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千葉・東金「日吉神社」徳川家康も訪れた歴史スポットへ行ってみよう

千葉県|【更新日】2023年9月10日

千葉・東金「日吉神社」徳川家康も訪れた歴史スポットへ行ってみよう

千葉県東金市にある「日吉神社」は、徳川家康が鷹狩の際に訪れ参籠した歴史あるスポット。

大杉の並ぶ参道は、荘厳で神秘的な雰囲気が漂っています。

足を踏み入れると背筋がスッと伸びて、深呼吸をしたくなる不思議な場所。

今回は悠久の歴史を持つ「日吉神社」をご紹介します。

目次

徳川家康の気持ちに思いを馳せて、溢れ出る杉のパワー

千葉県の隠れ観光スポット!東金の日吉神社には魅力たくさん

日吉神社2

徳川家康が鷹狩りにきた際、3日間参籠し国家安泰、武運長久、一族繁栄を祈願した日吉神社。

御本殿は家康公の命により改築されるなど、縁を感じるエピソードも。

元々は最澄が寺院建立のため、日吉大社のご分霊を勧請したのが始まりとされています。

東金御殿のある八鶴湖からも歩いていける日吉神社。一の鳥居から切り通しの参道を通り、足を進めると二の鳥居が見えてきますよ。

歴史ある日吉神社、自然と心穏やかになる不思議な場所

千葉東金神社

二の鳥居から本殿まで続く表参道、両側には立派な杉が並んでいます。

鳥居をくぐる前に、一礼をし神社の神様にご挨拶をして足を進めました。

まず目についたのは、しめ縄が結ばれた夫婦杉。2本の杉が寄り添い、ほほえましさを感じます。

巨木ながらどこか優しさを感じる、そんな不思議な感覚です。

深く息を吸い込むと、じわーっと御神木のパワーを体いっぱいに感じることができますよ。

日吉神社は次世代に残したい「ちば文化資産」

千葉・徳川家康ゆかりのスポット

日吉神社は千葉県誕生150周年記念「ちば文化資産」に選ばれた、次世代に残していきたい場所の一つです。

樹齢400年を超える大杉は、圧倒的な存在感と神秘的な空気をまとっているように感じます。

徳川家康の命により植樹された杉は、何百年の時を経てどーんと根を張った勇壮な佇まい。

自然に囲まれた場所にあるため、木陰も多く日差しも柔らか。風がすーっと吹き抜けると、とても心地よい気持ちになりました。

毎月日吉神社を訪れたくなる理由を見つけました!

選ぶのが楽しい季節の御朱印、待ち時間もワクワク

日吉神社の御朱印

神社を参拝した証としてはもちろん、旅行の思い出に集める人も多い御朱印。

取材日は書込み対応日だったこともあり、御朱印を求める人で境内はにぎわっていました。

日吉神社ではシンプルな通常の御朱印のほか、まさるさんデザインや季節限定の御朱印も。

参拝した後、神様とのご縁ができた証明に御朱印をお願いしました。御朱印帳も販売しているので、旅の記念にいかがでしょうか。

おさるのまさるさん、愛くるしい姿に一目惚れ

日吉神社の御朱印2

通常の御朱印と非常に悩みましたが、デザインに心惹かれ今回は季節御朱印を選びました。

直書きで待ち時間があるものの、境内をのんびり過ごすのも旅の醍醐味。

自然のパワーが溢れており、ゆっくりと息を吸いながら深呼吸すると、気持ちもリフレッシュできました。

しばらくして御朱印が書き上がり、番号を呼ばれました。受け取った瞬間、まさるさんのイラストに「可愛い!」と心の声がポロリ。

日吉神社にはおさるが隠れてる!全部見つけられる?

