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京急オープントップバスで三浦を観光!景色を堪能できるおすすめルート

三浦市|【更新日】2024年5月15日

京急オープントップバスで三浦を観光!景色を堪能できるおすすめルート

京急オープントップバスは三浦市の三崎口駅~城ヶ島を結ぶ観光バスです。
※2024年9月5日から三浦海岸駅~城ヶ島に変更となりました

自然の風を感じながら三浦の景色をたっぷり楽しむことができます。キャベツ畑に海、富士山まで。

ガイドさんのトークも楽しい京急オープントップバスに乗ってみました。

目次

晴れた日には富士山も!キュートなバスで三浦観光をしよう

実は二種類の車両が合体?かわいい車体の誕生秘話

京急オープントップバス けいきゅん

キュートな見た目のバスには「隠れけいきゅん」もたくさん

京急本線の三崎口駅から城ヶ島までを走る京急オープントップバス。
※2024年9月5日から三浦海岸駅~城ヶ島に変更となりました

京急2100形の電車を忠実に再現した車内が乗り物ファンにはたまらない、特別な車両です。

正面には京急のキャラクター「けいきゅん」の顔が。かわいらしい表情が街のどこにいても目を引きます。

ちなみに、けいきゅんは1000形の電車がモデル。

バス製作当時の鉄道本部長が「けいきゅんをバスに使いたい」と強く要望したことから、2種類の電車が合体したような面白いデザインになったそう。

京急の電車愛が注がれたこだわり満載の車両をチェック

京急オープントップバス  こだわり車内

車体には京急のこだわりがぎゅっと詰まってます

乗り物好きならぜひチェックしてほしいのが、バスの1階部分。

シートはもちろん、床のクロスや車号銘板まで、電車と同じものを使っています。

こだわりはなんとナンバープレートまで。京急2100形にちなんで「21-00」を取得しているんです!

1階席は一般の方は乗ることができませんが、2階席も電車をイメージしたカラーリングになっています。

まずは京急オープントップバス案内所でチケットを入手

改札を出て、左手に進むと案内所が

京急オープントップバス 待合所

案内所の中には周辺の観光情報も

では早速、実際に乗ってみましょう! 京急オープントップバスの案内所があるのは京急三崎口駅です。※2024年9月5日から三浦海岸駅に変更となりました

改札を出て左手に歩いていくとすぐに小さな黒い建物が見えます。ここでチケットを受け取ったり、観光情報をチェックできますよ。

中には三浦の染物店で作られた大漁旗も

京急オープントップバス 大漁旗

港町ならではの文化を感じる大漁旗!

待合所のなかには大きな大漁旗も飾られています。実は、大漁旗を専門で作っている三崎口の「三富染物店」で作られたオリジナル。

大きく描かれた「みさきまぐろきっぷ」とマグロの絵が印象的なデザインですね。

三富染物店ではみさきまぐろきっぷ利用者がミニ大漁旗染物体験もできるのだとか。

チケットを受け取り、まもなく出発時刻

京急オープントップバス チケット

みさきまぐろきっぷを使うととてもお得だそう

出発時刻前に、チケットの清算が必要です。現金でチケットを購入する場合は、座席指定のチケットを受け取り、三崎口改札で乗車料金を支払います。

支払い後、「清算済み印」を押してもらえば準備完了!

ガイドさんの案内で、いよいよ30分間の京急オープントップバスの旅が始まります。

まるでアトラクション?三浦の絶景ポイントへいざ出発

坂道多し!どこまでも広がるキャベツ畑と水平線

京急オープントップバス キャベツ畑

三浦といえばキャベツ!カボチャやスイカもあるよ

バスが発車すると、観光案内所のスタッフが手を振って見送ってくれました。眺めのよい二階席から「いってきまーす」と手を振り返します。

バスは間もなく路線バスとは違う道へ。見事な運転技術で、くねくねと細くアップダウンの多い道へと入っていきます。

緑の多い道を抜けると、ゆるやかな丘陵に広がるキャベツ畑が広がり、まるで絵本の世界。

遠くにちらりと水平線や白い風車も見え隠れし、目を楽しませてくれます。

不意に現れる真っ青な海に思わず歓声があがる!

