”龍神伝説”がモチーフに!御代田町の憩いの場「龍神の杜公園」
長野県|【更新日】2023年9月25日

軽井沢から車で15分の隣町、御代田町には龍が住むという「龍神伝説」があります。
そんな龍神伝説をモチーフにした公園「龍神の杜公園(りゅうじんのもりこうえん)」は、御代田町の人々の憩いの場になっています。
目次
龍の神様が住む町?御代田町の龍神伝説
御代田町に伝わる”龍神伝説”は、甲賀三郎という青年のお話です。
誠実で働き者だった三郎は、美しい妻をもらい家を継いで幸せに暮らしていました。
そんな三郎を妬んだ兄達が、三郎に宝物があるからと嘘をつき、蓼科山(たてしなやま)の穴に三郎を落として奈落の底に閉じ込めてしまいます。
奈落の底を彷徨い歩いた三郎が、光を見つけて外に出たところが、御代田町の真楽寺の池。
ようやく外に出られた三郎ですが、なんと奈落を歩き回っている間に龍に姿を変えてしまっていたのだそうです。
龍神祭りで龍が舞う公園
龍神のモニュメントがいつでも見られる
龍になった三郎ですが、悲しみのあまり自分も龍になってしまった妻と、諏訪湖で再開します。
そんな姫龍と龍神が1年に1度目覚めるのが”龍神祭り”です。龍神達は、お祭り以外でも「龍神の杜公園」の龍神の館に行けば見られます。
毎年見事な舞が見られる「お祭り広場」
毎年7月最終土曜日に行われる「龍神祭り」では、三郎が龍になって現れたという真楽寺で開眼式を行い、龍神の杜公園にある「お祭り広場」で舞を披露します。
太鼓や爆竹の音と共に舞を舞う、勇ましい龍神の姿はぜひ一度見てみたいものですね。
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地域の子供達の憩いの場
龍の口から登場!龍をかたどった遊具
地域の子供達に人気なのが、巨大な龍と遊んでいるかのような遊具です。
尻尾や足元から登り、最後は口から登場する滑り台は、何度も滑りたくなること間違いなし!
※令和5年の冬に遊具更新、令和6年春には新しい遊具が完成予定です。
キャッチボールやサッカーができる広場
中央には”のびのび広場”という、芝生の広場があり、キャッチボールやサッカーが広々できる場所になっています。
入口ではスケートボードをしている子供達もいて、思い思いの遊びができる公園です。
ランニングや散歩におすすめ
一周15分の散歩コース
のびのび広場と龍の遊具の周りをぐるっと回れるような散歩コースは、約15分で一周できます。
舗装された道で歩きやすいコースなので、周りを見渡しながらぼーっと歩くのもいいですね。
途中にベンチがいくつかあるので、歩き疲れたら足を休めることもできます。
平和を願って建てられた像
お散歩コースを一周回ってたどり着く公園の入り口には、公園が作られたときに建てられた平和像があります。
子供達の遊ぶ声を聞きながら、この像を眺めていると穏やかな気分になれます。
子供がのびのび遊べ、気持ちよく散歩を楽しめる公園
長野県の雄大な自然を感じられる「龍神の社公園」は、子供が思いっきり走り回ったり、気持ちよく散歩できる公園です。
勇ましい龍の遊具は、子供が気に入ること間違いなしですね!”龍神祭り”でも訪れたい場所ですが、普段は落ち着いてゆっくりできる場所ですよ。
「龍神の社公園」アクセス
- 【住所】
長野県北佐久郡御代田町御代田2505-2
【公式サイト】https://www.town.miyota.nagano.jp/category/kouen/2206.html
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。