こんにちは、ゲスト
  • 記事を探す

    キーワード

    エリア

    テーマ

こんにちは、ゲスト

大谷に訪れたらまずは「大谷コネクト」へ!宇都宮の新しい観光拠点を紹介

栃木県|【更新日】2024年1月12日

大谷に訪れたらまずは「大谷コネクト」へ!宇都宮の新しい観光拠点を紹介

宇都宮の観光スポットといえば、大谷石の採掘で有名な大谷町周辺が挙げられます。

そんな大谷町の玄関口に、「大谷コネクト」という観光拠点が誕生しました。

歴史ある建造物「旧大谷公会堂」と、観光情報が集まる「ビジターセンター」を備えた大谷コネクトの魅力をご紹介します。

目次

2023年オープン!広い駐車場がある大谷の観光拠点

ビジターセンターには大谷の観光情報がたくさん

大谷コネクト1

大谷コネクトは、2023年11月に開業した、大谷の新しい観光拠点です。

到着したら、まずはビジターセンターへ。大谷町のイベントや観光情報はもちろん、宇都宮市や近隣の情報も満載です。

シティガイド協会職員在所日には、旧大谷公会堂や大谷町の解説を聞くことも可能ですよ。

開業記念に進呈されたレリーフ「大谷緑の太陽」

大谷コネクト2

ビジターセンターに入ると、壁に設置された大きなレリーフが出迎えてくれます。

これは大谷コネクトの開業を記念して宇都宮市と大谷商工観光協力会から贈られたもの。制作者である陶芸美術家の谷口さんによると、自然と共生する大谷の人々や歴史をイメージしているそう。

大谷町の魅力や今後の発展への願いが込められています。

徒歩1分の場所には、大谷石の平和観音が鎮座

大谷平和観音

大谷コネクトは、大谷町の観光拠点としてうってつけの立地です。

徒歩1分の場所には大谷公園があり、迫力ある平和観音を拝むことが可能。大谷寺や大谷資料館も徒歩圏内なので、駐車場に車を停めて大谷散策をしてもいいでしょう。

大谷石で作られた元公会堂を、1年以上かけて復元

4本の柱が特徴的な、ロマネスク様式の建造物

大谷コネクト3

大谷コネクトの中心にあるのは、かつて公会堂として使われていた建物を移築した建造物です。ロマネスク様式と呼ばれる、ヨーロッパの建築様式が用いられています。

正面にある4本の柱(ピラスター)には、細部まで細かな装飾がされており、見ごたえがありますよ。

一度建物を解体し、再現するまでに1年以上かかった

大谷コネクト4

昭和4年に建築された「旧大谷公会堂」は、もともと別の場所にありました。公会堂として使われなくなってからは、倉庫になっていたそうです。

大谷コネクトへ移築するために一度建物を解体し、ひとつひとつのパーツに印をつけ、同じ場所に同じ石が来るよう忠実に再現したのだそう。

建物をよく見てみると、補修された跡が見られます。

元々の大谷石を9割以上使用した、登録有形文化財

大谷コネクト5

旧大谷公会堂は、建築当初に使われていた大谷石を9割以上使用した、歴史ある建造物です。

その貴重さが認められ、現在は国の登録有形文化財としても指定されています。

旧大谷公会堂に入って、大谷の歴史や技術に触れてみよう

大谷石の掘削方法や大谷の自然を映像で解説

大谷コネクト6

大谷公会堂は、無料で自由に見学ができます。中には大谷石の歴史や掘削方法、大谷町の恵まれた自然などを紹介する展示物が常設。

中央のステージでは、映像でわかりやすく解説されています。

屋根は建築技術が見えるように改築された

大谷コネクト6

公会堂の中から屋根を見上げると、美しい建築技術を見学できます。

これはキングポストトラスと呼ばれる、三角形の中心に柱を入れて組み立てる建築様式のこと。

旧公会堂時代の部材をなるべく使い、当時の建築技術が見られるように改築されたそうです。

ステージでは演奏会などのイベントが行われることも

大谷コネクト7

大谷公会堂内にある中央ステージは、地元の楽団やゲスト演奏家を招いて、イベントが開催されることもあるそう。

貸切利用されていると、内部が見学できない場合もありますのでご注意ください。

多目的広場やガイドボード、広い駐車場を完備

大谷のイベント時は大きな駐車場が満車に!

大谷コネクト8

大谷コネクトは、111台駐車できる大型の駐車場を完備しています。通常時はすんなり駐車できますが、大谷でイベントがある場合はあっという間に満車になるのだそう。

駐車場には大きなガイドボードもあり、観光客をサポートしてくれますよ。

多目的広場でキッチンカーを招いたイベントができる

大谷コネクト8

ビジターセンターやトイレの前には広々としたスペースがあり、イベントが開催されていることも。キッチンカーならば3台ほど入れるそうですよ。

イベントの開催に合わせて、ふらっと訪れてみても良いかもしれません。

大谷の玄関口で歴史に触れ、地域の情報を集めてみよう

大谷の観光拠点として、一年以上の時間をかけて誕生した「大谷コネクト」。

旧大谷公会堂やビジターセンターの利用は無料なので、ぜひ気軽に訪ねてみてくださいね。

大谷町がもつ魅力について、より深く知れること間違いなしのスポットです。

大谷コネクトへのアクセス

  • 【住所】栃木県宇都宮市大谷町1271番地2

    【電話】028-652-4800

    【メールアドレス】info@oya-connect.jp

    【貸出時間】9:00~20:00(旧大谷公会堂、多目的スペース)
    【一般公開】9:00~17:00(旧大谷公会堂、ビジターセンター)
    【駐車場】8:00~20:00

    【休館日】毎月第3火曜日、年末年始(12/29~1/3)

    【公式サイト】https://oya-official.jp/facility/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

島六実

島六実

栃木県生まれ・栃木県育ち、息子を愛するアラフォーママ。フリーライターとして、栃木県の美しい自然や絶品グルメ、おすすめスポットを発信しています。自宅で食べる宇都宮餃子と、抹茶スイーツ巡りが大好き!