京急オープントップバス 海

広がる海の青さに癒されるひととき

キャベツ畑を通り抜けた先に現れるのが真っ青なコバルトブルーの海! 爽快な色彩に、思わず歓声が上がります。

眼前には城ヶ島の安房埼灯台、その奥には伊豆大島の島影も見えました。

海に浮かんでいる黄色の船は、水中観光船の「にじいろさかな号」。

見どころでスピードを落として走ってくれる気遣いは、観光バスならではです。

風と陽射しを感じながら三浦の自然を間近に感じる

京急オープントップバス 富士山

吹き抜ける風を感じながら景色が楽しめる♡

晴れている日は車窓から富士山を見ることもできますよ。少し雲がかかっていましたが、遠くに白い山頂が姿を現していました。

自然の風と陽射しを浴びながら、山や海、キャベツ畑や風車など三浦を代表する風景を楽しめる充実したミニトリップ。

夏は暑いので、全席にかわいい団扇が設置されています。日焼け止めや帽子、ネックリングなどでさらに対策をして楽しみましょう!

ガイドさんのお話は豆知識満載で聞き応えあり

京急オープントップバス ガイドさん

聞き応えのあるガイドが旅を盛り上げてくれました

広々とした景色もさることながら、30分間の道のりを楽しませてくれたのが、バスガイドさんの解説です。

トークのリズムも心地よく、三浦の風土や歴史について途切れることなく解説してくれました。

地名の由来や、生産されている野菜の豆知識など、三浦観光が楽しくなる情報が満載!

三浦が長い歴史を経て、多くの人に愛されてきたことが感じられる素敵なガイドでした。

城ヶ島に到着!近隣はマグロ料理のお店も多い観光地

京急オープントップバス 城ヶ島

城ヶ島でゆっくり観光を楽しもう

城ヶ島大橋を越え、終着点の城ヶ島に到着です。停留所周辺は、マグロ料理のお店やお土産物店が並んで賑わっています。

岩礁と海のコントラストが美しい三浦半島の先端、城ヶ島。

取材に同行してくださった京浜急行電鉄の大久保さんによると、ウェディングフォトスポットとして、とても人気があるのだそうです。

渡船の乗り場もあるので、帰りは船旅も楽しめますよ。

京急オープントップバスで自然溢れる三浦を体感しよう

緑と海に囲まれた、恵み豊かな三浦半島。光と風を感じながら風景を楽しんでみてくださいね。

間近に広がる畑や海に感動すること間違いなしです。

ぜひ京急オープントップバスに乗って、三浦の魅力が詰まった道のりを駆け抜けてみましょう。

京急オープントップバス案内所へのアクセス

  • 【住所】神奈川県三浦市南下浦町上宮田
    ※2024年9月5日から三浦海岸駅に変更となります

    【営業時間】9:30~14:55

    【料金】
    大人1名 1500円(税込)
    小児・幼児 ※800円(税込)
    ※1才~12才未満・12才の小学生は小児に含む/
    大人の膝上の場合は大人1名につき子ども1名無料、抱っこ紐の着用必須

    【出発日】毎月第2水曜日と三浦国際市民マラソン開催日を除く毎日
    ※雨天・荒天の場合は運休

    【駐車場】無

    【公式サイト】https://www.keikyu.co.jp/information/otb/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

餅田佑子

餅田佑子

大学卒業後はモンゴルで1年暮らした経歴あり。現在はフリーライター。たびらいでは三浦半島を中心とした記事を執筆しています。青ヶ島、礼文島など島旅が好き。ご当地ようかん図鑑を作るのが夢。