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参拝者の憩いの場!静岡県森町「小國ことまち横丁」で開運グルメを味わおう

森町|【更新日】2024年1月1日

参拝者の憩いの場!静岡県森町「小國ことまち横丁」で開運グルメを味わおう

静岡県西部で最も格式高い神社、小國神社の鳥居の横に広がる「小國ことまち横丁」。従来の売店のイメージとちょっと違う、参拝客が何度も立ち寄りたくなるスポットです。

今回は「小國ことまち横丁」の魅力的な店舗と人気商品をご紹介します。

目次

スイーツ、食事、おみやげが揃う小國神社の指定売店

一の鳥居の横に広がる横丁、8店舗が軒を連ねる

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小國神社の門前、大きな一の鳥居の横に広がる小國ことまち横丁。「ことまち」は小國神社にある事待池(ことまちいけ)に由来します。

2008年にオープンした小國ことまち横丁に5店舗、2017年に拡張されたことまち夢小径に3店舗。スイーツ、食事、おみやげを販売する個性的な8店舗が並びます。

平日も参拝客で賑わう人気スポット

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取材したのは平日でしたが、神社と共有の駐車場はほぼ満車。

小國神社の紅葉がそろそろ見頃を迎える時期だったこともあり、およそ100名を収容する休憩スペースは門前グルメを楽しむ参拝客で大賑わいでした。

老舗「森の茶製造元 ヤマチョウ鈴木長十商店」が営む

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横丁を営むのは明治初期に森町で創業した老舗茶商、鈴木長十商店。

お茶の品質には定評があり、明治後期には東京市場で屋号“ヤマチョウ”が記された茶箱を並べることがステータスになったほど。

この場所に「何度も訪れたくなる森町の新しい観光地」をつくって地域全体を盛り上げたいと取り組んでいます。

何回訪れても楽しめる!新商品の開発を牽引する専務

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店舗を回って驚いたのはメニューの多彩さ。地元の人が何回訪れても「次はあれを食べてみよう」と楽しめるよう、新商品開発を牽引するのは専務の鈴木洋太郎さん。

「とても味に厳しい父、社長に鍛えられた」と笑って話す専務は、お茶の味や外観から産地を判定する「静岡県茶審査技術競技大会」を満点で優勝する実力者。

スタッフ考案の新商品のうち、専務のチェックをクリアしたもののみが店頭に並びます。

なんと50種類以上!「ことまちわらび餅」のりんご飴

厳選された材料、フレッシュな果汁に驚く!

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今回、実食して一番驚いたのはりんご飴。一口かじるとフレッシュな果汁が口いっぱいに広がり、パリパリの飴とシャクシャクとした果肉が一体に。

看板に“今日の品種 早生ふじ”と書かれていますが、その時期に一番良いりんごを青果市場の目利き、鈴木専務のお友達が厳選してくれるとのこと。

飴には浜松で人気の長坂養蜂場の蜂蜜が使われています。

食べ歩きしやすい!シェアしやすい!カットりんご飴

今回は定番のプレーン、蓋つきカップに入ったカットを選びました。

緑の葉っぱがかわいい楊枝がついているので、歩きながらでも食べやすく、蓋をすれば持ち運びも便利。違うメニューを頼んでシェアできるのも嬉しいポイントです。

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ちょっとお腹がいっぱいだった筆者、蓋をしてとっておこうかと考えたのですが、おいしさのあまり気付いたら完食していました。

今度は生チョコクランチりんご飴とわらび餅を食べに来ようと、次回のメニューまで決定済みです。

目移りして選べない?「宮川カフェ」の開運だんご

定番のみたらし、甘味系からお食事系まで

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こちらが開運だんごのラインナップ、44種類。シーズンごとに変わるメニューは全部で100種類以上あるそうです。

定番のみたらしに、チョコなどの甘味系、たまごサラダなどのお食事系も気になりますね。

みたらし、静岡抹茶味くらべ、ダンシングスターを実食

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熟考の末、定番のみたらし、お茶味から静岡抹茶味くらべ、華やかなダンシングスターを選びました。

みたらしは焼き目が香ばしく、とろりと甘じょっぱいタレがよく合います。

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広報の内藤さんから「6人の茶師(茶葉を選定・ブレンドする専門家)厳選の抹茶で作ったスイーツは特におすすめ」と聞いて、選んだ静岡抹茶味くらべ。

だんだん抹茶が濃くなり、味の変化を楽しむことができます。

ダンシングスターはアヤムラサキというサツマイモのペーストに、カリッと歯応えが楽しい星が散りばめられていました。

茶師厳選の抹茶パフェを「ことまちカフェテリア」で

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こちらは「茶師の静岡抹茶 抹茶パフェ」。

茶師厳選の静岡抹茶をたっぷり使い、ロゴマークの入った「極濃抹茶さんど夢小径」、わらび餅、だんごを乗せた贅沢なパフェです。

一番下のミルクゼリーを斜めにして中がきれいに見える工夫も。

「ことまちカフェテリア」には、ピザやパスタなどのお食事メニューもありますよ。

おみやげも選び放題!お茶、おかき、お箸にかりんとう

ギュウギュウパンパン、赤い袋のお茶の詰め放題

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こちらはヤマチョウのお茶の詰め放題。

お茶でパンパンになった赤い袋にビニール袋を被せ、さらにおまけをもう一杯入れてくれる、かなりのお値打ち品。これだけを買いに来るファンもいるほどの人気商品です。

もち焼きせんべい「寺子屋本舗」で人気のぬれおかき

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こちらはせんべいやおかきの「寺子屋本舗」。

お土産用の商品もずらりと揃っていますが、食べ歩き用のぬれおかきや、焼き立てせんべいも人気です。浜松「カネタのあぶらや」の香ばしいごま油を使った商品も。

もらって嬉しい「ことまち縁起箸」

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毎日使うお箸はお土産にもらっても嬉しいもの。小國神社の門前で買った「縁起箸」なら、なんだか運気も上がりそうです。

名前など文字を入れることもできますので、特別な方へのお土産にいかがでしょうか。

かりん糖が30種類以上並ぶ「隠れ河原のかりん糖」

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生地を自然発酵させる昔ながらの製法で作られるかりん糖が、常時30種類以上揃っています。

黒糖はもちろん、ごぼうを練り込んだきんぴらごぼう、静岡らしいわさび味も。森町産マスクメロンジュースやうどんなど、飲食メニューもどうぞ。

参拝の前?後?両方寄りたくなる「小國ことまち横丁」

「神社参拝のお客様の憩いの場として、食べ歩きを楽しんでいただきたい」と話す広報の内藤さん。

腹ごしらえをしてから参拝するか、参拝してから食べ歩きを楽しむか。迷った時は両方寄るのが良いかもしれませんね。

小國ことまち横丁へのアクセス

  • 【住所】静岡県周智郡森町一宮3956-1

    【営業時間】9:30~16:30

    ※「森の茶本舗」のみ9:00~17:00

    【定休日】年中無休

    【駐車場】あり(無料)

    【公式サイト】https://www.kotomachi.com/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご覧ください。

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ライタープロフィール

芦馬 実

芦馬 実

静岡県浜松市出身。現在はフリーランスのライターとして静岡県の魅力を発信中。牛乳やヨーグルト、チーズが大好きで、旅先では地元産の乳製品を必ずチェックする。直売所と道の駅にはついつい寄ってしまう。