創業昭和19年。旭川「日本醤油工業」は伝統の味を今も守る醤油メーカー
旭川市|【更新日】2024年5月23日

昭和19年、旭川に誕生した醤油製造会社。
歴史ある「日本醤油工業」(キッコーニホン)は、今旭川のため・北海道のために地域の人とタッグを組んで新しいスタートを切ろうとしています。
多くの新製品を次々に製造する日本醤油工業の社長・茂木浩介さんにお話を聞きました。
目次
キッコーマンと合意し「日本醤油工業」が設立
農林水産大臣賞を受賞した『特級しょうゆ』とは?
80年の醤油づくりの歴史が凝縮した逸品ですね
これまで日本醤油協会が主催する全国醤油品評会で、4度もの農林水産大臣賞を受賞している「キッコーニホン特級醤油」。最高峰である農林水産大臣賞を受賞している商品です。
旭川名物のラーメンをはじめ、地域と市民の味わいを支えてきた商品が高く評価されています。
旧工場の中は昔のまま。団体での見学も事前予約で可能
茂木社長が昔ながらのもろみの圧搾方法を教えて下さいました
使用されなくなった旧設備がそのまま残っており事前予約により見学が可能です。
現在の工場は、衛生管理・品質管理・法的な適合性を考慮し、食品の安全を約束する「FSSC22000」を取得。より安全・安心な商品を製造しています。
「キッコーニホン」ブランドは旭川、そして北海道の顔へ
新商品も続々登場!開発は社長自らも行うのだとか
茂木社長と全道各地の人々の思いが詰まった商品がいっぱい!
現在日本醤油工業では、道内179市町村中50~60の市町村と手を組み製品を製造しています。
アイテム数はおよそ400アイテム。在庫を持たないことで叶う製造方法です。
「売る人が売りやすいよう安全・安心なものをつくっています。一蓮托生でないとできませんね」と茂木社長。
日本醤油工業は商品開発のプロ。ヒット商品を多数輩出し、漁協・農家・地方自治体で多くの商品が販売されています。
社長とスタッフが商品と工場にかける思いとこれから
リニューアルしたラベルは旭橋や大雪山連邦など旭川のシンボルが。
清酒工場から醤油工場となり、長い歴史を重ねてきた茂木社長に、今後の思いを聞きました。
「自分たちの変わらぬ味をそのままにお届けするため、昔からの味を大切にしながら味の調整を常にしています。」
「また、地元・旭川市や北海道の人々が日本醤油工業の商品をもっと知って頂き誇れるものにしていきたいと思っています。そのために、直売店での商品のご紹介の仕方や、SNSの運用、様々な企画など、少しでも皆さんと共に生きる会社にして行きたいと思っています。」
キッコーニホンの商品を手に取ってみませんか
今回は旭川の醤油製造会社「日本醤油工業」をご紹介しました。
直売店では醤油はもちろんのこと、醤油をベースにした様々なドレッシング・たれ・つゆが並びます。
旭川はもちろん、旭川市外でも日本醤油工業製造の商品を見かけたら、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。
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日本醤油工業へのアクセス
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北海道旭川市曙1条1丁目
【アクセス】JR旭川駅より車で約5分
【電話】0800-800-7772
【営業時間】10:00~17:30
【定休日】なし・年末年始
【駐車場】有り
【公式サイト】https://www.kikkonihon.co.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。