富士山を臨む天空の茶屋!円覚寺「弁天茶屋」で北鎌倉の風を感じよう
鎌倉市|【更新日】2023年12月19日

北鎌倉を代表する禅寺、円覚寺。その中にある弁天茶屋では、絶景を眺めながらお茶や軽食をゆっくりといただけます。
今回は、そんな「弁天茶屋」にお邪魔し、北鎌倉の風を感じながら美味しいお抹茶をいただいてきました。
目次
円覚寺の中にある「弁天茶屋」。長い階段をいざ登らん
円覚寺にやってきました。弁天茶屋に向かうには、どうやらこの長い長い階段を登らなければならないようです。
なかなか道のりは険しそうですが、覚悟を決めて登りましょう!
ようやく中腹に差し掛かりました。ゴールはもうすぐです。
想像以上に階段が長く、訪れた人たちも「結構キツイね!」と言いながら登っていました。
でもこれだけ登ったんだから、きっと素晴らしい景色が見えるはず。あと一息、頑張りましょう。
風が心地いい。富士山を遠目に「弁天茶屋」でひとやすみ
開放的な空間で深呼吸。生き生きした自然の息吹を感じる
ようやく「弁天茶屋」に到着です!長い長い階段を登り切った達成感から、思いきり伸びをしてしまいました。
山々から吹く冷たい風を吸い込んで、深呼吸。新鮮な空気が体中をめぐる感覚がたまりません。
座席もこのように開放的。緑に囲まれたオープンエアの空間で、自然の息吹を感じます。
柱や簾、木の椅子も、風情があっていいですよね。まさに、わびさびを体感できるお茶屋さんです。
北鎌倉を一望!色づく木々を眺めながらゆったり過ごす
眼下には北鎌倉の豊かな自然、そして遠くには富士山が。穏やかな景色が広がっています。
この日は雲ひとつない快晴。心地いい秋晴れでした。
色づく木々を眺めながらゆったりと過ごせそう。長い階段を登ったかいがありますね。
では早速、お茶でも一杯いただきましょう。
ランチやお茶にもぴったり!「弁天茶屋」で癒しのひと時を
弁天茶屋のメニューがこちらです。
定番のお抹茶や、甘酒。うめサイダーも気になります。白玉小豆も美味しそう!どれにしようか悩みますね。
でもちょっと風が冷たかったので、温かいお抹茶をいただくことにしましょう。
ちなみに、こちらは軽食メニュー。個人的には、のり弁当が気になりました。
かまぼこ屋さんの天ぷらに玉子焼き、キンピラなど、ご飯が進みそうなおかずがたっぷりのっています。ボリューム満点で美味しそう!
冷えた体もポカポカに。まろやかな抹茶でホッと一息
注文したのは、お抹茶と小菓子のセット。早速いただきましょう。
温かい抹茶が冷えた身体に染み渡ります。まろやかな味わいで心もホッコリ。癒しの時間です。
セットでついてきた落雁には、季節感溢れるイチョウ模様が。可愛くて食べるのが勿体ないですが、いただきます。
ほろ苦いお抹茶と甘い落雁の組み合わせ…。たまりません。
ありがたいご利益も!?弁天堂や国宝・洪鐘も必見!
60年に一度のお祭りも開催。弁天堂に願いを込めて
お抹茶をいただいて一休みした後は、弁天茶屋の周りを散策しましょう。すぐ隣にあるのがこちら、「弁天堂」です。
弁天堂とは、江島神社の江ノ島弁財天を分霊して作られたお堂です。家内安全、厄除けや合格祈願などのご利益があるそう。
願いを込めて、参拝しましょう。
江島神社と円覚寺は、60年に一度「洪鐘弁天大祭」を開催しています。前回は2023年10月に行われたので、次は2083年でしょうか…?
大きさは関東一!迫力満点の洪鐘は国宝にも指定
弁天堂の前には、国宝にも指定されている「洪鐘(おおがね)」があります。
関東で最も大きい洪鐘。1301年に名工、物部国光により鋳造されました。
しかし、あまりにも大きかったため、鋳造に2度失敗。3度目の挑戦でようやく完成したそうです。
確かに、近くで見てみるとかなりの迫力。鐘をついたらどんな音が鳴るんだろうと、気になってしまいました。
圧巻の景色!円覚寺「弁天茶屋」で天空のティータイムを
圧巻の景色と食事が楽しめる、「弁天茶屋」をご紹介しました。
高台から眺める北鎌倉の風景。運が良ければ富士山も見えますよ。まさに、天空のティータイムが楽しめるでしょう。
のんびりお茶を楽しんだ後は、隣接する弁天堂や洪鐘もぜひ見学してみてくださいね。円覚寺の歴史が垣間見れるかもしれません。
円覚寺を訪れた際は、弁天茶屋でホッと一息。心安らぐ時間を過ごしましょう。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
「弁天茶屋」へのアクセス
-
【住所】鎌倉市山ノ内409
【営業時間】9:00~15:30(12月~2月は15:00まで)
【公式サイト】https://www.engakuji.or.jp/bentencyaya/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。