AIEN BAKERY(アイエンベーカリー)| 遊び心あふれる“公園ベーカリー”で、沖縄の空気を感じながら癒しのひとときを
北谷町|【更新日】2024年4月15日

気軽にワンハンドで味わえるパンは、旅のお供にぴったり。
ハイレベルなベーカリーがいくつも存在する沖縄の中でも、パン最前線に躍り出た「AIEN BAKERY(アイエンベーカリー)」は、一風変わった雰囲気や楽しみ方ができると評判になっています♪
しかも、北谷町砂辺(ちゃたんちょう・すなべ)にあるオシャレカフェ「AIEN COFFEE & HOSTEL(アイエン コーヒー&ホステル)」の系列店とあれば、もう期待しかありません…!
目次
細い坂道を登った先に見つかるベーカリー
到着するまでの道のりもワクワク
隠れ家店を探すのも旅の楽しみ♪
目的のベーカリーを目指して、道の途中にそっと設置された看板を頼りに、北中城村仲順(きたなかぐすくそん・ちゅんじゅん)の丘陵地をドライブ。
地元民でもちょっと見つけにくい奥まった場所にあり、好奇心旺盛なトラベラーなら、ことさら興味を惹かれちゃいますね♪
ヴィンテージ感のある個性的な建物を発見!
元々は「OIST(沖縄科学技術大学院大学)」内の学食カフェとしてスタートした「AIEN BAKERY」。
2023年7月にリプレイスオープンしたこちらは、築60年の“外人住宅(戦後に造られた米軍基地関係者向け住宅)”をフルリノベーション。今新たに建てようとしても決して真似できない独特の味わいがあり、存在感抜群です。
店舗目の前にある駐車スペースが満車の場合は、公式Instagramのハイライトを参考に、第2駐車場駐車に向かうといいですよ。
目移り必至♪ 素材と手作りにこだわったパンが充実
パンの表情が引き立つ内装でお出迎え
無機質なようで温かい、オンリーワンの世界観で魅了
店内に足を踏み入れてまず驚くのが、外観からは想像できない内装。スタイリッシュなグレーの空間に、黄金色に焼き上がったパンたちが整然と並んでお待ちかねです。
惣菜系にスイーツ系、冷たいパン…と、バリエーション豊富!
イチオシのカレーパンは、辛いのが苦手な方にも◎
エキゾチックな風味に食欲を掻き立てられるのが、「スパイシーポークカレーパン」。
生地の中には、インド南西部に伝わるお酢が効いたカレー料理・ポークビンダルーを包み込んで。パンの上には、キャロットラペ、紫キャベツのマリネ、オニオンフライを彩りよくのせて…と、まるで一品料理のような手間のかけようです。程よい酸味はありながらも、辛味はかなり抑えられていて食べやすく、クセになる美味しさですよ♪
惣菜パンはほかにも、北中城村産のアーサ(海藻)をのせたバケット、県産のマグロやメカジキを使った土日限定のフィッシュサンドなど、できる限り沖縄の素材&自家製にこだわった、種類豊富なラインアップを楽しめます。
ショーケースの中には、ひんやり甘いパンが待機♡
おやつには、ギルトフリーな冷んやりスイーツパンを
ヴィーガン向けにレシピを開発した「まるでチョコクリーム」は、ひと口でそのネーミングに納得。
豆乳、ココア、ひまわり油などで作るクリームは、チョコレートが一切使われていないというのが信じられないくらい、濃厚なチョコ感に笑みがこぼれますよ♡
ちなみに「AIEN BAKERY」に並ぶほとんどのメニューが、乳製品不使用なのだとか。アレルギーや乳糖不耐症の方、小さな子ども連れのファミリーにも嬉しいですね。
評判のシナモンロールは、即売り切れもしばしば
ご指名買いも多い人気者!「シナモンロール」
「シナモンロール」には全粒粉の生地が使われており、食べ応えも十分。シナモン、カルダモンをベースにした自家製ペーストとたっぷりのクルミを巻き込んで、こんがり焼き上げています。
オーナーの稲嶺さんの遊び仲間でもある沖縄市の専門店「AMBER HOLIC.(アンバーホリック)」の焙煎豆で淹れるコーヒーと共に、ぜひ。
アートな空間とテラス、どこで食べようか迷っちゃう!
