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佐野で楽しめる関東版モネの池「出流原弁天池」。美しき世界へ誘われてみませんか?

栃木県|【更新日】2023年7月7日

佐野で楽しめる関東版モネの池「出流原弁天池」。美しき世界へ誘われてみませんか?

栃木県の指定天然記念物である「出流原弁天池」。

優美に泳ぐ鯉の姿がはっきりと見える透明な水面は関東版モネの池と称されています。

今回はそんな美しい出流原弁天池と、その周辺で楽しめるスポットについてご紹介します。

目次

日本名水百選にも選出された美しい弁天池

木々や木漏れ日が反射するほど美しい水面

出流原弁天池_水面

ぽかぽかとした陽射しや青々とした木々が反射する水面は幻想的。

出流原弁天池がこうした美しさを保っているのには理由があります。

それは併設する売店「福寿荘」の方を中心として、月に1度、池の中に入り清掃活動をしているから。

たくさんの方が、出流原弁天池の眩い景色を保存し続けたいと願っているのです。

透明度の高い水中には優雅に鯉が泳ぐ

出流原弁天池_水面_鯉

そっと池を覗くとたくさんの鯉が雅びな姿を見せてくれる出流原弁天池。

色鮮やかな鯉が映え、それだけで水の透明度が高いことがよく分かります。

併設する売店「福寿荘」では早い時間帯に限り鯉の餌も販売中。

購入を希望される方はできるだけ朝の時間帯にお伺いするのをおすすめします。

出流原弁天池のほとり「福寿荘売店」では心温まるおもてなし

ホッとする店内は地元の方にも愛される

出流原弁天池_福寿荘_店内

昔ながらのおもちゃや駄菓子が販売されている「福寿荘売店」。

出流原弁天池のそばに併設されており、観光客のみならず地元の方にも愛されるお店です。

店内は清潔感がありつつもレトロな雰囲気。

出流原弁天池にて写真撮影のあとは福寿荘売店でホッとひと息つきましょう。

佐野名物「カンロ」や無農薬で栽培された地野菜の販売も

出流原弁天池_福寿荘売店_カンロ

福寿荘売店では佐野名物の「カンロ」や地場野菜も販売しています。

カンロとは寒天で作られたいわゆる黒蜜寒天。

佐野市では誰もが知っているソウルフードです。

地場野菜は地域の方から取り寄せた朝採り野菜を並べているそう。

まるで道の駅のようなラインナップに思わず気分も上がります。

佐野グルメ「いもフライ」を食べながら池を眺める贅沢時間

出流原弁天池_福寿荘_いもフライ

福寿荘売店では佐野名物のいもフライも販売。

出流原弁天池を眺めながら食べるホクホクのいもフライは格別です。

夏は葛切りやところてん、冬は甘酒や「たけからとちおとめ」という苺スイーツが取り扱われる福寿荘売店。

出流原弁天池に伺う際にはぜひ立ち寄りたい併設スポットです。

運が良ければ皆のアイドル「しろちゃん」に会えるかも!

出流原弁天池_しろちゃん

福寿荘売店の裏手には、みんなのアイドル「しろちゃん」がいることも!

観光客や地元の方に愛されているヤギのしろちゃんは人慣れをしており、可愛さも愛嬌もたっぷり。

出会えた時には驚かさぬようそっと見守りましょう。

出流原弁天池のそばに位置する磯山弁財天も見どころのひとつ

社殿へ続く楼門は幻想的

出流原弁天池_磯山弁財天_楼門

漆塗りの立派な楼門が印象的なのは出流原弁天池のすぐそばに建立する「磯山弁財天」。

風穴洞や鐘撞き堂がある磯山弁財天は、出流原弁天池とともにパワースポットとして崇められています。

本堂までは長い階段を登る必要があるため、歩きやすい靴でお伺いしましょう。

階段を登り切った先には絶景がお出迎え

磯山弁財天_本堂_風景

趣のある階段を登った先には美しい本堂と絶景がお出迎え。

見晴らしの良い本堂からは四季を通して桜、新緑、紅葉、雪景色を楽しむことができます。

本堂から見られる田園は出流原弁天池から水を引いており、初秋には美味しいお米が収穫できるそう。

美しい佐野市の景色を俯瞰できる贅沢さはここ磯山弁財天で味わえる醍醐味です。

絵画のような美しさを感じられる出流原弁天池で幻想的な時間を過ごそう

名水100選のひとつとしても名を馳せている出流原弁天池。

美しい水面を眺めながら過ごすゆったりとした時間は至福のひとときです。

佐野旅行の際は安らぎと癒しを求めて、出流原弁天池に足を運んでみてはいかがでしょうか。

出流原弁天池へのアクセス

  • 【営業時間】

    《出流原弁天池》

    24時間解放

    《福寿荘売店》

    10時〜17時(土日祝は6時半〜朝カフェを営業)

    定休日 : 月・木曜日

    《磯山弁財天》

    24時間参拝可能

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

飯嶋京子

飯嶋京子

生まれも育ちも小江戸川越。相棒の一眼レフカメラを抱え、フリーランスのライターとして各メディアにて執筆中。「日本にはこんなにも美味しいもので溢れてる」をテーマに全国を飛び回っています。グルメ情報はお任せください!