三浦半島のグルメを堪能!三崎港の市場「うらりマルシェ」食べ歩きも楽しもう
三浦市|【更新日】2024年5月23日

神奈川県の南部に位置する三浦半島は、一年中新鮮な魚介と野菜に恵まれた自然豊かな土地です。
穫れたての食材が一堂に会するのが三崎港にある市場「うらりマルシェ」。
マグロにキャベツ、三浦ならではの食材が揃うにぎやかな市場は、食べ歩きやお土産選びにぴったり!うらりマルシェのおいしいものをご紹介します。
目次
海の幸と山の恵みを同時に堪能!複合施設うらりマルシェ
穏やかな相模湾に面した三崎港にある市場
市民ホールが併設された大きな建物!
「うらりマルシェ」があるのは、神奈川県三浦市の三崎港。まぐろを扱う飲食店が立ち並ぶエリアにあります。
三浦市の市民ホールが併設されており、三浦の風景を描いた大きな壁画が目印です。
館内には魚介を扱う市場の「さかな館」、産直野菜を販売する「やさい館」があり、三崎港を訪れる人たちがフレッシュな美味しさを求めて集まる人気の施設です。
お魚好きは早朝から訪れるという穴場スポット
三崎港のバス停から歩いてすぐの場所。
日曜日は朝7時からオープンする「うらりマルシェ」のさかな館。三崎のマグロをお得に味わいたい人で朝早くからにぎわいます。
また、年末の大売り出しはさらに大特価で美味しい魚介が購入できるとあって大人気。首都圏からも多くの買い物客が訪れます。
さかな館でプロが追求した味をリーズナブルに
三崎といえばマグロ!老舗魚屋「魚音」は要チェック
まるでルビーのような真っ赤な赤身!
早速、うらりマルシェの1階にあるさかな館へ行ってみました。海産物や加工品、総菜などを扱う店舗が並んでいます。
なかでも目を引くのはやはりマグロ。冷凍で販売している店舗が多いなか、解凍して販売しているのが老舗魚屋「魚音」さん。
鮮やかな赤色のマグロのブロックがどーんと置かれています。
店員さんが「三崎のマグロもピンからキリまで。魚音のマグロって書いてね!」と仰っていて専門店の誇りを感じました。
店頭には新鮮な魚介がぎっしり並ぶ「鈴木水産」
「ハイ、まぐろー!」と威勢のいい声が飛び交う
マグロの柵を見せてくれたのは「鈴木水産」の店員さん。「メバチマグロはあっさり、インドマグロは脂が多めですよ」と丁寧に説明してくれました。
おすすめの食べ方など、店員さんとのやりとりを楽しめるのも市場の醍醐味ですね。
入口に近い「さざえや」には浜焼きコーナーも。「さんき」はマグロめかぶが人気のお店です。
観光で来た人には、帰宅日に到着するよう日付指定で配送もしてくれるのだとか。
三浦の新鮮野菜が集まるやさい館でお土産をチェック
さすが三浦!積みあがるキャベツの山に圧倒される
ふわっと軽い春キャベツは緑鮮やか♡
うらりマルシェの2階は「やさい館」です。産直野菜と三浦の名産品が集まっており、お土産探しにぴったり。
編集部が訪れた4月はちょうど春キャベツの旬の時期。袋に入ったキャベツが入口にごろごろと積みあがる姿は圧巻でした。
みずみずしく柔らかそうな春キャベツ。三浦を代表する特産品のひとつです。
筍にハーブ…料理好きにはたまらないレアな食材
ハーブや山菜が一か所で揃う
やさい館で扱う野菜にはすべて生産者の名前が記載されています。
玉ねぎやトマトなどのメジャーな野菜が平台に並ぶほか、穫れたての筍も!
「三浦で穫れない野菜はない」と言われるほど、さまざまな野菜が生産されている三浦市。
お値打ち価格のハーブもあり、料理好きの方にはたまらない産直ショップです。
ポップコーンやご当地カレーはお土産に最適!
