掛川の”おいしいもの”が勢揃い!「これっしか処」でわくわくお土産探し
掛川市|【更新日】2023年11月24日

旅行から帰る直前、お土産を買っていないことに気付いて慌てたことはありませんか?
掛川駅近辺にいる方、そんな時には新幹線改札前の「これっしか処」をのぞいてみてください。
人気のお土産がそろっていますので、ぴったりのものを素早く見つけることができます。今回はこれっしか処の店舗や商品の魅力についてご紹介します。
目次
食と文化の発信源、新幹線掛川駅と同じ年に開業
気軽にお立ち寄り!掛川駅南口構内の店舗
これっしか処は掛川駅南口構内、新幹線改札の目の前にある地場産品のお店。新幹線駅開業の1988年にオープンしました。
今しかない「旬」の品、ここにしかない「静岡・掛川」のもの、これっしかない「数」にこだわって選ばれた商品が並ぶ、食と文化の情報発信源です。
北口からは「ほのぼのPASS」でアクセス
掛川城公園などがある掛川駅北口方面からは、こちらの地下連絡通路「ほのぼのPASS」で南口にアクセスすることができます。
通路は駅舎のすぐ東側にありますので、表示に従ってお進みください。掛川駅はコンパクトなので、およそ2分で南口に出られます。
食品中心の販売コーナーと工芸品のギャラリー
店舗は食品を中心とした販売コーナーと、工芸品の展示・販売を行うギャラリーに分かれています。
2つの店舗は通路を挟んで向かい合っていますので行き来も楽々。ギャラリーは掛川観光協会ビジターセンターと併設されています。
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掛川茶に銘菓、旬の野菜。バラエティ豊かな販売コーナー
店頭の「今っしか処」で今おすすめの商品をチェック
販売コーナーの店頭、新幹線改札側には今おすすめの商品が並ぶ「今っしか処」コーナーがあります。
こちらは天皇杯を受賞した佐々木製茶のお茶やお菓子。佐々木製茶は市内でカフェ「茶の庭」も営む、掛川茶の老舗です。
高級煎茶や気軽に楽しめるティーバッグ、少し珍しい掛川産烏龍茶など、バラエティに富んだ品揃え。人気の「掛川茶詰め放題」は通常販売価格2,000円のところ1,000円と、かなりお買い得です。
▼茶の庭について
茶園の四季を楽しむ。掛川茶の老舗が営むショップ&カフェ「茶の庭」
こちらは地域で愛されるパン屋、掛川アンデルセンのメロンパン2種。
この時点で、掛川茶を使った抹茶あん入りの「掛川茶メロンパン」は残りわずか。
地元産マスクメロン果汁を使ったメロンクリーム入りの「掛川メロンパン」も、取材を終える頃には完売していました。
掛川といえば深蒸し茶。目移りするラインナップ
掛川は日照時間が長いため、お茶の葉が太陽をたっぷり浴びて厚くなります。厚い茶葉をおいしい煎茶にするために時間をかけて蒸すのですが、これを深蒸し茶といいます。
しっかり蒸された茶葉は旨み成分が溶け出しやすく、コク深い味わいを楽しむことができるんですよ。
販売コーナーの中でも、深蒸し茶やお茶関連商品は種類や数が多く、目移りしてしまうかもしれません。
名産の葛湯、どの味を選ぶ?
掛川はお茶だけではなく、葛の名産地でもあります。
こちらは老舗和菓子店、桂花園の看板商品「丁葛(ちょうくず)」。昔は病人食だった葛湯を、お菓子としてたくさんの人に楽しんでもらうために作られたものです。
葛粉を器に入れて、熱湯を注いでかき混ぜるだけでおいしい葛湯のできあがり。プレーン以外にお茶やゆず、しょうがなど様々な味があり、1つから買えるのも嬉しいですね。
栗の産地ならではのお菓子や焼酎
掛川は和栗の名産地でもあることをご存知でしょうか。
販売コーナースタッフの一押しは、旬の栗を使ったお菓子コーナー。栗蒸し羊羹に栗きんとん、栗まんじゅう、マロンパイなど、秋を感じるお菓子が並びます。
栗きんとんの原材料は、栗と砂糖、塩のみ。とてもおいしい栗そのままの味を、口いっぱいに頬張る幸せを感じました。こちらは期間限定になりますので、栗の時期にお楽しみください。
お酒が好きな方にはこちらの「掛川里山栗焼酎 自ら(みずから・おのずから)」はいかがでしょうか。
市民有志で立ち上げた「かけがわ栗焼酎プロジェクト」のメンバーが栗園の管理や栗拾い、鬼皮剥きまで行い、酒蔵で醸造しているものです。
栗ならではの甘い香り、味わってみたくなりますね。
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地元の農産物も見逃せない!
