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鳥好きにはたまらない!「掛川花鳥園」で花に親しみ鳥と触れ合う

掛川市|【更新日】2023年10月11日

鳥好きにはたまらない!「掛川花鳥園」で花に親しみ鳥と触れ合う

静岡県にある掛川花鳥園は、美しい花に囲まれながら、かわいい鳥たちと触れ合うことができるテーマパーク。車や電車でもアクセスしやすく、季節や天候を問わずに楽しめるのも魅力です。

2023年9月に開園20周年を迎え、地元でも愛され続ける掛川花鳥園をご紹介します。

目次

好アクセス、全天候対応でみんなが楽しめるテーマパーク

JR掛川駅から800m、東名掛川ICから車で5分の好立地

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掛川花鳥園は電車でも車でもアクセスしやすい好立地にあります。

電車の場合は、新幹線・東海道本線が停車するJR掛川駅から徒歩で約10分、タクシーで約3分、バスで約10分。

車の場合は東名高速道路掛川ICから約1km、5分ほどで到着します。隣接する広い駐車場が利用可能です。

空調完備の大温室はオールシーズン快適

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エントランスから入場し、プールでスイスイ泳ぐケープペンギンたちを見ながら進むと、そこは全天候型の大温室。冷暖房完備で季節や天候を問わず快適に過ごせます。

また園内の通路は段差がなくバリアフリー。車椅子の方も安心して楽しめますよ。

車椅子対応のトイレ、授乳室に加え、さまざまなお客様に対するおもてなしの気持ちを感じました。

広大な屋外エリアで開放的に遊べる

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大温室の外には、水鳥たちが暮らす大きな池、エミュー牧場、森のバードハウス、屋外バードショー会場や、芝生が気持ちいいわんぱく広場があります。

お天気がいい日には、屋外でピクニック気分を堪能することができますよ。

色とりどりの花が天井から降り注ぐ飲食エリア

ピンク、紫、赤…1,800鉢の花が吊るされた温室

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飲食エリアに入るとまず目を奪われるのが、頭上に浮かぶ色とりどりの花。インパチェンス、ペチュニア、サフィニアなど、1,800鉢の花が咲き誇ります。

気持ちも華やぐ彩りに、うっとりと花を見上げたまま時間を忘れてしまいそう。

花に囲まれ癒される飲食エリア。フォトスポットも充実

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飲食エリアの上には花の天井、周囲にもさまざまな花や植物の展示があり、花に囲まれて座っているだけで癒されます。

こちらは特大サイズの文鳥と一緒に写真撮影できるフォトスポット。

この他にも、カラフルな花に囲まれたベンチなど、写真を撮りたくなる場所がたくさん用意されています。

鳥モチーフのメニューもある!レストランとフードカフェ

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飲食エリアではレストランとフードカフェのメニューを楽しむことができます。

鳥モチーフのメニューの中で特におすすめなのは、フードカフェハナハナの「シロフクロウの真っ白アイス」。

開園20周年のロゴカップに塩キャラメルケーキが入り、上にシロフクロウをイメージしたバニラアイスが。バニラと塩キャラメルの相性が抜群ですよ。

鉢植えやガーデニンググッズが充実したフラワーショップ

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花は見るだけではなくフラワーショップで購入も可能です。花の苗や鉢植えがずらりと並び、植木鉢などガーデニンググッズのラインナップも豊富。

特に目を引くのは鳥モチーフのグッズです。フクロウ、色鮮やかなオウムの植木鉢など、たくさんのグッズが集められていて、思わず欲しくなってしまいます。

迫力のブロメリアコーナー

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こちらはブロメリアがたくさん集められたコーナーです。ブロメリアとはパイナップル科の植物の総称。“エアプランツ”の呼び名がなじみ深い植物です。

土に生えるグラウンドブロメリア、空中にぶら下げられたエアブロメリア、筒状の葉に水を貯めるタンクブロメリアなど、さまざまなタイプのブロメリアの展示は大迫力。

鳥たちが暮らすスペースにお邪魔します

看板スターはハシビロコウのふたば

“動かない鳥”ハシビロコウをご存知でしょうか?

アフリカ大陸の沼に生息する鳥で、エサの魚が水面に出てくるのをひたすら待つ生態や、幅広のくちばしに鋭いまなざし、独特のルックスがなんとも不思議で人気を集めています。

掛川花鳥園の看板スターは、日本一有名なハシビロコウのふたば。2023年に3冊目の写真集が出版されるほどの人気者です。

この日はお気に入りの寝室の屋根の上で、じっと物思いにふけっていました。

アフリカオオコノハズクのココとトト

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アフリカオオコノハズクは、敵から身を守るため体を細くして木に擬態します。先輩のポポが「トリビアの泉」などテレビ番組に出演し、世に知られるようになりました。

ポポは引退してのんびり過ごしており、今は後輩のココとトトが活躍しています。

落ち着きがあるココは体を細くしたことがなく、お客さんと触れ合う「乗せてみよう」でも大人気。

トトは温室の上をカラスなどが飛ぶと細くなってしまうとのこと。個性豊かな鳥たちです。

色鮮やかで人懐っこいコガネメキシコインコたち

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こちらはカラフルで人懐っこいコガネメキシコインコたちです。

お腹が空いていると鳥のごはんをあげるお客さんのところに行くのですが、この時はみんなお腹がいっぱい。おもちゃを作っているスタッフさんが大人気で、常に数羽が肩や背中に乗っていました。

