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川崎宿の歴史と今を楽しく体験!かわさき宿交流館は無料で学べる穴場スポット

川崎市|【更新日】2024年2月2日

川崎宿の歴史と今を楽しく体験!かわさき宿交流館は無料で学べる穴場スポット

多くの人が行き交う川崎市の川崎駅エリア。この近くには江戸時代に東海道の宿場町として栄えた「川崎宿」という地域があります。

そのストーリーを伝える施設「かわさき宿交流館」は無料で楽しく体験しながら学べる施設となっています。

目次

東海道川崎宿の今昔を知ろう!無料でたっぷり体験できる

JR川崎駅から徒歩5分ほどのところにある旧東海道川崎宿。

今は多くのお店やビルが並ぶ地域ですが、江戸時代には東海道五十三次の宿場として栄えていた歴史を持ちます。2023年には川崎宿起立400年の節目を迎えました。

そんな川崎宿についての資料展示やイベントなどを行なっている体験施設が「東海道かわさき宿交流館」です。

かわさき宿交流館・まずはエントランスで情報収集

史跡を再現したコーナーと解説映像がお出迎え

交流館エントランス

交流館は4階建てで、1階から3階が展示スペース、4階がレンタル多目的スペースとなっています。きれいで快適な施設でありながら入場料はなんと無料。

施設に入ると、まずは川崎宿を解説する映像が流れており、川崎宿の茶屋を再現した畳のスペースに腰掛けながら見ることができます。

ジオラマや東海道の資料、階段には遊び心ある演出も

交流館階段

奥には休憩スペースがあり、ジオラマの展示、東海道に関する書籍などを自由に閲覧することができました。

また2階に続く階段には、一段一段に東海道五十三次の浮世絵が描かれています。思わずじっくり見ながら、上り下りする時間も楽しく感じました。

地図やタッチパネル、着物で撮影も!見どころたくさんの2階へ

過去と現在の東海道川崎宿を見て触って楽しめる

2階展示

2階はフロア全体が展示スペースになっていました。

1階のものより更に大きなジオラマ、タッチパネルで操作できるデジタルマップ、今と昔を比較した解説看板など、興味深いコーナーがたくさん。

江戸時代の川崎宿のまちを散策している気分を味わいながら、当時の風景や人々の暮らしを知ることができます。

外国人にも大好評。着物を着て記念撮影しよう

着物

奥には浮世絵が描かれた記念撮影コーナーも。数種類の着物やかつら、履物を無料で貸し出しており、江戸時代の旅人の衣装を着ることができます。

子供用もあるので家族で楽しむことができますよ。

聞かなきゃもったいない!ガイドさんによる解説は必聴

パネルとガイド

館内にはガイドの方がいて、地理や歴史について解説していただけます。

「新川通りという名前は、昔ここが水路だったことに由来している」といった豆知識を聞いたり、「近くで散策する場合のおすすめのコース」といった質問に答えていただいたり、興味深いお話ばかりでした。

ぜひ気軽に声をかけてみてくださいね。

3階では川崎市の歴史や地理を楽しく学べる展示を開催

企画展「川崎の地名の由来」には意外な発見がたくさん

地名展

3階には企画展コーナーと、常設展コーナーがあります。取材時に開催されていた企画展では、川崎市内のさまざまな地名の由来を記したパネルがずらりと並んでいました。

よく耳にする駅名から、初めて聞くちょっと変わった地名まで様々。

由来や背景を知ることで、普段何気なく読んでいる地名への印象や愛着が変わりそうです。

デジタルマップで川崎市内各地の見どころをチェック

デジタルマップ

常設展は、過去から現在に至る川崎市の歴史や地理を楽しく学べるコーナーになっていました。

動くパネルやデジタルマップがあり、画面を操作して各時代の変化を見たり、気になるスポットをタッチして解説を読んだりと、つい夢中になってしまいました。

川崎の歴史や今を知ればまちがもっと楽しめる

レジャーや生活に便利な都市である川崎駅周辺ですが、その背景には川崎宿の発展をはじめとした歴史的なストーリーがあります。

川崎というまちをより深く楽しむきっかけとして、かわさき宿交流館をのぞいて楽しく学んでみてはいかがでしょうか。

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かわさき宿交流館へのアクセス

  • 【住所】神奈川県川崎市川崎区本町1丁目8−4

    【開館時間】9:00-17:00(物販コーナー16:30まで)定休日:月曜

    【公式サイト】http://kawasakishuku.jp/

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ライタープロフィール

齋藤萌

齋藤萌

山形県出身、山梨県に移住を経験。今は神奈川県で地方移住とローカル観光を発信しています。ご当地グルメとお酒が大好きな一児の母。