板前の技が光る!金沢・近江町市場の「海鮮丼 ゆたか水産」で豪華海鮮丼に舌鼓
石川県|【更新日】2024年5月9日

金沢観光で外せないグルメといえば“海鮮丼”。ノドグロやカニ、ブリなど、金沢・北陸を代表する海の幸を一度に味わえるのが魅力です。
今回は、金沢の美味しいものが集まる「近江町市場」から、2021年オープンの実力店「海鮮丼 ゆたか水産」をご紹介。約9割のお客さんが注文するという海鮮丼を実食レポートします!
目次
300年の歴史を持つ観光スポット「近江町市場」
約170の専門店・飲食店が軒を連ねる
「金沢市民の台所」として地元民にも親しまれている
金沢駅から徒歩15分。金沢の中心部・武蔵ヶ辻にある「近江町市場」は、江戸時代から300年以上続く活気あふれる商店街です。
迷路のような細いアーケードには、鮮魚・野菜・果物・生花の専門店や飲食店など、約170ものお店が所狭しと並んでいます。
和食の板前がオープンした注目店
早朝7時開店!朝から昼まで使い勝手抜群
「豊」と書かれた大きな看板が目印
今回ご紹介する「海鮮丼 ゆたか水産」は、和食店出身の店主・西村さんが近江町市場内にオープンしたお店です。
開店は市場内でも早い朝7時。ランチはもちろん、朝食としても利用できるという使い勝手の良さが嬉しいポイント。
朝に海鮮丼を食べて、午前中のうちに帰路につくという人も多いそうですよ。
店主が目利きした新鮮な海の幸を味わえる
取材中に入ってきたマフグを捌く店主・西村さん
お昼時には行列になることもあるという同店。その人気の理由のひとつが、西村さんの確かな目利きで仕入れる新鮮な海の幸。
毎朝金沢港の競り場へ行き、店主自ら魚を買い付けているとあって、鮮度と質の高さには定評があります。
石川県内各地でとれた魚が集まる金沢港。元日に発生した令和6年能登半島地震以降、西村さんは「能登の漁師さんを応援したい」との思いから能登の魚を積極的に使っているそうです。
目にも舌にも楽しい、種類豊富な海鮮丼
店内入口付近にある券売機でオーダー
店名に“海鮮丼”と掲げている通り、メニューは丼ものが中心。
金沢名物の「のどぐろ丼」、外国人観光客に人気の「ゆたか富士山丼」、お肉派の方に向けた「和牛ローストビーフ丼」など、種類豊富で思わず目移りしてしまうほど。
中でも一番人気は「近江町ゆたか最強丼」。
お客さんの約9割が注文するというお店の看板メニューです。迷ったらこれを選べば間違いないでしょう。
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看板メニュー「近江町ゆたか最強丼」を実食!
美しく盛り付けられた魚介にうっとり
こちらが噂の「近江町ゆたか最強丼」!
いざ丼ぶりを目の前にすると、その豪華さにびっくり。15種類以上の具材がまるでパフェのように美しく盛り付けられています。
この日の具材はノドグロ、本マグロ中トロ、サーモン、甘エビ、カニ、ウニ、ウナギなどなど。能登産のフクラギと寒ブリも乗っていました。
魚種によって飾り包丁(切り込み)が入っていたり、炙り・酢締めにしてあったりと、板前ならではの丁寧な仕事が随所に光ります。
厚切りの魚を口いっぱいに頬張る幸せ
魚はその日、その時期によって変わる
魚はとにかく厚切りで食べ応え抜群。一口頬張るごとに幸せな気持ちになれます。
さらに、魚の下に敷かれたご飯にもこだわりが。
ちらし寿司のようにゴマ、かんぴょう、ガリ、しいたけが混ぜ込まれていて、味付けもしっかりめ。柑橘酢をベースとしたすし酢は、西村さんが修行していた銀座の和食店のレシピで作っているそうです。
ボリューム満点の海鮮丼でしたが、最後まで飽きることなくペロリと完食しました。
味噌汁・トッピングでさらに海の幸を満喫
香箱カニが豪快に入った味噌汁
海鮮丼にセットで付いてくる味噌汁は変更も可能。今回は一番人気という「香箱カニ汁」(+1,000円)に変更しました。
せっかく金沢に来たなら、ぜひとも味わっておきたい香箱カニ。カニの旨味が凝縮された内子・外子まで味わうことができて大満足でした!
ほかにも、海鮮丼のトッピングとして「カニいくら面」「いくら」「のどぐろ」「うに」が用意されています。お好みの海鮮を思う存分いただけますよ。
ここでしか味わえない海鮮丼を堪能しよう
明るい雰囲気の店内。カウンター席もあり
朝7時からお昼過ぎまで、多くの観光客で賑わう「海鮮丼 ゆたか水産」。お一人様からグループまで、さまざまなシーンで利用できるのも魅力です。
震災の影響はほとんどなく通常営業されているので、ここでしか味わえない唯一無二の海鮮丼をお目当てに足を運んでみてくださいね。
「海鮮丼 ゆたか水産」へのアクセス
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【住所】石川県金沢市十間町31 近江町市場内
【電話番号】090-3293-0032(予約専用)
※5名様以上で予約可能
※その他の予約、空席状況確認等のお電話はご遠慮ください。
【営業時間】7:00〜15:00
【定休日】水曜日 ※連休中、祝日は営業
【駐車場】なし 近隣の駐車場を使用
【公式サイト】https://yutaka-oumicho.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kaisendon_yutaka/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。