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「民芸みはし」九十九里で楽しめるろくろ体験!ぶどうとの陶芸の不思議な出会い

千葉県|【更新日】2024年1月5日

「民芸みはし」九十九里で楽しめるろくろ体験!ぶどうとの陶芸の不思議な出会い

「民芸みはし」は、九十九里エリアで気軽に陶芸体験ができる穴場スポットです。

千葉県下最大級のぶどう産地、東金市ならではの焼き物を作ってみませんか?

「陶芸ってなんだか難しそう」そんなイメージを持っている方でも、安心して作品制作ができますよ。

目次

世界で一つだけの作品!陶芸体験するなら「民芸みはし」

千葉県下最大級のぶどう産地から生まれた陶芸作品

東金産ぶどうを使った釉薬のやきもの

千葉県内でもぶどうの生産が盛んな東金市。

「民芸みはし」で使用する釉薬は、東金市のぶどう園で剪定した枝を使ったオリジナルのもの。地域の特色を生かした作品がつくれるのも魅力のひとつです。

やわらかい乳白色に、ツルンとした艶やかさが特徴的の仕上がり。優しい雰囲気をまとった器は、使うのが楽しみになる魔法がかかっているようです。

まるで魔法!?粘土のかたまりから生まれる器たち

ろくろで使用する陶芸用粘土

ろくろの上に準備された塊は、どーんと圧倒的な存在感を放っていました。この粘土の塊から作品が生まれるのかと思うと、なんとも不思議な気持ちに。

ろくろ体験が初めてだったこともあり、ここからどう成形していくのだろうと、体験するまでは頭の中にクエスチョンマークだらけ。

実際に体験すると、「なるほど!こうやって作るんだ」と思わず言葉に出てしまいました。

お子さまから大人まで、みんなで楽しめる陶芸体験

簡単そうで奥深い、クルクル回る粘土とにらめっこ

ろくろ体験2

エプロンを借り、手を洗ったら準備完了です。ろくろの使い方や形成の手順など、ひとつずつ丁寧に教えてもらいながら体験スタート。

くるくる回る粘土に手を添えて成形していきますが、この力加減が分からず最初は悪戦苦闘。

水でたっぷり濡らした手で土の質感を感じながら、なるべく脱力を心がけて形を整えていきます。

少しずつ慣れてくると、段々と面白くなってきました。

自分の手から作品誕生!没頭すること間違いなし

ろくろ体験1

最初はお皿づくりにチャレンジしてみました。ろくろの上でくるくる回る粘土に手を添えると、ふわーっとお皿の形に変身していきます。

サポートしていただきながら、満足のいく形に仕上げることができました。

お皿づくりで慣れたことで、追加で湯呑みの制作にも挑戦。

お皿と比べて高さのある湯呑みは、均一な厚みに整えるのに大苦戦。途中で崩壊してしまい、作り直すハプニングもありました。

こだわって作りたい方向けの「陶芸 会員コース」

釉薬の見本

体験コースでは、ろくろ、手びねり、絵付けのコースが用意されています。個人差はあるものの、ろくろ体験は幼稚園年長さんくらいから体験される方もいるそう。

手びねりは粘土遊びのように、こねこねしながら手で成形していくので、小さなお子さんも大人と一緒に楽しめそうです。

趣味で陶芸を習いたい方向けに「会員コース」もあり、じっくり作品づくりに向き合うこともできますよ。

かわいい雪だるまに一目惚れ、個性あふれる作品たち

店内で販売している器など

体験教室の隣には、陶芸作品を販売しているスペースがあります。

東金ぶどう釉の器やかわいい雪だるまの作品など、ここでしかない出会いも。大量生産品とは違う、それぞれに違った表情を感じられました。

陶芸体験で制作した作品は、約1ヶ月程度(※目安になります)で焼き上がるそう。郵送または店舗での受け取りが可能です。

今回は店舗の受け取りをお願いして、完成したら電話をいただくことになりました。

特別な日のプレゼント!オーダーメイド注文もOK

オーダーメイドの器制作の見本

店内を見渡すと巨大なゆずを発見しました。こちらは以前、オーダーメイドで注文をうけた土鍋を見本として置いているそうです。

「民芸みはし」では、オーダーメイドでの制作にも対応しており、自分用はもちろん、プレゼント用にもおすすめ。

定番の夫婦湯呑みはもちろん、メッセージ入りのマグカップなど、用途に応じて器を制作していただけます。

個別対応になるため、スケジュールは余裕をもって相談すると安心ですよ。

体験時に気を付けたいポイント。体験時は汚れても良い服装で!

貸し出しタオルとエプロン

陶芸体験の際はエプロンの貸し出しがありますが、制作中に粘土や水が洋服につく可能性も。汚れても大丈夫な服装で行くのがおすすめです。

ろくろ体験は足を広げて作業するため、長いスカートやワンピースよりもズボンの方が安心ですよ。

また、ろくろ、手びねりはどちらも粘土を触っての体験のため、ネイルをしている方は注意が必要です。

粘土で爪が汚れたり、ろくろを回していると爪がひっかかってしまうことも。

完成までの時間も楽しい「民芸みはし」の陶芸体験

やればやるほど面白い陶芸体験。気がつくと無心で没頭してしまうので、時間に余裕をもっておくと安心です。

体験予約は公式サイトから申込み可能。暖かいシーズンの週末は混み合うことも多く、冬の時期の平日は穴場だそうです。

九十九里に立ち寄ったら、ぜひ「民芸みはし」で自分だけの器づくりを楽しんでくださいね。

▼あわせて訪れたい、東金市内のスポットはこちら
植木のまちにある「道の駅 みのりの郷東金」は植物にあふれた道の駅

「民芸みはし」へのアクセス

  • 【営業時間】11:00〜21:00

    【定休日】水曜日

    【住所】千葉県東金市家之子484-9

    【駐車場】あり(無料)

    【料金】
    電動ろくろコース 3,000円
    手びねりコース 3,000円
    絵付けコース 2,000円

    ※体験は要予約、公式サイトまたは電話で予約

    ※完成品を配送する場合は送料別途、釉薬の種類により追加費用必要な場合あり

    【公式サイト】https://www.mingeimihashi.com/home

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

こじまちはる

こじまちはる

千葉県出身。学生時代は夜行バスや青春18切符を利用して旅行に。現在は主にLCCを利用して沖縄、北海道へ。生まれ育った千葉県の魅力を伝えるため、県内の観光地を取材。自然や文化財をはじめ、美味しいものがいっぱい、ちーばくんの出身地をご紹介します。