“ニッポンの良いもの”を厳選!老舗「小田原 江嶋」で探す喜ばれる贈り物
小田原市|【更新日】2024年4月23日

1661年に創業し、現在は17代目が当主を務める「小田原 江嶋」。
日本茶と和紙を中心に、日本の良いものを数多く取り扱っています。地元の方はもちろん、観光客にも愛される「小田原 江嶋」の魅力とは?
目次
地元民から観光客まで幅広く愛される1661年創業の老舗
当時の趣を残したまま関東大震災後に復興
小田原の商家に多い、出桁(だしげた)造りが特徴
初代・江嶋権兵衛が城下町だった小田原で商いを始め、2021年に創業360年を迎えた「小田原 江嶋」。海辺での製塩業からスタートし、徐々に和紙やお茶などを取り扱うようになりました。
趣のある外観ですが、現在の建物は1928年に再建したもの。関東大震災によって焼失した店舗を、15代目平八が多額の費用を費やし再建しました。
和の心を感じられる広々とした店内
以前は隠れていた梁を現在はあえて見えるつくりに
広々した内装は2019年に一新。当時の趣きを残しつつ、耐震のために柱を設けるなどの工事を行いました。
和紙やお茶以外にも、海苔、茶器、和雑貨、書道具、冠婚葬祭にまつわるアイテムなども。お茶や海苔を求めてくる地元民だけでなく、外国人をはじめ観光客も多く訪れます。
店内には“ニッポンの良いもの”がいっぱい
江戸中期から取り扱う色鮮やかな和紙
選ぶのがわくわくする、色鮮やかな和紙♪
創業当初から和紙を取り扱っているため、店内には和紙や便箋、冠婚葬祭で使用する封筒など、紙製品が多く並びます。
職人が手づくりしている一点ものの和紙やユネスコ無形文化遺産の本美濃紙、彩り豊かな友禅紙、楮100%の手漉き和紙も。箱や壁に貼るなど、さまざまな使い道があります。
お土産にぴったりな和紙製小物もあるので、チェックしてみてください。
お土産にもぴったりの江嶋オリジナルのお茶
風神雷神のパッケージは「江嶋園」
お茶は静岡県掛川産の深蒸し茶や地元神奈川県産の足柄茶があり、手軽なギフトから自宅でのんびり味わえるものまで数多く用意。
観光客はもちろん、地元の人も気軽に立ち寄って買っていく姿が見られました。
お茶をおいしく飲むために厳選された茶器
お茶といっしょに買って帰るのもいいかも♪
お茶を取り扱っているため、お茶がおいしく飲めるような茶器もたくさん並んでいます。お茶の味がまろやかになる陶器の急須、南部鉄器や磁器のポット、抹茶碗など、ラインナップは種類豊富です。
他にも海外の方が好みそうな富士山の形のプレートや、日本昔ばなしのイラストが描かれたカップなども置いてあります。
ワークショップや博物館など買い物以外の楽しみも
江戸時代の台帳が展示された街かど博物館
関東大震災の火災でほとんどが焼失したため新たにつくった財産台帳
産業文化を伝える地域資産がたくさんある小田原では、街のあちこちに「街かど博物館」があります。「小田原 江嶋」の店舗の一角にもコーナーが設けられていて、買い物ついでに見られるようになっています。
ショーケースの中には江戸時代末期の財産台帳や鹿革製の法被、道中茶道具、益田鈍翁愛用の梅型茶釜などが展示されています。
鹿革製の法被は1928年に建物が再建された完成記念に、棟梁たちに配られたもの。当時は毎年この法被を着て集まり、商売繁盛を祈願したそうです。
月に1回開催される草絵のワークショップ
テーブルが置かれた店舗奥の広々としたスペースで開催!
店舗では月に一度のペースで、草絵づくりを体験できるワークショップを実施。和紙や古い着物などの布を組み合わせて、季節の風景などを草絵の技法で描きます。
ハサミやタオル、ウェットティッシュを持参する必要があり、参加は事前予約制。気になる方はぜひお店に問い合わせをして、予約してから訪れるようにしましょう。
小田原 江嶋で日本らしいお土産探し
厳選された質のいい品ばかりが揃う「小田原 江嶋」。自分へのお土産やご褒美はもちろん、相手が必ず喜んでくれそうな安心の贈り物を探すことができます。
昔ながらの店のつくりや街かど博物館など、歴史を感じるのにも良い場所。ぜひ散策途中に立ち寄ってみてください。
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「小田原 江嶋」へのアクセス
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【住所】神奈川県小田原市栄町2-13-7
【電話番号】0465-22-1661
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】水曜
【駐車場】あり(無料)
【公式ホームページ】https://www.ejima.net/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。