旅の拠点、道の駅「開国下田みなと」お土産にグルメ、ミュージアムまで楽しめる!
下田市|【更新日】2023年12月28日

下田港にある「開国下田みなと」と名付けられた道の駅は、グルメや海産物、観光情報が集まる旅のお役立ちスポットとして人気の施設。
そんな道の駅「開国下田みなと」の目玉はカジキマグロ!国際カジキ釣り大会が行われる下田港ならではのグルメやお土産、そして全国的にも珍しいカジキミュージアムまで併設されています。
今回はカジキが名物の珍しい道の駅「開国下田みなと」をご紹介します。
目次
下田港の目の前!道の駅「開国下田みなと」
国道135号線から入ってすぐ!アクセス良好な道の駅
下田港の目の前にある道の駅「開国下田みなと」は、国道135号線から入ってすぐのところにあり、駐車場も立体型で広く、車でのアクセスは抜群。
東側から来た場合、下田の玄関口となるでしょう。施設内は観光案内所や直売センターなどのお土産処にレストラン、そして日本唯一のカジキミュージアムがあります。
下田はカジキマグロの聖地
伊豆の魚といえば金目鯛を思い浮かべますが、下田はカジキマグロの聖地。
黒潮に乗った巨大カジキが下田沖を回遊する毎年7月には、スポーツフィッシングの世界大会が開催されています。
その資料などを展示した「JGFAかじきミュージアム」があるので、こちらは後ほどレポートします。
アニメ「ゆるキャン△」の聖地としても知られる
館内にはアニメ「ゆるキャン△」のパネルがありました。シーズン2で金目鯛バーガーを食べていましたね。こちらは後ほどレポートします!
館内には観光案内所があり一般の観光情報のほか、アウトドア観光に特化したセンターなどもあるので、立ち寄ってみるといいでしょう。
海産物・農産物・下田グッズが揃うお土産コーナー
採れたての海の幸が並ぶ鮮魚コーナー
館内には大きなショップが4つあります。
魚は鮮魚と加工品の直売所が2つ、野菜果実はJA直売センター、お土産品は2階に上がった「まるごと下田館」にあります。
下田の特産品が集まっているので買い物に便利です。
珍しいミカンの蜂蜜も並ぶ農産品コーナー
JA直売センターは地元農家の野菜・果物のほか、漬物や加工品を販売しています。その中で目を引いたのがみかんの蜂蜜。
5月上旬に咲くみかん、下旬に咲くニューサマーオレンジの花から蜜を集めて作っています。柑橘系らしくすっきりした酸味で、アイスやヨーグルトに合うそうですよ。
ゆるキャラ探しなら2階のショップへ
こちらは2階にある「まるごと下田館」。食品に限らず様々な下田土産が並んでおり、下田のゆるキャラ「ぺるりん」グッズなどもありました。
店頭に並んでいるのは通称「ギョサン」、海の定番サンダルです。
ほか、記念切符やオリジナルステッカーなどもあるので道の駅ファンはぜひチェックしてくださいね。
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カジキマグロの聖地にあるバーガー&カフェ
赤い看板が目印の人気店
先ほど下田がカジキマグロの聖地とお伝えしましたが、その聖地の味を堪能できるのが1階にあるカフェ&ハンバーガー「Ra-maru」です。
外にある赤い看板が目印のお店には聖地ならではの秘密があるようで、道の駅の中でも人気店です。
看板メニューはキンメバーガー
こちらが店内の様子。道の駅自体は新しい施設なのですが、こちらのお店は古き良き南国カフェのいい雰囲気が漂っています。
さっそく注文してみます。看板メニューの下田バーガーは金目鯛をバンズに挟んだもの。
伊豆には多様なキンメ料理がありますが、バーガーは初体験なので楽しみです!
初夏なら幻のカジキバーガーに会える?
お店がカジキマグロの聖地と言いましたが、実はこちらのオーナーはスポーツフィッシングの世界的名手なんだそうです。
そのため世界大会が開かれる下田の港にお店を開いたとのこと。
そしてなんと5〜7月のシーズンにはカジキバーガーが提供され、お店の方曰く「あったら絶対頼むべきメニュー」だそうです。
カリッと濃厚!贅沢キンメバーガーをいただきます
とろ〜りチーズが食欲をそそる
看板メニューの下田バーガーが到着。金目鯛のフライにとろ〜り溶けたカマンベールチーズが、分厚いバンズに挟まれたボリュームのあるバーガーです。
金目鯛はお店で揚げたてを挟んでいるので、見た目もカリッと美味しそうです。
フレッシュなキンメバーガーに金メダル!
ではさっそくガブリ!金目鯛のフライは肉厚で一口かじると旨味が広がります。伊豆ではキンメといえば煮付けが定番ですが、フライも絶品。
冷凍ではなく生の切り身を揚げているので、外はカリッと中は柔らか食感です。ボリュームもあるのですが、食べ始めたら止まりません!
まだまだ食べたい南国カフェメニュー
ドリンクには南国らしくマンゴージュースを選択。
フレッシュなマンゴーにミントが浮かべてあって甘くてスッキリ。こってりバーガーのお供に最適でした。
ほか揚げた鶏をチーズとサラダで挟んだ、チキンクランチも人気のメニューだそうです。
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日本唯一カジキマグロのミュージアム探訪
2つのミュージアムに入場できる
続いてミュージアムに行ってみます。こちらにはハーバーミュージアムとJGFAかじきミュージアム、2つのミュージアムがある珍しい道の駅です。
4階まで上がり、入り口で入館料500円を払うと両方のミュージアムを見ることができます。
壁にかかるは巨大マグロのレプリカ
毎年7月に行われる国際カジキ釣り大会では、下田を拠点に利島や神津島沖で大物を狙います。
資料を見てみると例年100を超えるチームがエントリー。選手数は500名以上とかなり大きな大会です。
昨年の優勝チームは150キロオーバーのカジキマグロを釣り上げているので、大会期間中はかなり盛り上がりそうですね。
釣り師の工夫が詰まった手作りルアー
こちらには釣りに使うルアーが展示されています。カジキはルアーで釣るんですね。
以前、漁船の船長に聞いたことがあるのですが、こだわる漁師はルアーも手作りするそう。
その船長は鹿の角でルアーを作っていたそうで、それがまた釣れるのだとか。展示されているルアーも釣り師たちの様々な工夫が凝らされていそうです。
郷土資料館で古代の下田を知る
カジキミュージアムの隣は郷土資料館になっており、下田周辺の歴史を古代から知ることができます。
写真は古代の製鉄の様子です。実は伊豆地方は砂鉄から鉄を作るタタラ製鉄が古代から行われていて、下田でも遺構が発見されたりしています。
海あり、山あり、鉄ありと下田は古代から豊かだったんですね。
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下田旅のスタートは道の駅「開国下田みなと」から
下田の海の魅力が詰まった道の駅「開国下田みなと」は、アクセスも良好ですし、観光案内などの旅のお役立ち情報も充実しているので、下田観光の拠点にしてもいいかもしれません。
施設内は金目鯛バーガーほか下田グルメも充実しているのでお腹も満足、旅のスタート地点としておすすめですよ。
道の駅「開国下田みなと」へのアクセス
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【住所】静岡県下田市外ヶ岡1-1
【駐車場】200台以上(無料)
【営業時間】9:00〜17:00(施設により異なります)
【公式サイト】https://www.kaikokushimodaminato.co.jp
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。