益子の酒蔵「外池酒造店」車を運転する方も楽しめる見学ツアーがオススメ!
栃木県|【更新日】2023年9月15日

益子の観光でちょっと変わった体験がしたいなら、酒蔵見学ツアーがおすすめです。
日本酒やどぶろく、リキュール類を製造している「外池酒造」は、観光客が気軽に立ち寄れる人気スポット。
酒蔵見学に参加して直営ショップで買い物をしたり、ギャラリーカフェで過ごしたりと、お酒を飲まない人でも楽しめる工夫が多くありますよ。
実際に見学ツアーに参加してきた筆者が、その魅力をお伝えします。
目次
1937年創業「外池酒造店」の代表的なブランドは3つ
栃木県内で流通している「燦爛」
「外池酒造」が扱う日本酒はおもに3種類あります。
なかでも栃木県民に馴染み深いのが「燦爛(さんらん)」です。
純米吟醸や大吟醸はもちろん、季節に合わせたスパークリング酒やにごり酒まで、豊富に展開しています。
果物のような芳醇な香りと、バランスのいい味わいが魅力ですよ。
食事に合う透明感のある味「望」
明日の日本酒への挑戦として立ち上げたブランド「望 bo:」は、限られた酒販売店でのみ購入できる流通限定商品。
軽い飲み口とすがすがしい透明感が特徴で、食中酒として親しまれています。
益子の大地が生み出した高級品「外池」
「外池酒造」で最高位とされる「外池」は、本物を追求した酒蔵の技術の結晶ともいえるブランドです。
醪(もろみ)を袋に入れて吊り、滴り落ちる雫をじっくり時間をかけて集め、瓶詰めされます。
上品な香りと深い味わいが感じられる純米大吟醸と、キレのある後味に仕上げた大吟醸が販売されていますよ。
知識豊富なスタッフによる見学ツアーで、酒造りを学ぶ
昔ながらの貯蔵蔵を改装した資料館
本蔵の隣には、観光客向けに資料館が用意されています。
酒造りの基本から詳しい工程などが、写真付きでわかりやすく展示されていますよ。
見学ツアーは事前申し込みが必要なので、ホームページからチェックしてみてくださいね。
客層に合わせた説明で、理解を深める
見学ツアーのスタッフは、お酒に詳しくない人でも楽しんでもらえるよう、客層に合わせて説明の仕方を変えているそうです。
詳しい人には丁寧に、団体様には分かりやすく、試飲が目的で来たであろう人には、説明よりも試飲の時間を長く取ることも。
比べたり体験したりできる、工夫が満載
資料館には、原料の米を見比べたり、酒造りの工程に使う道具を触ったりと、楽しめる工夫がされています。
見比べて体験することで、より酒造りへの興味関心を誘っているそう。
お酒のタンクの大きさと自分を比較するように、写真を撮っていく人も多いようです。
見学ツアーのあとは、併設のカフェで利き酒を嗜む
3種の日本酒を飲み比べできる利き酒セット
酒造見学の終わりには、併設のカフェ「ギャラリーカフェ 湧」にて利き酒ができます。
長く愛される定番の味や季節限定の特別な日本酒など、味の違いを楽しんでみては。
もっと飲んでみたい人には、別料金でテイスティングも行っているそうです。
飲めない方にはコーヒーと焼き菓子をサービス
車で来ている運転手や、お酒が飲めない人にはコーヒーと焼き菓子が提供されます。
仕込み水を使用したコーヒーは、奥深く芳醇な香りです。
甘酒で作られたソフトクリームも販売していますよ。
リキュールや化粧品も!バラエティ豊かな売店でお買い物
女性に人気のリキュールをチェック
カフェでホッと一息ついたら、次はお楽しみの買い物です。
酒蔵ショップ「酒蔵sakura」には、外池酒造の代表ブランドのほか、女性に人気のリキュールやフルーツのお酒も販売しています。
どの日本酒にすればいいか分からないときは、知識豊富なスタッフに相談してくださいね。
酒粕を利用した化粧品も人気
酒粕やお米を利用した化粧品やハンドクリーム、入浴剤なども取り扱っています。
外池酒造の化粧品は「蔵元美人」としてブランド化されていますよ。
自分へのご褒美や、大切な人のお土産にするのもいいですね。
観光酒造で見学ツアーや利き酒を気軽に楽しもう
「外池酒造」は観光客を広く受け入れている、益子で人気の観光酒造です。
酒造りの工程や歴史を学んだあと、ゆっくりいただく一杯は格別の味ですよ。
益子の観光計画に、外池酒造もぜひ加えてみてくださいね。
外池酒造へのアクセス
- 【営業時間】
9:00~17:00(年中無休)
【住所】栃木県芳賀郡益子町大字塙333番地1
【電話番号】 0285-72-0001(代表)
【駐車場】あり
【公式ホームページ】https://tonoike.jp/
【オンラインショップ】https://tonoike.info/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。