金沢名物・おでんを気軽に楽しめる!近江町市場の「金沢おでん いっぷくや」
石川県|【更新日】2024年5月22日

老舗のおでん屋さんが多くあり、独自のおでん文化が築かれてきた石川県金沢市。海鮮や練り物などの特徴的な具材は「金沢おでん」として親しまれ、一年を通して人気のグルメとなっています。
今回は、金沢の定番観光スポット「近江町市場」内にある「金沢おでん いっぷくや」をご紹介。日本酒好きの方は特に必見ですよ!
目次
金沢名物のおでんをカジュアルに
金沢グルメが集まる「近江町市場」を目指そう
市場の入口は全部で10箇所
金沢駅から歩いておよそ15分。海鮮をはじめとした金沢グルメが集結する「近江町市場」の中にお店はあります。
約170もの店舗が両脇に立ち並ぶ、活気に満ちあふれた商店街。
まるで迷路のようなアーケードを歩き回るのも楽しいですが、今回ご紹介する「金沢おでん いっぷくや」は、“鮮魚通り口”または“買物通り口”を目印にすると分かりやすいですよ。
立ち飲み・立ち食いスタイルのフードコート
気軽に入れるカジュアルな雰囲気の店内
お店は立ち食い・立ち飲みスタイルのフードコート「いっぷく横丁」の一角にあります。
フードコート内に金沢おでん・浜焼き・日本酒の3店舗があり、それぞれで注文したメニューをひとつのテーブルに持ち寄っていただくことができるんです。
着席での飲食も可能なので、観光で歩き疲れた人や、ゆっくりとおでんを味わいたい人も安心。この日は15時頃でもお客さんが途切れることなく訪れ、満席に近い賑わいでした。
石川の交通手段はレンタカーがおすすめ
定番から変わり種まで、具材は20種類以上
出汁の香りが漂うアツアツのおでん
おでん鍋の具材を見ながら注文できる
フードコートの席を確保してから販売口へ。湯気とともに、おでん出汁のいい香りが漂ってきます。
おでんの具材は20種類以上!
定番から変わり種まで幅広く、お品書きを見ているだけでワクワクします。
市場内のお店で仕入れた食材を使用
迷ったらおすすめの具材を聞いてみて
オーナーの本田さんによると、市場内にある豆腐やかまぼこの専門店で仕入れた食材を積極的に使用しているそうです。
今回は本田さんにおすすめをお聞きして、盛り合わせにしていただきました!
独特の「車麩」や「赤巻」は外せない!
出汁が染みたおでんをいただきます
今回盛り合わせていただいたのは、金沢おでん独特の具材5種類。
金沢おでんを代表する「車麩(くるまぶ)」、北陸ではお馴染みのかまぼこ「赤巻」、身を取り出して食べる「ばい貝」、蒸した蒲鉾でもちっとした食感の「ふかし」、出汁が染みた関西風の「玉子焼き」です。
なかでも印象的だったのが「車麩」。美味しい出汁が染みていて、ぷるんとした食感がやみつきに。出汁は塩ベースで、昆布の旨味を感じるやさしい味わいでした。
北陸の地酒で“出汁割り”も楽しんで
壁にズラリと飾られた北陸の日本酒
隣接する「北陸の酒蔵 六角」には、北陸の地酒が約40種類揃います。
日本酒を注文された方には、なんと“出汁割り”の無料サービスが!
グラスに1cmほど日本酒を残した状態でスタッフに声をかけると、おでんの出汁を注いでもらえます。古き良きおでん屋さんの文化を楽しめるのも嬉しいですね。
金沢おでんで心も体も温まろう!
えびすさんとおでんが描かれた看板が目印
朝9時から夕方まで営業しており、観光の合間にふらっと立ち寄ることができる「金沢おでん いっぷくや」。
2024年1月に石川県能登地方で発生した震災の影響はほとんどなく、通常営業されています。アツアツの金沢おでんで、心も体も温まってくださいね。
「金沢おでん いっぷくや」へのアクセス
-
【住所】石川県金沢市上近江町50 近江町市場内
【電話番号】076-223-3789
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】火・水曜日 ※祝前日、祝日は営業
【駐車場】なし 近隣の駐車場を使用
【公式サイト】http://www.kachigumi.co.jp/ippukuya/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。