運転士の体験や本格ジオラマも!川崎・宮崎台「電車とバスの博物館」で遊ぼう
川崎市|【更新日】2024年4月11日

川崎市、宮崎台駅前にある「電車とバスの博物館」は、電車やバスを楽しく学んだり体験したりできる東急電鉄が運営する施設です。
展示を見るだけにとどまらない、運転シミュレーター、ジオラマといったたくさんの見どころを紹介します。
目次
乗り物のアレコレをお得にたっぷり楽しめる体験型博物館
宮崎台駅直結!雨の日も楽々アクセスで快適
改札前に大きな看板がありわかりやすい
東急田園都市線宮崎台駅にある「電車とバスの博物館」は、東急電鉄が運営する体験型ミュージアムです。
駅に直結しており改札を降りて目の前に看板と入り口が現れます。施設はすべて屋内のため、雨の日でも快適に過ごすことができますよ。
リアルな踏切や改札そっくりの入場口にわくわく
入場前から楽しめる仕掛けがたくさん
駅から続くスロープを進むと、ドアの前に踏切が。高架橋を通る電車に合わせて警報音が鳴る仕組みです。
「東急田園都市線はすべて高架を通るため、これが田園都市線唯一の踏切なんですよ。見るだけで、歩いて渡ることはできないですが(笑)」と広報の方が教えてくれました。
中では、本物のきっぷ売り場・改札口のようなエントランスが待っています。チケットは大人200円、子供100円ととてもリーズナブルです。
電車とバスの歴史を楽しく学べる展示がたくさん
パノラマシアターやパネルで東急の歴史を学べる
ジオラマと映像の共演です
施設は1階から4階まであり、主に3階と1階に展示フロアが広がっています。3階エントランスのそばにはパノラマシアターがあり、大きなジオラマとともに東急電鉄の歴史や未来について紹介する映像が上映されています。
他にも歴代の車両模型、電車・バスの仕事に携わる人々の紹介など、興味深い展示がたくさんありました。
旧高津駅を再現したノスタルジックなコーナー
今にも駅員さんが出てきそうな雰囲気
3階奥の「東急コレクション 旧高津駅」では昭和時代の看板、改札、きっぷ売り場などが当時の面影そのままにとてもリアルに再現されています。
中を覗くと改札鋏やきっぷ一枚一枚などが保管されている様子が見えます。デジタル化が進んだ現在とは違った懐かしさをたっぷり感じるコーナーでした。
貴重な部品や車両も!見て触って乗り物を楽しもう
まちで活躍した車両や座席で過ごせる
シートの座り心地はいかが?
展示を見るだけでなく、かつて活躍していた本物の車両に触れたり、乗ったりすることもできますよ。こちらは1階にある、旧玉川線(路面電車)を実際に走っていたデハ200型の車両です。
展示車両のそばには、バスの座席シートに座れる休憩スペースがありました。
ブレーキやドアの開閉も体験してみよう
「ドアが閉まりま〜す」憧れの車掌さん気分
2階は小さなスペースですが、車両の一部と、電車を動かすモーター設備の展示があります。乗務室でスイッチを押してドアを開閉させるなど、車掌さんになったような体験ができる人気コーナーです。
運転士気分を味わえるシミュレーターが大人気
めずらしいバスの運転シミュレーターも無料で遊べる
シミュレーション後には採点されちゃいます
電車とバスの博物館の目玉コンテンツの一つが、4種の運転シミュレーターです。特に休日には子供から大人まで多くの人が訪れ、行列ができるのだとか。
無料のバス運転シミュレーターでは、本物のアクセルやブレーキ、ハンドルを操作します。映像を見ながらバス停に停まったり道を曲がったりと、本格的なバス運転を体験できますよ。
プロも使う本格運転シミュレーターでドキドキ体験
ラッシュ時を再現した最難関「エキスパートモード」も…!
1階奥にある「8090系運転シミュレーター」は一番人気のコーナーで、プロが練習に使うものと同様の運転シミュレーターを1回300円・当日予約制で体験することができます。
各停や急行、運行区間、難易度などを選ぶことができ、何度訪れても楽しめそう。
取材時は施設の方のアドバイスを受けながら体験しました。操作は単純ですがタイミングが難しい!
そしてスピード感が気持ちよかったです。プロの運転士さんの技術や緊張感を想像するひとときとなりました。
本格的なジオラマは見るだけじゃない楽しみ方も
Nゲージジオラマでお気に入りの列車を走らせよう
街中をかわいい列車が走り回ります
博物館のもう一つの見どころが、細部にもこだわった大きなジオラマ。
3階手前にある「Nゲージパーク」は特に子供達に人気で、自分で持参した車両や、ショップで貸し出している車両を走らせて楽しむことができます。
模型列車を走らせて映像を見ながら運転できる
このシミュレーターは無料で体験できます
奥にある、さらに大きなスケールの「HOゲージジオラマ」では、模型車両をシミュレーターで走らせることができます。
模型についたカメラの映像をモニターで見ながら、発車ボタンやブレーキを操作してみましょう。
電車や駅モチーフにしたグッズ・お土産も充実
東急電鉄「のるるん」グッズも豊富
ショップには乗り物をモチーフにした雑貨、ガチャガチャ、東急電鉄オリジナルグッズなどがたくさん。
特に駅舎看板のキーホルダーがずらりと並んだ様子は圧巻です。ついあれもこれもほしくなってしまいそうです。
電車とバスをより身近に感じられるレジャースポット
電車とバスの博物館は、お得な入場料ながら乗り物の展示や体験がたくさんの施設です。
子供から大人まできっと夢中になって遊べます。天候に関わらず楽しめるので、雨の日にもおすすめのスポットですよ。
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電車とバスの博物館までのアクセス情報
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【住所】神奈川県川崎市宮前区宮崎2丁目10−12
【営業時間】10:00~16:30(最終入館16:00)
【定休日】毎週木曜(木曜が祝日の場合は翌日)
【入場料】大人(高校生以上):200円
3歳から中学生:100円【公式サイト】https://denbus.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください