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川崎の旧東海道でまちあるきを楽しもう!宿場町の歴史やご当地グルメも

川崎市|【更新日】2024年2月2日

川崎の旧東海道でまちあるきを楽しもう!宿場町の歴史やご当地グルメも

神奈川県川崎市の中心部・川崎駅の近くには、江戸時代に宿場町としてさかえた歴史を持つ「東海道川崎宿」があります。

歴史を感じるスポットや、川崎ならではの特産品などに出会えるこの地域を歩いて巡ってみました。

目次

大都市・川崎は宿場町としての歴史的魅力のある街

かわさき宿交流館

神奈川県で第2の人口を有する川崎市。中でも「便利な都市」のイメージが強い川崎駅周辺エリアは、古くは宿場町として栄えていた歴史を持つ地域です。

現在の川崎市川崎区にある「東海道川崎宿」は、東海道の宿場町として1623年に起立され、2023年で400年を迎えました。

街並みや道路は整備され姿形を変えていますが、今も観光施設や地形、史跡などから当時の面影や物語を感じることができます。

まずは情報発信拠点の「かわさき宿交流館」へ

かわさき宿交流館で地図やパンフレットを入手

川崎宿パンフレット

旧東海道は、JR川崎駅東口から5分ほど歩いたところにある南北に走る通りです。街灯に書かれた「東海道川崎宿」の文字が目印。

まずは情報収集のため、地域の観光案内所「かわさき宿交流館」に立ち寄りましょう。

地図をもらったり、歴史に関する展示や資料を見たり、川崎宿の歴史と現在について知ることができます。

川崎ならではのグルメ・お土産情報もチェック

物販

交流館のエントランスには、川崎市の特産品や浮世絵をモチーフにしたグッズなどを展示販売するコーナーがあります。

こちらでお土産を購入するもよし、お店めぐりの参考情報を得るもよし。「かわさき名産品」パンフレットもここで入手することができますよ。

川崎宿を知ったらまち歩きへ出かけよう

地図や看板を見ながら石碑・史跡をめぐろう

東海道の看板

旧東海道周辺の見どころを探しながらまちを歩いてみましょう。徒歩10〜30分程度で、いくつかのスポットをめぐることが可能です。

まずは地図を見ながら、神社やお寺などのパワースポット、浮世絵の題材になっている川の渡し跡、グルメや休憩スポットといった目的地をいくつか決めて歩くのがおすすめ。

街中の随所に看板や石碑があるので、解説を読みながらぶらぶらと歩くだけでも発見がありそうですね。

東海道周辺には老舗の菓子店やクラフトビール店なども

東海道BEER川崎宿工場

江戸時代にはたくさんの宿や飲食店が並び多くの人が訪れていた東海道。

川崎駅から少し距離のある立地のため現在は落ち着いた雰囲気が感じられますが、老舗のお店や新たな注目スポットも。

例えば地域で長年愛される精肉店や中華料理店、川崎宿にちなんだ商品を販売する和菓子店やクラフトビールが飲めるバーなどがありますよ。

交流館から徒歩3分、国道15号沿いの稲毛神社へ

厄除けやご祈祷など地域で親しまれてきた存在

稲毛神社

東海道川崎宿エリアにあるパワースポットの一つ、稲毛神社に立ち寄りました。

古くは平安時代からこの地域の鎮守様として親しまれています。毎年行われる「山王まつり」は御神輿や演芸、露店などが出てとても賑わうそうです。

樹齢千年以上と言われる大イチョウが見守る

大銀杏

境内には樹齢1000年を超えるという大きなイチョウの木がそびえ立っています。

戦火を浴びて損傷しながらも再び葉をつけるまでに蘇えるなど、長年この地域を見守っている存在です。

ぜひその迫力ある姿を実際に見に訪れてみてくださいね。

地図を片手に川崎の魅力を見つけに行こう

便利な川崎駅前に位置しながら、歴史や文化を感じられるスポットがたくさんある東海道川崎宿エリア。

大きな商業施設や繁華街だけではない、新たな川崎の魅力を見つけに、まち歩きに出かけてみてはいかがでしょうか。

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東海道川崎宿へのアクセス

  • 【住所】神奈川県川崎市川崎区本町1丁目8−4

    【開館時間】9:00-17:00(物販コーナー16:30まで)定休日:月曜

    【公式サイト】http://kawasakishuku.jp/

川崎市周辺の観光エリア

ライタープロフィール

齋藤萌

齋藤萌

山形県出身、山梨県に移住を経験。今は神奈川県で地方移住とローカル観光を発信しています。ご当地グルメとお酒が大好きな一児の母。