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気ままに立ち寄る三島のイタリアンバール。「リトルノ」で日常を豊かに!

三島市|【更新日】2023年12月1日

気ままに立ち寄る三島のイタリアンバール。「リトルノ」で日常を豊かに!

静岡県のJR 三島駅、伊豆箱根駿豆線 三島広小路駅の近くにある「リトルノ」は、イタリアのバールスタイルの店です。

ランチからディナータイムまで通し営業をしているので、自分の過ごしたいように過ごせるのが良いところ。どう過ごすかはあなた次第です。

ふらっと気ままに立ち寄って、自分のために使う時間を満喫しましょう。

目次

必要なときにいつでもそばにいてくれるお店

イタリア人にとって生活に欠かせない場所「バール」

リトルノ1

Bar(バール)とは、イタリアでは生活に寄り添った欠かせない場所です。「リトルノ」はバールスタイルのお店。いつでも、誰でも、お気軽に、がテーマです。

ランチからディナーまで通し営業で、営業中はいつでもアルコール・コーヒー・食事・デザートがいただけます。

バールを象徴する店内のバンコ(=立ち飲みする時のカウンター)からは、お客さんとスタッフの楽しそうな会話が聞こえてきます。

バールらしい「RITORNO」での過ごし方

リトルノ2

「リトルノ」とは、おかえりなさい・帰る場所という意味のイタリア語です。そんな名前がぴったりな光景が店内には広がります。

取材中もおしゃべりを楽しむ友人同士、デートの休憩で使うカップル、一人で静かに読書をする方、コーヒーを飲んでのんびりする方、ビールを一杯飲んで帰る方。

「リトルノ」を訪れる人は、さまざまな過ごし方をしています。自分のための時間をバールで過ごすって、おしゃれな過ごし方ですね。

地元で頑張る人を応援する物販コーナーも

リトルノ3

各々が自分の時間を楽しむ自由な空間には、遊び心あふれる雑貨や、センスの良いインテリアが詰まっていて、すてきな世界に迷い込んだ気分になります。

店内の物販コーナーには、地元でつくられた野菜や焼き菓子、アクセサリーなどが販売されていて、見ているだけでワクワク。

地元で頑張る人を応援したい!というオーナーの上野 有紀さんの計らいだそうです。

食の多様化が進む現代らしい「リトルノ」

コンセプトはスローフードなファーストフード

リトルノ4

「リトルノ」のコンセプトは「スローフード(食べ物をじっくり見直すことから生活に豊かさをもとうというイタリア発祥の社会運動)なファーストフード」。

“おいしい・安心”をカジュアルに、気軽に楽しむため、さまざまな工夫がされています。

多様なジャンルを取り揃えるからみんなで食を楽しめる

リトルノ5

食の多様化が進む現代だからこそ、ナッツ・乳製品・グルテンフリー、低糖質、ヴィーガン、無添加・無農薬、カフェインレスなど、さまざまなものを取り扱っています。

個々にあった選択ができるように、メニュー表には原材料や食品表示も明記しています。

多様なジャンルを取り揃えることで一つのものに縛られず、みんなでテーブルを囲えるお店を目指しているそうです。

地元農家さんとも力を合わせて三島を盛り上げる!

リトルノ6

地元の食材も豊富に使った料理の数々が並びます。三島は海と山に囲まれた食材の宝庫。野菜などは農家さんからお店に直送してもらっているそうです。

店自慢のコーヒーも、豆は同じ県内の静岡市の「ETHICUS COFFEE ROASTERS」の物を使用しています。注文が入ってから挽いて淹れる味わいは格別ですよ。

豊富なメニューの中から自分に合ったものをチョイス

イタリアのおつまみの盛り合わせ「リトルノプレート」

リトルノ7

今回は「リトルノプレート」を注文!12:00〜15:00はイタリアンお惣菜の盛り合わせ、15:00〜L.O.まではイタリアンおつまみの盛り合わせで提供されます。

自家製パンを人気のピアディーナ(イタリアの無発酵の薄焼きパンに、無添加の生ハム、無農薬の野菜をサンド)に変更しました。

「ベースはできるだけ低糖質にしていてヴィーガンにも対応できるようにしています。季節を感じて欲しいので、その時々の旬の食材が入ります」と上野さん。

地元のフルーツを使ったドリンク「ジョイエッリ」

リトルノ8

ドリンクは地元のフルーツをイタリアのスパークリングワイン(ノンアルコールもあり)に詰め込んだ「ジョイエッリ」を注文しました。

「ジョイエッリ」とはイタリア語で「宝石」。取材時は三島の鈴木農園の旬を迎えたぶどう(クイーンニーナ、雄宝、紫苑)を凍らせたものが入っていました。

料理もドリンクも、味はもちろんおいしいのですが、盛り付けがもう100点!イタリアならではの色使いに、ハッピーな気分になりました。

一息つくのが上手なイタリア人を見習いながら

リトルノ9

「イタリアの人は一息つくのが上手なんです。その文化を見習いつつ、日本人っぽく、三島に必要なオリジナルのバールでありたいです。

一息のつき方は人それぞれ。それぞれの時間を楽しんで、帰り際に少しでも笑顔になって帰ってもらえれば嬉しいです」と上野さんは言います。

「リトルノ」に自分の一息のつき方を見つけに行ってみましょう。

自分のために使う時間を満喫しよう

みんなでテーブルを囲うことを目指しているから、メニュー数がとても多い「リトルノ」。これだけ揃えていれば、誰でも何かしら引っかかるものがあるはずです。

入り口の開けられたドアから聞こえてくる町の音。三島の町の一部に溶け込みながら、日常に寄り添ってくれる「リトルノ」で過ごしてみませんか。

「リトルノ」へのアクセス

  • 【住所】静岡県三島市泉町14-16

    【営業時間】月〜土 10:00〜18:00(L.O. 17:00)

    【定休日】日曜日

    【駐車場】なし

    【公式サイト】https://www.ritorno2013.com

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

新井夏海

新井夏海

神奈川県横浜市出身。静岡県の大学に進学し海洋学を学ぶ。卒業後は地元で海系旅行誌を発刊する出版社の編集ライターを経験。“自然のそばで暮らしたい”という思いから静岡に戻りフリーライターへ。現地の魅力を取材・執筆しながら、趣味の旅行、マリンスポーツ、キャンプ、車中泊旅を楽しむ。