまとふじキュンがコラボしています。可愛い!
神奈川の交通手段はレンタカーがおすすめ
藤沢に残る宿場町の軌跡。活気溢れる江戸の空気を味わおう
藤沢宿の歴史と文化を学べるスポット、「ふじさわ宿交流館」をご紹介しました。
充実した展示を通じて、江戸時代の藤沢の空気を存分に満喫できるでしょう。入館料が無料なのも、嬉しいポイントです。
また、ふじさわ宿交流館では、定期的に寄席やお笑いライブなども開催しています。
藤沢の軌跡を知りたい方、地域と交流を深めたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「ふじさわ宿交流館」へのアクセス
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【住所】神奈川県藤沢市西富1丁目3番3号
【営業時間】
郷土資料展示室・多目的ホール 9:00~17:00
会議室 9:00~21:00【駐車場】なし
【公式サイト】https://fujisawashuku-kouryukan.com/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。