こんにちは、ゲスト
  • 記事を探す

    キーワード

    エリア

    テーマ

こんにちは、ゲスト

2023年リニューアルOpen!「那覇市第一牧志公設市場」の魅力をご紹介

那覇市|【更新日】2024年4月17日

2023年リニューアルOpen!「那覇市第一牧志公設市場」の魅力をご紹介

「那覇市第一牧志公設市場」は、県内でも多くの観光客が足を運ぶ人気観光スポットのひとつ。

今回は、活気あふれる公設市場の魅力と楽しみ方をご紹介いたします!

目次

賑わいはそのまま!明るく広々とした施設へとリニューアルOpen

第一牧志公設市場の中の様子

所狭しと並ぶ沖縄ならではの食材に入った瞬間ワクワク♪

1950年に開設されて以降70年近く、多くの県民、そして観光客の方に親しまれていた「第一牧志公設市場」。

そんな歴史の詰まった市場ですが、建物の老朽化のため2019年に建て替え工事を開始し、2023年にリニューアルオープンしました。

新しくなった第一牧志公設市場は以前と変わらず、1階は「生肉・鮮魚・生鮮」を中心とした店舗となっており、2階は沖縄グルメが味わえる飲食店が並んでいます。その数、なんと約80店舗。

新設された3階にはイベントの際に使える多目的室、調理体験室など、地元の人が利用できる施設を設置。

昔ながらの賑わいを残しつつ、県民や観光の際に訪れた人々が利用しやすい市場へと生まれ変わりました。

そのおかげもあってか週末になると、地元の人や観光客の方で市場内がぎゅうぎゅうになってしまうんだとか。

沖縄の食材がずらりと並ぶ1階

「第一牧志公設市場」の魅力はなんといっても、沖縄ならではの食材が豊富なこと!

鮮魚、精肉、生鮮とそれぞれのエリアには店主のこだわり食材が並んでいます。

正月やお盆などクワッチー(沖縄の方言でごちそう)を作る時期は、いつも以上に地元の人も多くなるそうです。

赤、青、黄色とカラフルな魚たちが並ぶ鮮魚エリア

第一牧志公設市場の鮮魚エリア

カラフルな魚たちのインパクトが凄い!

鮮魚エリアに並ぶのは、赤や青など、沖縄ならではのカラフルな色合いが印象的な魚たち。

その奇抜さは多くの観光客の目を引くこと間違いありません。

魚だけでなく水槽の中で生きたまま売られている伊勢エビ、高級食材の1つと言われているヤシガニの迫力も見ものです。

このように見るだけでも楽しめる鮮魚エリアですが、魚や貝などを自分で選び、2階の食堂で調理してもらえる「持ち上げシステム」も見逃せません。

「その店のおすすめは?」「この魚・貝はどうやって食べた方が美味しいの?」と悩んだときは、鮮魚のプロに相談!

予算や希望を伝えれば、お店の人がその時期のおすすめや調理方法を教えてくれますよ。

もちろん購入した後は、お店の方が2階の調理スタッフへ引き渡してくれるのでご安心を。

購入時、調理代として魚介類の購入費用とは別で料金が発生します。

そのため、持ち上げシステムを利用する際は、店舗の方に事前に料金を確認しておきましょう。

牛、豚、鶏!県産肉の種類も豊富

第一牧志公設市場の生肉エリア

名物チラガーはお土産として人気♪

精肉エリアには、県産ブランドの豚肉あぐー、やんばる若鶏、県産和牛などお肉のラインナップも充実。

ここで購入した肉類も2階の食堂で調理してもらえるため、気になる食材があった場合は、お店の方に声をかけ調理スタッフに渡してもらいましょう。

また、精肉店では調理済みのお肉も販売しているため、お土産としてもおすすめ。

今回話を伺った「上原精肉店」では、県産豚を使用した「手作りラフテー」や「スモークチラガー」が人気で、どちらも直ぐに食べられるように味付けされているため、お土産としてだけでなく、自宅用として購入する方も多いんだとか。

お土産としても人気!生鮮エリアで沖縄の食材をGET

第一牧志公設市場_沖縄(海ブドウ)

沖縄県産の海藻、乾物、漬物、調味料など、沖縄ならではの食品類が並ぶ生鮮エリアも必見。

このエリアを取材している際に、いろいろお話を伺った「みき屋」では、ダントツで「海ぶどう」が売れているそうで、多い方で1人3~5パックほど購入する方も。

取材中、実際に3パックまとめ買いする方が多く、山積みだった海ぶどうがあっという間に売れていきました。

その他にも、第一牧志公設市場の老舗「平田漬物店」の漬物も要チェック。

創業75年を迎えた平田漬物店では「島らっきょう」をはじめ、沖縄の食材を使った漬物が味わえるほか、ユニークな店長との会話も一興です。

沖縄グルメが味わえる2階

第一牧志公設市場の食堂

持ち上げシステムを使ってランチタイムを満喫している方も。

12店舗もの飲食店が並ぶ2階では、沖縄そば、タコライスなど沖縄のソウルフードが味わえるほか、ほとんどの食堂で持ち上げシステムが使えるため、1階で購入した精肉・鮮魚を使ったメニューが楽しめます。

第一牧志公設市場の店舗

変えたらラッキー!幻のサーターアンダギー

食事のほか、おやつとしてもおすすめなのが県産フルーツを使ったスイーツや、沖縄の伝統菓子サーターアンダギー。

小麦粉と砂糖、ミルク、卵黄だけで作った「歩」の手作りサーターアンダギーは大人気で、10時にオープンし、早いときは11時台で売り切れることも。

ちなみに私も取材時に買いに行きましたが、11時にはすでに売り切れていました・・・。

フォトスポット、飲食店など施設外の店舗も充実

第一牧志公設市場の外周

第一牧志公設市場のスタッフ気分を味わえる!?可愛らしいフォトスポット

市場の中も魅力的ですが、新しくなった第一牧志公設市場は外の施設も充実。

オシャレなドリンクを販売している店、昔ながらの乾物屋さん、お土産屋さんなどが連なっています。

その中には、新施設として「フォトスポット」を設置。

牧志公設市場の象徴的存在だった「チラガー(名前はジェニファー)」や県産食品と一緒に思い出の写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

第一牧志公設市場の基本情報

  • 【住所】沖縄県那覇市松尾2-10-1

    【最寄り駅】ゆいレール牧志駅より徒歩9分・美栄橋駅より徒歩10分

    【電話・FAX 】 098-867-6560

    【営業時間】8時~22時(店舗で異なります)

          ※2階食堂ラストオーダー 20時

    【定休日】毎月第4日曜日 (12月は毎日営業 )

        正月、旧正月、旧盆(店舗で異なります)

    【駐車場】最寄りパーキングエリア

    【公式サイト】https://www.makishi-public-market.jp/

那覇市周辺の観光エリア

ライタープロフィール

運天杏奈

運天杏奈

生まれも育ちも沖縄!沖縄の魅力をもっと多くの方に伝えてみたい、まだ見ぬ沖縄の魅力を発見したいと思うようになりフリーライターへと転身。ビールと海が大好きで、休日は息子とビーチクリーンをやったり、気になるビールを買いに行ったりと県内各地をウロウロするのが私の楽しみです。