地元でも知らない人が多い、おさるの「まさるさん」

おさるのまさるさん

かわいい御朱印のキャラクターにもなっている「まさるさん」。実は地元の人でも知らない人が多いそう。

にっこりとした目元がとてもチャーミングで、ふんわりとした優しさを感じるキャラクターです。

挟み紙にも可愛いまさるさん、見るたびにほっこりした気分になります。

境内には昨年の挟み紙の一覧もありました。季節を感じる素敵なデザインなので、ついつい集めたくなりますね。

神の使い「神猿(まさる)」を探しながら境内を散策

おさるのまさるさん2

日吉神社の総本宮である日吉大社では、昔から魔除けの象徴として猿を大切にしていたそう。

神の使いの猿、神猿(まさる)は、「勝る」「魔が去る」の意を重ねて、崇められてきました。

もちろん日吉神社の境内にも、神猿(まさる)がいます。拝殿前には赤い前掛けをした左右対の神猿(まさる)が。

どこにいるかな?と目をこらして探すと、他にも隠れていました。石灯籠など、つい見過ごしがちなところにも注目です。

自然豊かな場所にある日吉神社、対策は万全に

日吉神社の心遣い

木漏れ日が心地よい日吉神社の境内、夏場は蚊も増えるので虫除け対策を忘れずに。

御朱印受付前のテーブルには虫除けスプレー、その近くには冷えた飲み物も。

境内の近くには自動販売機がないため、神社側で用意したものだそう。

訪れる人への心遣いからも日吉神社の温かさを感じました。

社務の都合などにより、社頭が閉まっている日や御朱印の対応に時間がかかる日もあるそうです。事前に電話問い合わせが安心ですよ。

日吉神社の神様が市内をまわる壮観な祭典も!

日吉神社のお神輿

境内にあるお神輿に日吉神社の神様が宿り、市内を回る「日吉神社連合祭典」。

起源は江戸時代、水利問題の解決を神様に感謝した始まりとも言われる伝統ある祭礼です。

2年に一度、市内9つの山車・屋形がお神輿を先導し、市内のお宮をまわります。

東金型と呼ばれる独特の山車・屋形、独自の方向転換の瞬間は非常に見応えがありますよ。

県指定無形民俗文化財の東金ばやしなど、見どころいっぱいのお祭りです。

公式サイトやインスタから日吉神社の情報をチェック

日吉神社のインスタグラム

日吉神社では公式サイト、Instagram、YOUTUBEチャンネルで情報発信をしています。

八鶴湖から日吉神社に行く途中にある山王坂の切り通しは、Googleマップの徒歩検索では出てこない秘密の道。

少し分かりにくい道ですが、日吉神社のYOUTUBEチャンネルに動画で道案内がアップされています。

公式サイトには、周辺のウォーキングマップも。Instagramで社頭対応日を確認してからの訪問がおすすめです。

千葉・東金にある「日吉神社」に行くと心も体もリフレッシュ!

樹齢400年を超える杉が並ぶ参道を歩けば、エネルギーが体いっぱいに満ちてスッキリした気分に。

季節限定の素敵な御朱印は、旅の思い出にもぴったり。

境内にいる神猿(まさる)さんを探しながら、のんびり過ごせる日吉神社は、神様を身近に感じる場所です。

徳川家康も訪れた、歴史ある日吉神社に参拝してみませんか。

日吉神社へのアクセス

  • 【住所】

    千葉県東金市大豆谷860
    ちばフラワーバス、シーサイドライナー、九十九里鉄道で「八鶴湖入口」バス停で下車、そこから徒歩約25分

    【駐車場】あり(無料)
    ※裏参道、表参道にそれぞれ駐車場あり

    【公式サイト】https://www.touganehiyoshi.org/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

こじまちはる

こじまちはる

千葉県出身。学生時代は夜行バスや青春18切符を利用して旅行に。現在は主にLCCを利用して沖縄、北海道へ。生まれ育った千葉県の魅力を伝えるため、県内の観光地を取材。自然や文化財をはじめ、美味しいものがいっぱい、ちーばくんの出身地をご紹介します。