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伊豆のめんたいテーマパーク!工場見学や明太子スイーツなど楽しみ方をご紹介

函南町|【更新日】2024年5月9日

伊豆のめんたいテーマパーク!工場見学や明太子スイーツなど楽しみ方をご紹介

静岡県の伊豆半島は、温泉や観光スポットなどの見どころがたっぷりで、観光客が絶えない人気のエリアです。その玄関口にあるのが「めんたいパーク伊豆」です。

明太子について楽しく学びながら味わえる、明太子専門のテーマパークに実際に行って楽しみ方をご紹介していきます。

目次

老舗「かねふく」が運営する明太子専門のテーマパーク

めんたいパーク伊豆1

屋上部分には、明太子がモチーフとなったオリジナルキャラクター「タラピヨ」が!

めんたいパークは老舗明太子屋「かねふく」が運営する、明太子専門のテーマパークです。

素材へのこだわりと明太子づくりへの情熱を食を通して伝えたいという想いのもと、伊豆、大洗、とこなめ、神戸 三田、びわ湖、群馬と全国に6店舗構えています。

めんたいパーク伊豆は人気観光地、静岡県伊豆半島の玄関口にあるので、観光コースのひとつとしても取り入れやすいですよ。

明太子専門店ならではの品揃えを誇る直売所

一番人気は生のできたて明太子!

めんたいパーク伊豆2

一番人気のできたて明太子。試食もできるのでぜひ!びっくりするおいしさですよ

1階には、かねふくの明太子を使った商品を取り扱う直売所があり、40種類ほどが並ぶ豊富な品揃えです。

おすすめは工場直売ならではのできたて生明太子。当日朝にできたものが並んでいて、人気商品のため週末ともなれば午後には売り切れてしまうこともあるそうです。

冷凍のものとは一味違った、しっかりとした粒感と深い旨みを堪能できます。「購入後すぐに食べるなら断然おすすめ!」とスタッフが教えてくれました。

あっちを見ても、こっちを見ても明太子だらけ!

めんたいパーク伊豆3

1階にあるかねふくの明太子を使った商品を取り扱う直売所

その他にもお得用の切子や、いか明太、明太しゅうまい、めんたいクッキー、明太子クランチチョコレートなど、明太子を使った商品が勢ぞろい。さすが明太子専門店!

冷蔵品を購入しても大丈夫!最大6時間の保冷が可能なオリジナル保冷バッグを用意しています(有料)。旅の思い出にいかがでしょうか?

明太子について楽しみながら学ぶエリア

そもそも明太子ってなんだろう?

めんたいパーク伊豆4

明太子について楽しみながら学びましょう

スケトウダラというタラの仲間の魚を辛子入り調味液で漬け込んだものを明太子、塩漬けにしたものをたらこと言います。

かねふくでは研究を重ねて作り上げた独自の調味液を使用しています。また、原卵の成熟度や大きさ、固さに合わせて、熟練の職人が製造工程を微調整しています。

こうして長い間愛されている、こだわりの明太子が生まれているのです。

明太子について楽しく学べる「つぶつぶランド」

めんたいパーク伊豆5

取材時も、子どもから大人までたくさんの方が楽しんでいました

こういった明太子について学べるエリアが「つぶつぶランド」です。ここで仕入れた知識をひとつ紹介!

明太子100gには約400,000粒の卵が含まれているそうです! ものすごい数ですね。思わず「へぇ〜」と声に出てしまうような豆知識がたくさん紹介されています。

ポップなデザインが目を惹くエリアには他にも、トリックアートやシアター、ミニゲームなどがあり、遊びを通して学びを深めることができます。

明太子ができるまでを見学できる「工場エリア」も

めんたいパーク伊豆6

手際良く作業する職人達。卵は潰れやすいため、一つひとつ手作業で行われています

「工場エリア」では、原卵の下ごしらえから漬け込み、熟成、包装など製造工程を目の前で見学できます。

この1日だけでも、20〜30人の職人達の手で600〜700kgの明太子が製造されていたそうです。できたての明太子はそのまま併設する直売所に並びます。

とても充実した工場見学ですが、予約不要でしかも無料というのだから嬉しい限り!ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

明太子づくしのフードコーナーも大人気!

できたて明太子をたっぷり使用したジャンボおにぎり

めんたいパーク伊豆7

ジャンボおにぎりは大きな口を開けて、口いっぱいに頬張るのが正解!

フードコーナーには、定番の明太子パスタをはじめ、明太子グルメが並びます。

今回は、できたて明太子がたっぷり入ったジャンボおにぎりをいただきました。週末には1,000個以上を売り上げる人気商品だそうです。

ドーンとボリューミーなおにぎりに、明太子もたっぷりと詰まります。粒一つひとつの食感をしっかりと感じられる贅沢なおいしさに、思わずにんまり。

意外な組み合わせが実は絶品な明太ソフトクリーム

めんたいパーク伊豆8

ほんのりピンク色をした明太ソフトクリーム

「え!?その組み合わせ大丈夫……?」と不安になる明太ソフトクリームですが、これが絶品なのです!ミルキーな甘さの後に、明太子のピリッとした辛みと風味が広がります。

筆者のように疑ってしまう気持ちを一旦置いて、ぜひトライしてみてください。意外な組み合わせにびっくりするはずです。

他にも魅力はたっぷりですが、ぜひ見てほしいのが……

めんたいパーク伊豆9

限定品と聞くとゲットしたくなるクレーンゲームのお菓子

他にも、ここでしか手に入らない明太子を使ったお菓子が景品のクレーンゲームや、明太子がモチーフとなったカプセルトイもあります。

また、2階には子どもが遊べるキッズランド、富士山を見渡せる屋外足湯スペースなども。

ですが筆者的にぜひ見てほしいのが、1階と2階をつなぐエレベーターです!

あえて写真は載せないでおきますね。扉が開いた瞬間に笑ってしまったので、ぜひ皆さんの目で確かめてきてください!

どこまでも明太子づくしのめんたいパーク伊豆

めんたいパーク伊豆ははじめから終わりまで明太子だらけ!見て楽しい、食べておいしい体験ができるテーマパークでした。

明太子とここまで触れ合った一日は生まれて初めてで、帰る頃には明太子について詳しくなっています。

子どもから大人まで、さまざまな楽しみ方ができるので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

「めんたいパーク伊豆」へのアクセス

  • 【住所】 静岡県田方郡函南町塚本753-1

    【駐車場】 あり(無料)

    【営業時間】 平日 9:30〜17:30/土日祝日 9:00〜18:00

    【定休日】 なし

    【公式サイト】 https://mentai-park.com/izu/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

新井夏海

新井夏海

神奈川県横浜市出身。静岡県の大学に進学し海洋学を学ぶ。卒業後は地元で海系旅行誌を発刊する出版社の編集ライターを経験。“自然のそばで暮らしたい”という思いから静岡に戻りフリーライターへ。現地の魅力を取材・執筆しながら、趣味の旅行、マリンスポーツ、キャンプ、車中泊旅を楽しむ。