クラウンメロンの特設コーナー
王冠マークがついたメロンを召し上がったことはありますか?
クラウンメロンは、静岡県温室農業協同組合が作るマスクメロンのブランド名。袋井市を中心に、掛川・森・磐田・浜松で作られています。
徹底した管理で生産された後、厳しい検査をクリアしたものだけに王冠のシールが貼られ、高級フルーツ店などの店頭へ。
こちらはそんなクラウンメロンの特設コーナーです。
うれしいお値打ち品。検査メロンにカットメロン
クラウンメロンは一玉での販売もあり、産地ならではのお値打ち価格になっています。
さらにお得なのは検査メロン、この時のお値段は1,800円でした。検査員が品質確認のために一部をカットしたもので、およそ3/4玉分ほどの大きさです。この時点では既に1個を残すのみとなっていました。
また、ちょうど食べ頃のものをカットしたカットメロンのパックもあります。新幹線で食べるちょっとリッチなおやつにいかがでしょうか。
遠州森町は次郎柿のふるさと
掛川のお隣、遠州の小京都と呼ばれる森町は次郎柿誕生の地。江戸時代後期に松本治郎が太田川の河原から幼木を持ち帰り、自宅で育てたところから栽培が始まったといわれています。
濃いオレンジ色に色付いた次郎柿は甘く、カリカリとした歯ごたえがたまりません。
そのまま食べてももちろんおいしいのですが、カブと合わせてなますにしたり、春菊とサラダにしたり、お料理にも使いやすく、あっという間に1袋食べてしまいました。
肉厚でジューシー!旨みたっぷりの椎茸
こちらも森町の椎茸。かなり肉厚で大きく、ポップに書いてあるとおり焼き椎茸にしてみたところ、そのジューシーさにびっくり。
少しだけお醤油をたらしていただきましたが、噛むほどに旨みが溢れ出してきました。
葛布製品から地域の作家の展示も楽しめるギャラリー
定期的に変わるギャラリーの作品展示
ギャラリーには駅通路から鑑賞できる展示コーナーがあり、地域の作家の作品や伝統工芸品などが紹介されています。展示は毎月入れ替えられ、季節を感じるディスプレイも必見です。
また、掛川や静岡県内の観光パンフレットも取り揃えられており、こちらで観光情報をゲットすることもできます。
千年前から続く伝統工芸品、手織葛布の美しい製品
千年前と同じ製法で手織りされる葛布は、葛の名産地である掛川の伝統工芸品。美しい光沢を持ち、手結びされた葛繊維の結び目が独特の風合いを生み出します。
こちらでは葛布を使った小物類を中心に展示販売。
手織り元は掛川駅から歩いて行ける距離にありますので、お時間があればぜひ店舗にもお立ち寄りくださいね。
ねむの木学園のポップなグッズ
ねむの木学園は日本最初の肢体不自由児のための施設として旧浜岡町に開設され、その後、掛川市内に移転しました。
こちらは子供たちが描いた絵をデザインしたグッズ。楽しい絵とポップな色づかいに目を惹かれます。
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探していたお土産がきっと見つかる「これっしか処」
これっしか処には掛川ならではの物産や旬の農産物の他、海産物や静岡県の銘菓、地酒やプラモデルまで取り揃えられています。
また、磐田市を本拠地とするラグビーチーム、静岡ブルーレヴズのグッズもあるのが、エコパスタジアムやヤマハスタジアムで観戦するラグビーファンには嬉しいところ。
掛川方面に旅行した時には、ぜひこれっしか処へお立ち寄りください。お土産と一緒に、次に行きたくなる場所もきっと見つかりますよ。
これっしか処へのアクセス
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【住所】静岡県掛川市南1-1-1(掛川駅構内南口)
【営業時間】
販売コーナー:9:00〜19:30
ギャラリー:9:00〜18:00
【駐車場】なし(税込2,000円以上お買い上げで契約駐車場のチケットサービスあり)
【公式サイト】http://www.koresika.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご覧ください。