秘密はソース!伊東でアジフライが一番美味しく食べられる店「ごはん酒菜 そのに」
伊東市|【更新日】2024年5月1日

伊東の名物グルメの一つ、アジフライ。そのアジフライを伊東で一番美味しく食べさせてくれるのが、南伊東「ごはん酒菜 そのに」です。
一番美味しいと断言できるその秘密はアジフライ専用ソース。伊東名物アジフライを全国区にしようと店主が開発したソースは、まさに専用の名にふさわしいアジフライ新境地の美味しさ!今回はその絶品アジフライ定食をいただきます。
目次
伊東大川沿いのレトロな古民家カフェ
店主は伊東育ちの若き二代目
伊東大川沿いにヒョイと現れる古民家がお店です
伊豆急行南伊東駅から歩いて5分、伊東大川沿いに杉板づくりの古民家があります。レトロな外観のお店が「そのに」です。
店主はお父様も板前という料理人の二代目。伊東や東京の海鮮料理店で腕を磨いたのち、地元である伊東にて2018年にオープンしました。なんでもこの物件に惚れ込んで自身でDIYを重ねたそうです。
夜はカウンターで串揚げもおすすめ
夜はカウンター席の目の前で串揚げを揚げてくれるそう
店内はカウンター6席のほか、テーブル席が8席、小上がりに座敷が10席。暖かみのある和テイストで、古民家の良さを残したリノベーションを施しています。
何気ない椅子やテーブルも触った感触や座り心地が良く、寛いだ雰囲気で食事が楽しめます。夜は串揚げがメインだそうなので、カウンターでいただくのも乙ですね。
マフィンやケーキ、コーヒーなどカフェメニューも揃う
左はスイーツ専用コーヒー、右の冷蔵庫にはスイーツたちが
物販とスイーツコーナーです。実はこちらのお店、和食だけでなくケーキ、スイーツ、コーヒーなどのカフェメニューもおすすめです。
お店の道路側にブースがあってテイクアウトも可能。そしてコーヒーはスイーツに合わせて焙煎したものが楽しめるそうです。こちらは後ほどご紹介しますね。
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専用ソースが開くアジフライの新世界
おしゃれでヘルシー、一番人気のアジフライ定食
ピチッと並んだアジフライ定食。見た目も美味しそう〜
定食が到着。お膳にジャストサイズでハマるお皿もいいですね。大ぶりのアジフライが2枚、付け合わせに大根サラダ、手前にお漬物とポテサラ、厚焼き玉子とご飯です。
汁物としてコーンスープがつくのですが、味はしっかり、でも濃すぎない絶妙なバランスでご飯のお供にピッタリでした。
初めての味!アジフライのための「味和伊ソース」
衣は薄くカリッと、揚げ物上手な職人技!
見てくださいこの衣の薄さ。カリッとした衣のすぐ下には肉厚のアジが顔を出します。そしてなんといってもこのソースです。
アジフライ専用として開発されただけあって相性は抜群。醤油風味のウスターソース、そこに多様なフルーツが加わった味、とでも表現できるでしょうか。深みと爽やかさが共存する初めての味です。
伝統のアジフライ定食を美味しくリニューアル
このソースがまたご飯に合うんです。箸が止まらん!
アジフライと言えばご飯ですね。このご飯も美味いんです!甘みがあって澄んだ味、十六穀米ですが洗練された爽やかなご飯です。
こちらは店主の同級生にして米マニアの網代・土屋米穀店から仕入れたこだわりのお米。無洗米なので栄養価も高いそう。味だけでなく健康も意識しているところが新世代の感覚ですね。
アジフライ専用ソースを伊東のソースに!
専用ソースで伊東のアジフライを全国へ!
店主の太田真矢さんにお話を伺います。ソース開発は従業員の賄い研究からスタート、好評だったので看板メニューとしたそうです。
太田さんは伊東名物アジフライを専用ソースで、その名を全国に轟かせるという目標を持っているそう。確かに伊東のアジフライは絶品揃いですが、専用ソースで売り込みとはいいアイディアですね!
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和フィンにピンス、ここだけの絶品オリジナルスイーツ
桜抹茶マフィンと専用焙煎の深煎りコーヒー
グルメ仲間が多い店主、お米やコーヒーなど珍しい品を揃えています
名物アジフライと同じくらいおすすめしたいのがスイーツです。お店には厨房と別でスイーツ工房があり、手作りのケーキやマフィンを提供しています。その工房から届いたのは和フィン。
和の甘味をマフィンに練り込んだ、ここだけのオリジナル「桜抹茶マフィン」です。そしてコーヒーは和フィン用の深煎り、いい香りがします。
うまさの秘密は和の甘味の使い所
和洋の美味しいが何重にもやってくる美味しさ。好きです、和フィン!
和フィンを割ったところ、抹茶の緑がとても綺麗です。その中には桜の餡が入っていますね。生クリームをつけていただきます!
生地の抹茶が濃いめに入っているので、桜あんことの相性が絶妙です。そこに外側のちょこっとチョコレートがナイスタイミングで登場。しっとりしていて程よい硬さもある、そして噛むほどに味が出てくる絶品です。
伊東グルメに推したい新食感の「伊東ピンス」
山盛りで出てきた「伊東ピンス」ミルクをたっぷりかけて♪
こちらもぜひ試していただきたい名物「伊東ピンス」。ピンスとはなんぞやということですが、生クリームを凍らせたようでいて全然シャリシャリしないなめらか新食感の氷菓子です。
山盛りになっているのがピンスの部分、ボリュームがありますね。ピンス製造機は伊豆に1台、こちらにしかないそうです。
うますぎて山盛りピンスも完食!
アイスのようでアイスでない、言語化不能のうまさ!
ピンスとは糸を意味するそうで、その名の如く糸状になっていてスプーンを入れても崩れません。と思えば、口に入れるとその糸が一斉に溶け出し、繊細なことこの上なし。
ソフトクリームとかき氷のいいとこ取りをしたような冷菓です。抹茶ピンスに白玉とあずき豆がこれまたマッチです。スプーンが止まらず、山盛りピンスもあっという間に完食でした。
伊東の美食ネクストジェネレーション
伊東のアジフライはどこも美味しいのですが、ソースに注目したところが素晴らしいアイディアですし、味も本物でした。店主の太田さんは若い世代の料理人ですが、その腕も確かで研究熱心でもあります。
今後、伊東の飲食界を引っ張っていくような存在になるかもしれませんね。新世代の伊東グルメが楽しめる「そのに」、おすすめですよ。
「ごはん酒菜 そのに」へのアクセス
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【住所】静岡県伊東市広野3-2-7
【電話】0557-28-0078
【営業時間】11:30~16:30 ランチ(L.O.14:30)、カフェ(L.O.16:00)
ディナー18:00〜22:00(L.O.21:00)【定休日】水曜日
【駐車場】あり(4台)
【公式サイト】https://www.sononi-izu.com
*掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。