ひとくせあるお土産に心奪われる
三浦半島にちなんだお土産も充実していますよ。三崎まぐろカレーや横須賀海軍カレーなどレトルトカレーも種類豊富。
変わり種のお土産として、ポップコーンもあります。その名も「まぐろいもポップコーン」!
ユニークな名前に惹かれ、ついつい手にとってしまいます。
新鮮な美味しさを楽しむことができる館内
ふんわりアツアツ!「三崎まぐろ倶楽部」のとろまん
冷凍での販売もアリ!自宅でもとろまんが楽しめる
うらりマルシェの館内には、食べ歩きにぴったりな商品も揃っています。「とろまん」はマグロのトロを使用している中華まんです。
さかな館の「三崎まぐろ倶楽部」の店頭で、蒸し立てを購入することができますよ。
割ってみると、ふっくらフワフワの皮に、ジューシーな餡が詰まっています。
野菜も入っており、キャベツが旬の時期は三浦のものを使用しているのだそう。頬張るとやさしい旨味が口の中に広がります。
湘南ゴールドのフレッシュジュースが味わえる「うらりテイスト」
季節によって違う果物を楽しめるのも魅力♪
やさい館の入口手前にある「うらりテイスト」は豊富なメニューが揃うドリンクスタンドです。なかでもおすすめは三浦の旬の果物を使ったフレッシュジュース。
湘南ゴールドのフレッシュジュースをテラスでいただきました。見た目が黄色いので酸っぱいかと思いきや、爽やかな酸味と甘さ、そして柑橘特有のほろ苦さが絶妙なバランス。
すっきりとした後味がくせになる美味しさでした。
もちっと食感が新しいもち米シウマイも試してみた
もちもち食感が好きな方にはたまらない逸品!
うらりテイストで見つけた「もち米シウマイ」もいただきました。まん丸のもち米のなかには、マグロを使った餡が入っています。
あつあつのシウマイに、カラシと醤油をつけていただくと、マグロがごろっと入っていて噛むと旨味が広がります。
皮のつぶつぶモチモチした食感も楽しく、何個でも食べられそうでした。
自宅でお土産をオープン!さつま揚げとマグロの角煮
ほんのり甘さがポイント「まぐろ工房 清月」のさつま揚げ
薄いけど食べ応えのあるさつま揚げ♡
うらりマルシェでは店頭で製造している加工品も多く、おうちご飯にぴったり。
さかな館にある「まぐろ工房 清月」の「マグロのさつま揚げ」は、さっとフライパンで温めていただきました。こんがりとしたきつね色が食欲をそそります。
まぐろ、ニンジン、ネギが入っており、旨味たっぷりの甘じょっぱい味付け。ところどころに、とろっとした甘みのある脂が感じられて、他にはない美味しさでした。
ご飯がすすむ豊かな味わいのマグロ角煮
溢れだすマグロの旨味にご飯が止まらない
同じく清月さんのマグロの角煮も白米と一緒にいただきました。濃い茶色に煮付けられているので、味も濃いのかと思いきや、ほどよい甘辛さでご飯が進む味わい。
ほろっとほぐれる身の食感もよく、お箸が進みます。生のマグロとは違う美味しさが堪能できるひと品です。
三浦の旬と人の温かさが詰まったうらりマルシェへ!
「おいしいよ!」「いらっしゃい!」と飛び交う声のにぎやかさや、丁寧な商品説明で人の温かさを感じるうらりマルシェ。
一年中、おいしい食材が楽しめる三浦ならではの魅力が詰まっています。ぜひ、食べ歩きやお土産探しに立ち寄ってみてくださいね。
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うらりマルシェへのアクセス
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【住所】神奈川県三浦市三崎5丁目3−1
【営業時間】
さかな館 9:00~17:00(日曜 7:00~17:00)
やさい館10:00~17:00(土曜・休日9:00~17:00)【駐車場】有
最初の1時間は240円(以後30 分毎 120円)
入庫後12 時間最大700円(以後1 時間毎 240 円)
駐車サービス券有【公式サイト】https://www.umigyo.co.jp/marche/
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