ごはんがなくても寄ってきてくれるスタッフさんとの関係性が微笑ましいです。

目線の高さが同じ。飛べない鳥エミュー

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屋外のエミュー牧場で夕方のお食事中のエミューたち。テントの下にあるエサ箱に夢中です。

頭の高さが1.6mから2mなので、向かい合うとほぼ目線の高さが同じになります。大きな目をふさふさのまつ毛がふち取り、ホヤホヤと生えている頭の毛や正面から見たくちばしがチャーミング。

囲いの中に入って鳥たちを近くで見ることができるのは、掛川花鳥園ならではの楽しみです。

かわいすぎる猛禽類ピグミーファルコン

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こちらはエントランス横の展示スペースにいるピグミーファルコン。

体が小さく、こんなにかわいいのに猛禽類というギャップ。少し斜めになって止まり木に立つ姿も愛らしいです。

この展示スペースでは、フクロウやミミズクなどもガラス越しに見ることができます。

距離が近い!迫力のバードショーと触れ合い体験

アナホリフクロウの止まり木を持たせてもらう

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バードショーは毎日、温室内で2回、屋外で1回開催されます。こちらは15時の温室内ショーに出演したアナホリフクロウの「ひの」。

筆者は止まり木を持つ役のうちの1人に選ばれ、止まり木から止まり木へ飛んで移動する勇姿を至近距離で見ることができました。

ひのが着地しやすいように持っていなければと少しだけ緊張。目の前に飛んできた時にはワクワクしました。

ケープペンギンが客席の間を走り回る

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ショー後半では鳥たちが客席まで来てくれて、かわいい姿を間近で見ることができます。

こちらは同じショーに出演したケープペンギンの「あさひ」。客席の通路を一生懸命走る姿を応援したくなってしまいます。

ご紹介した2羽の他に、コールダック、メンフクロウ、アンデスカラカラ、ルリコンゴウインコの4羽が出演し、楽しいショーを見せてくれました。

コガネメキシコインコに「鳥のごはん」をあげてみよう

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コガネメキシコインコが小腹をすかせた頃を見計らい、ごはんをあげてみました。ごはんのカップを持つと1羽が飛んできて、手に留まって食べてくれます。

インコのお腹の空き具合とごはんをあげるお客さんの数によって、一度にたくさんのインコが来ることもあるのですが、この時は1対1でのんびりと楽しめました。

コガネメキシコインコ以外にも、ヘラサギやオオハシなど各エリア専用「鳥のごはん」をあげることができます。

モリフクロウを腕に乗せてみよう!

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バードショー終了後、温室内で開催される「乗せてみよう」も体験!今回、触れ合ってくれたのはモリフクロウの「くくの」、10歳の女の子です。

革製のグローブをはめた腕にくくのが乗ると、体重500g、しっかりと存在感があります。

まん丸で大きな瞳がチャームポイントですね。

フカフカの後頭部にそっと触らせてもらう

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スタッフさんにくくのをお返しした後、後ろからそっと触らせてもらいました。あたたかく、羽毛のふわふわ感触が気持ちよかったです。

なお、触れ合い中にくくのが目を細め、表情を曇らせた瞬間が。遠くに苦手なスタッフさんを発見したそうです。

健康管理の時にくくのを抱く担当の方とのことで、人をしっかり識別していることにびっくり!

そして鳥たちのため、嫌われ役になっても頑張るスタッフさんに心からのエールを送りました。

オリジナルのお土産やかわいい鳥グッズにも注目

ハシビロコウのふたばコーナーには写真集やカレンダーも

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看板スターふたばの公開7周年を祝い、おみやげ広場にはふたば専用コーナーが設けられていました。

2冊の写真集をはじめ、カレンダー、ぬいぐるみなど、たくさんのふたばグッズが並びます。

2023年は開園20周年!記念のふたばのフォトバッグ

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2023年9月で掛川花鳥園は開園20周年。さまざまな記念イベントや記念グッズ販売が行われています。

グッズの中で目をひくのはこちらの「ふたばのフォトバッグ」。お茶目な表情のふたばがプリントされ、反対側には20周年のロゴが入っています。

数量限定ですので、欲しい方はお早めにどうぞ。

オリジナルラーメン、鳥好き用ラーメンもあります

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なんと掛川花鳥園のオリジナルラーメンもあります。ふたばは塩味、オニオオハシは醤油味、コガネメキシコインコはカレー味。

レトロなパッケージがかわいい「鳥好き用ラーメン」シリーズも販売されています。

鳥好きな方へのお土産にぴったりですね。

美しい花とかわいい鳥たちに癒される掛川花鳥園

掛川花鳥園の大温室では、一年中快適な環境で満開の花を楽しむことができます。

また、かわいい鳥たちの表情を至近距離で見たり、直接触れ合ったりできるのがなんといってもおすすめポイント。“訪れる方に楽しんでもらいたい”という心意気を随所で感じます。

あなただけのスターを探しに、ぜひ掛川花鳥園へお出かけください。

掛川花鳥園へのアクセス

  • 【住所】

    静岡県掛川市南西郷1517

    【営業時間】9:00〜16:30(最終入園16:00)

    休園日:第2・4木曜日

    【料金】大人(中学生以上):1800円/小学生:900円/幼児:無料/シニア(65歳以上):1500円

    【駐車場】無料(普通車 400台、大型バス 20台、障がい者専用5台)

    【公式サイト】https://k-hana-tori.com/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

芦馬 実

芦馬 実

静岡県浜松市出身。現在はフリーランスのライターとして静岡県の魅力を発信中。牛乳やヨーグルト、チーズが大好きで、旅先では地元産の乳製品を必ずチェックする。直売所と道の駅にはついつい寄ってしまう。