アイエンの世界観に引き込まれるイートインルーム
外の自然と調和し、公園の中にある東屋を思わせる内観
さて。お気に入りのパンを購入したら、どこで食べようか?
店内で席を探して奥へ進めば、圧倒的な個性が光るアイエンの世界観に引き込まれることでしょう。
見渡す限りモルタル造形が広がる空間は、カウンターなどが地面から生えている雰囲気を意識したデザインが施されています。
窓に映る景色がそのままアートの一部に
生きた景色を眺められるピクチャーウィンドウが素敵
窓は、元からあった鉄の格子を取り払い、木製の窓枠を額縁に見立てて緑のコントラストをプラス。木々の葉っぱが風に揺られる動きのある景色を、絵画のように楽しめますよ。
眼福♪3階の無料展望デッキからの景色も必見!
「どう遊ぶ?」と問いかけてくるクリエイティブな空間
「AIEN BAKERY」のコンセプトは、“公園みたいなベーカリー”。
難しいことは考えずに、すとんとベンチに座って、好きなパンを食べる。そんな風に気軽に過ごせるのがここの魅力なのかもしれません。
併設のショップでは一期一会の出合いがあるかも?
サイケでポップなアイテムがそろう販売スペースも
さらにもうひとつの部屋では、「PARADISE KIDS(パラダイスキッズ)」のカラフルなアクセサリーや子供服などを展開!
稲嶺さんの妻・ハンドメイド作家のルルさんの「LULU ULTRASOUL(ルルウルトラソウル)」がプレゼンする古着ラインを、親子でのぞいていってはいかがでしょうか?
いつもの公園に遊びにきた気分で、テラスでのんびり♪
焼きたてパンをすぐに、“AIENテラス”でどうぞ
特に天気がいい日は、開放感のあるテラスに座るのがおすすめです。子どもたちが走り回る横でパパママがパンをつまんで休憩する姿があるのは、アイエンの日常風景です。
太陽の下でのピクニックには、「チャイ」もおすすめ
パンと好相性&甘すぎないお味で、実は密かにファンが多い「チャイ」をお供にするのもいいですね♪
異彩を放つ唯一無二のベーカリー
次に訪れる時も、また違った魅力に出合えるはず
丁寧な仕事ぶりが伝わるパンを、公園感覚でカジュアルに味わえる「AIEN BAKERY」。
「今現在、イートインスペースを極限までシンプルにしているのは、まだまだエンタメ的なサプライズを仕掛けていきたいから。我ながら、かなりキテる空間じゃないですか?」と、少年みたいに弾んだ声で語るオーナーの稲嶺さん。このお話を聞いているだけでも、大人がハッピーに遊んでいる感じが伝わってきて、こちらもつられてクスッと笑ってしまいました!再来店するのが楽しみになりますね♪
より多くの焼き立てパンに出合える狙い目の時間帯は、9〜10時くらいとのこと。沖縄滞在中の1日はちょっぴり早起きをして、爽やかな空気の中で朝ごはんを味わうのも、きっと旅の特別な思い出になりますよ。
「AIEN BAKERY」へのアクセス・基本情報
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【住所】沖縄県中頭郡北中城村仲順263番
【問い合わせ】電話番号の設置なし ※最新情報はSNSをチェック!
【営業時間】8時~16時
【定休日】月・火曜(祝日に当たる場合は翌日休の場合あり。SNSでの事前確認がベター)【駐車場】あり ※専用駐車場(約8台)のほか、徒歩約5分の場所に共用の第2駐車場あり
【公式SNS】Instagram:@aien_bakery
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。