伊東の新スポットが「小室山」に!360度絶景のカフェと、伊豆の幸を堪能しよう
伊東市|【更新日】2023年8月25日

伊東市にはピラミッド型の山が2つあります。大室山と小室山、対をなす2つの山ですが、観光的には小室山は大室山にやや押され気味の今日この頃。
しかし、2021年には「小室山リッジウォーク”MISORA”」「Café・321」がオープン、23年夏には山麓のレストランがリニューアルし、おしゃれな観光地へと生まれ変わりました。
今回は、新しくなった小室山の見所をたっぷりご紹介します。
目次
2023年夏オープン!山麓レストラン
ホスピタリティに溢れた「Kitchen・218」
小室山の標高は321メートル、山頂まではリフトで上がります。
写真の建物がリニューアルオープンした「Kitchen・218(ニイイチハチ)」、数字の218とはレストランのある地点の標高です。
山頂へ行く前に、山麓レストランにちょっと寄り道!
「火山と大地」がテーマ!伊豆の魅力が詰まったレストラン
店の外側は木材、店内はレンガに塗り壁とウッディーでシックな作りになっています。
お店のテーマは小室山噴火伝説より「火山と大地」にしたそうです。噴火にちなんだメニューもあるとか。
テラスからは天城の山々が
西側向きの日当たりのいいテラス席。天城の山並みを望みながらの食事は、とても贅沢です。
ちなみにテラス席はペット可。店内にもペット同伴エリアが10席あり、ワンちゃん連れ(ペット連れ)にも優しい作りになっています。
おしゃれなキッズエリアもある親切設計
こちらは店内にあるキッズエリア。丸い囲いの外側はテーブルになっていて、親御さんが中で遊ぶ子どもたちを見ながら食事ができるようになっています。
ほかベビールーム付きのお手洗いもあり、入り口には車いす用のスロープも設置されています。
どんな人にも旅行を楽しんでほしいという優しさが感じられますね。
大噴火メニューをいただきます!
こちらは今回、試食用に用意していただいたレストランの看板メニュー3つです。
手前が「牛ミスジと地養鶏モモ肉の溶岩焼きステーキ」、左上が新鮮魚介を使った「MISORA丼」、右上はマグロのたたきがのった「小室山まかない丼」です。
正式メニューでは、それぞれボリュームたっぷりで提供されます。
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ウッドデッキで山頂めぐり
お腹いっぱいになったところで山頂へ
腹ごしらえが済んだところで山頂へ向かいます。
リフトなので腹ごしらえが必要だったかはさておき、頂上まで約5分、振り返れば伊東の街並みと天城連山、晴れていれば富士山の絶景が広がります。
正面に絶景が広がる帰りのリフトも楽しみのひとつです。
山稜は空と海の幻想回廊
山頂には、山稜に沿ってぐるっと1周できる木製の遊歩道(ボードウォーク)が敷かれています。
遊歩道のテーマは「海と空、絶景の爽快感」、2つの青がグラデーションとなって織りなす風景は幻想的です。
山頂でぜひ立ち寄りたい「Café・321」
海側のデッキ下には「Café・321」があり、山麓レストラン「Kitchen・218」と同じく、321は標高のこと。
カフェは山稜の一部になっていて、景観に溶け込んだデザイン。小室山のとっておきスポットがカフェ内にあるので、後ほど詳しくお伝えします!
