熱海遊覧船サンレモに乗船!海を舞う鳥と一緒に楽しむ船旅
熱海市|【更新日】2024年3月1日

親水公園第三桟橋から出航する船で、約30分のクルージングを楽しむことができる「熱海遊覧船サンレモ」。
船の上からは熱海の景色や遠くにある島々を眺めることができます。今回は3つある遊覧コースの中の「錦ヶ浦コース」に乗船して、おすすめや見どころをご紹介します。
目次
熱海の海を手軽に楽しめる遊覧船ツアー
熱海遊覧船サンレモとは?
遊覧船が出航するのは、親水公園第三桟橋にある乗り場。熱海駅からバスで10分ほどのバス停「親水公園」のすぐ近くです。
遊覧船の名前「サンレモ」とは、熱海と姉妹都市になっているイタリアの都市の名前。1日9便運行していて、乗り場で切符を購入。出航時刻の10分前から乗船することができます。
天候によって変わる3つのコース
遊覧コースは3つあり、どのコースになるかはその日の波や風向きによって決まります。
初島の近くまで行く相模湾コース、錦ケ浦まで行く錦ケ浦コース、湾内を周遊するヨットハーバーコースです。
いずれも所要時間は30分ほど。海上からいつもとは違う、熱海の景色を楽しむことができます。
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出航前にもちょっとしたお楽しみが
見られるのは出航前だけ!海中展望室でお魚観察
船に乗船できるのは、出航の10分前から。遊覧船サンレモの地下には海中展望室があり、そこから海の中を泳ぐ魚を見ることができます。
魚を見ることができるのは出航前だけなので、乗船OKになったらすぐに乗るのがおすすめ!
窓の目の前で泳ぐたくさんの魚たちを、間近で楽しめます。展望室には魚の種類が説明されたパネルもあるので、どの魚が泳いでいるのか探してみるといいかもしれません。
デッキではユリカモメたちがお待ちかね
遊覧船のまわりにはたくさんの鳥が飛んでいます。見られる鳥は季節により異なり、11月上旬〜4月はユリカモメ、それ以外の時期はウミネコ。
ユリカモメは特に人懐っこく、エサ欲しさに航海中も船のまわりをたくさん飛んでいます。出航前にも船の手すりに停まることがあるので、シャッターチャンス!
船内でエサを販売しているので、この機会にエサやり体験をしてみるのもおすすめです。
熱海の名所が目白押し!錦ヶ浦コースを体験!
高台の上に熱海城や秘宝館を発見
今回、体験したのは錦ヶ浦コース。出航してすぐに右手には灯台や熱海城、オーシャンスパFuuaが見えてきます。高台の上にある緑の建物はアタミロープウェイの駅と熱海秘宝館。
アタミロープウェイに乗れば山麓駅から上の展望台までは3分で着くそうです。クルージング中も船内スタッフは熱海のたくさんの情報を、アナウンスしてくれます。
遠くには人口約200人が暮らす初島が!
クルージングをしていると、初島を発見!静岡県唯一の有人島で、人口は約200人ほど。日帰り観光にもおすすめの場所です。天気が良いときは奥に、伊豆大島などを見ることができます。
少しずつ沖に出てきて、海の真ん中をクルージング。開放感のある気分を楽しめます。
錦ヶ浦まで行ったらコースは折り返し
海の上に建つホテルニューアカオなどを通り過ぎ、15分ほどクルージングをすると錦ヶ浦に到着。こちらの小曽我洞窟は、ダイビングスポットとしても有名だそうです。
ここまで来たら船旅も折り返し。グルッと回って、出発地点に戻っていきます。
真鶴半島が見えたら船旅も終盤
クルージングの後半には右手に真鶴半島やサンビーチを見ることができます。他にも熱海の街並みの解説があり、「あそこがMOA美術館なんだ」など観光スポットを発見する体験も。
下船すると目の前に地中海を思わせる雰囲気の「サンレモカフェ」があります。船旅の後は、オープンカフェでちょっと休憩するのもいいかもしれません。
遊覧船サンレモで熱海の海を満喫しよう
たった30分で非日常的な船旅が楽しめる「遊覧船サンレモ」。熱海の街並みを海側から見る、貴重な体験をすることもできます。
3コースあるのでまだ乗ったことのないコースに、次回は乗るのも楽しみになりそうです。
遊覧船サンレモへのアクセス
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【住所】静岡県熱海市渚町2020-36
【駐車場】なし(近隣に市営駐車場あり)
【公式サイト】http://www.s-m-atami.co.jp/sanremo/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。