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築100年の古民家カフェ!小田原「nico cafe」で五感を癒すティータイム

小田原市|【更新日】2023年8月9日

築100年の古民家カフェ!小田原「nico cafe」で五感を癒すティータイム

古き良き木造建築を現代的にリノベーションした雰囲気に惹かれ、旅行先でその土地ならではの古民家カフェを探す方も多いのでは。

小田原にある「nico cafe」は、なんと築100年もの歴史的建造物。タイムトリップしたかのように特別な空間とおいしいランチ&スイーツを楽しみに、暖簾をくぐってみましょう。

目次

デザイナー夫妻が営む古民家カフェ

100年の歴史を重ねた趣ある建物

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小田原駅からのんびり歩くこと7~8分。「nico cafe」は建築デザイナーの和田義之さんとデザイナーの真帆さんご夫妻が2009年にオープンしました。

建具屋や飲食店として受け継がれてきた、築100年の趣ある古民家を約4ヶ月かけて改装。

小田原市から「歴史的風致形成建造物」の認定も受けている、どっしりと重厚感のある建物です。

開放感のある空間にこだわりのインテリア

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真帆さんデザインによる、ユーモアあふれるキャラクター「大磯妻」の暖簾をくぐると、天井が高く開放感のある空間が広がります。

インテリアをじっくり眺めてみると、一つ一つバラバラなのにまとまりのある照明や椅子。

ゆったりとクラシックが流れる店内は、女性のお一人様も気兼ねなくくつろげる雰囲気です。

楽器や古本も…隅々まで楽しんで

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壁に飾られた楽器や本棚に詰まった古本も、いつ、誰が使っていたものなのか、色々な想像がふくらみます。

お料理ができ上がるまでの時間も、懐かしい本をペラペラとめくっていたらあっという間に感じられそう。

体に優しい手作りランチ・スイーツを召し上がれ

自家製ジャムたっぷり!小田原レモンクレープ

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ランチタイムは、梅酢でさっぱりと仕上げた唐揚げと、地元のお野菜をたっぷり使った日替わりのお惣菜を合わせたごはんプレート「元祖サクサク梅酢唐揚げご飯」が人気。

バター醤油とクローブの甘い香りが特徴的なオリジナルカレー「よへじマサラ」もファンが多く、レトルトカレーも販売されています。

ティータイムはクレープ各種(660円~)や「黒糖黒光りチーズケーキ」などのスイーツを提供。

この日は看板スイーツのクレープの中から「小田原レモンクレープ」をいただきました。

もちもちクレープに、ひんやり純生クリーム

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全粒粉を使ったもちもちクレープに、果肉感のある爽やかな自家製レモンジャムがたっぷり。そこにバターときび砂糖で素朴な甘さをプラス。

純生クリームは溶けやすいため、ひんやりと凍らせてからトッピング。温かいクレープに合わせて食べると、ほんのり優しい甘さが口の中に溶け出します。

甘酸っぱく爽やかな小田原梅サイダー

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ドリンクもコーヒーやチャイラテ、自家製ジンジャーエール、クリームソーダなど幅広くラインナップ。

暑い日に惹かれる「小田原梅サイダー」はキリッとした炭酸、梅の甘酸っぱさが火照った体に染み込みます。

甘いクレープとの相性も抜群。飲み干した後は、ごろっと一粒入った梅をかじって食感を楽しんで。

2階ショップでアートな小田原みやげに出会う

ひっそりと潜む階段をのぼると…

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食事を終えたら、2階のショップをチェックするのを忘れずに。客席奥の本棚の隣に、知らなければ見逃してしまいそうな階段が。

靴を脱ぎ、おばあちゃんの家を訪れた時のようなわくわく感とともに2階へ向かいます。

ポップでキャッチーなオリジナルグッズが並ぶ

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2階は昔ながらの和室に、人形、手ぬぐい、Tシャツ、アクセサリーなどのオリジナルグッズやアンティーク、ZINEなどが並ぶカルチャーな空間。

ミュージアムショップのような雰囲気で、ゆっくりとお買い物を楽しむことができます。

にゃんこ好きにはたまらない猫Tシャツ

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オリジナルの「nicoT」シリーズ(4500円)は、かわいらしい猫柄。

ライトベージュのボディに猫が4匹、パズルのように重なり合う姿がシンプルながらもおしゃれで、ユニセックスで楽しめそう。にゃんこ好きな方へのギフトにいかがでしょうか。

サウナや温泉のおともに「粗品タオル」

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思わずクスッとしてしまう、味のある「妻andよへじ」柄をプリントした「粗品タオル」も個性あふれる小田原土産に。

ふんわりと肌触りのいいタオルは、温泉旅行やサ活で活躍。使うたびに「nico cafe」での和やかなひとときを思い出せそう。

なんだか気になる「大磯妻」人形たち

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「nico cafe」の主役はやはり、独特の存在感を放つ「大磯妻」。

家族でお風呂に入っている時に気づいた裸本来の素晴らしさや、女性の悶々した部分を表現しているという裸の人形。

一人一人異なる表情とボディにぐっときたら、あなたも大磯妻をお家にお迎えしてみては。

「nico cafe」で五感が満たされる昼下がりを

素材にこだわったおいしいランチやスイーツはもちろん、センスあふれるインテリアやショップも魅力的な「nico cafe」。

古民家ならではの懐かしさがありつつも、見て、触れて刺激を受ける空間は、地元の常連さんも多く、お友達同士楽しく会話したり、読書をしたりと思い思いのひと時を過ごしていました。

小田原観光の昼下がりに、ぜひ訪れてみてくださいね。

「nico cafe」へのアクセス

  • 【住所】

    神奈川県小田原市栄町2丁目15−26

    【駐車場】 なし

    【営業時間】 10:30~17:00

    【定休日】 不定休

    【公式Instagram】https://www.instagram.com/nico_cafe/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

山本茉莉子

山本茉莉子

神奈川県藤沢市出身。10年間エンタメ&ライフスタイルニュースサイトのエディターを担当。現在は本業のWebディレクターと並行して、地元・湘南エリアのご当地ライターをつとめる。趣味は朝活、韓国トレンド収集、カフェ巡り。