つつじが御神木の小室神社
山頂には小室神社があります。
また、小室山はつつじの名所で、麓には総数10万本のつつじ園が広がっています。毎年4月〜5月頃にはつつじ祭りが開催され、多くの人で賑わいますよ。
開放感溢れるウッドデッキと展望ブリッジ
目の前に広がる景色を楽しんで
こちらは、先ほどの山稜にある「Café・321」を反対側から撮った写真。
海を望む広いウッドデッキがあり、お店の窓は全面ガラス張りでまさに絶景仕様です。
そして撮影している足元は空に浮かぶ天空のテラス。おしゃれな記念写真が撮れると人気上昇中のスポットです。
空に突き出るガラス張りの展望ブリッジ
小室山は急傾斜なので、長く伸びたテラスは地面から離れて空に突き出すような形をしています。
囲いがガラスで、先端に立つと視界から地面が消えて、空からの眺めと錯覚してしまいそうです。
写真映えの新名所として人気上昇中
テラスにはひっきりなしに人がやってきて、みなさん記念写真をパチリと収めていきます。
「Café・321」と「小室山リッジウォーク “MISORA”」が完成したのが2021年4月ですから、伊豆のSNS映えスポットとして着実にその人気は広まっているようです。
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カフェのおすすめは小室山を感じるドリンク
冷たいフラッペで味わう海と空の境界
カフェの人気メニュー、 “MISORA”ヨーグルトフラッペ(ブルー)。
甘酸っぱいフローズンヨーグルトにアイスクリームが浮かんでいます。青空のような、青から白へのグラデーションが美しい、見た目にも映えるドリンクです。
姉妹ドリンクには赤色のストロベリー味、こちらは夕景に合いそうですね。
濃厚チョコたっぷりのごちそう地層カフェラテ
一番人気のドリンクが地層カフェラテです。溶岩に見立てたチョコソース付きカップにアイスカフェラテを注いでいます。
飲み進めるとチョコが溶けてきて甘さがアップする、飲みごたえのあるデザートドリンクです。
お土産も充実!帰りも楽しい小室山
下りリフトは絶景を楽しんで
さて、帰りの下りリフトに乗り込みます。上りと違い、大きく視野が開けて絶景が広がります。
今回は雲が多くて見えませんが、晴れていれば富士山もよく見えるそう。ちなみにリフトは1人乗り、10キロ未満のペットなら同乗できますよ。
ちょっとおしゃれな食材が並ぶお土産コーナー
山麓レストラン「Kitchen・218」の横にはショップがあり、伊豆・伊東の素材を使った食品を中心に品が並びます。
フルーツピクルスや川奈ホテルのシーフードカレー、柑橘ドレッシングなどが人気のお土産です。
もうひとつの帰り道、徒歩ルートを探検
下山するにはリフトの他に徒歩で行く遊歩道もあります。実は小室山は観光だけでなくウォーキングコースとしても人気の場所。
山頂から山麓までのんびり下って30分程度、行きはリフト、帰りは徒歩という楽しみ方もいいですね。
中腹の隠れジュラシックパーク
中腹の広場は恐竜広場になっています。遊具のある公園の中に10数体の巨大恐竜像が並んでいます。
子ども向けと侮ることなかれ、恐るべしはそのクオリティの高さ。こちらはティラノサウルスの模型ですが歯の一本、筋肉の質感まで丁寧に作られています。
山を望む哀愁のブロントサウルス
恐竜広場の恐竜はその精巧な作りだけでなく、臨場感のあるレイアウトでも楽しませてくれます。
森の中に潜む草食系の群れ、ティラノサウルスと決闘をするトリケラトプス、大室山を望むブロントサウルスなど実物大のジオラマのようです。
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手軽でおしゃれな伊東のニュースポットへ
小室山にレストランができたのは1966年のこと。当時は観光バスがひっきりなしに来ていたそうです。
時は変わり今は個人旅行が主流に。そんな時流に合わせてカフェとレストランをリニューアルしたそうで、山頂のカフェはすでに伊東の新名所となっています。
山麓のレストランと合わせて、ぜひ尋ねてみてくださいね。
小室山リッジウォーク “MISORA”(Café・321)へのアクセス
- 【営業時間】
変更になる場合がございますので、公式サイトをご確認ください
【住所】静岡県伊東市川奈1428
【駐車場】無料
【公式サイト】https://www.tokaibus.jp/business/lift.html
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。