浜松市の歴史遺産を知るなら!浜松市地域遺産センターをご紹介
浜松市|【更新日】2023年5月26日

浜松市には実はたくさんの歴史遺産が存在することをご存じですか?
浜松市北区にある浜松市地域遺産センターでは、埋蔵文化財を中心とした歴史遺産の保存や活用をおこなっています。
浜松市の歴史遺産を知りたい人におすすめしたい、浜松市地域遺産センターの見どころをご紹介します。
目次
浜松市地域遺産センターとはどんな施設?
浜松市地域遺産センターは、2017年に浜松市の北区にオープンした施設です。
市内の埋蔵文化財の発掘調査を行っており、発掘された出土品の展示などを通して、調査で得られた成果や情報の発信をしています。
また、より多くの人に歴史遺産に触れてもらえるように、文化財巡りのイベントやワークショップ、企画展などを幅広く実施しています。
浜松の遺跡と出土品を紹介した企画展にわくわく
開催中の「原始・古代」の企画展へ
施設では半年に1回ほどの頻度で展示の入れ替えをしており、何度訪れても違った発見ができる工夫を取り入れています。
ちょうど訪問した時には企画展「土に埋もれた浜松の原始・古代」が開催されていました。
近年の浜松市内の発掘調査の出土品の中から、原始・古代の遺跡を中心に浜松市の歴史を解説する企画展となっています。
はじめて見る”はにわ”の姿は圧巻!
教科書でしか見たことのない”はにわ”も複数体展示されており、はじめて見たその姿は圧巻!
はにわは、ここ10年ほどの間に浜松市内の古墳の発掘調査でたくさん出てきています。
その他にも、奈良・平安時代の木の札に字を書いた木簡や、皿の裏に文字を書いた出土墨書土器など、多様な遺跡の展示も。
はるか昔の浜松の歴史に触れることができる展示が見られました。
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浜松にゆかりのある井伊氏の常設展示も
プロジェクションマッピング×ジオラマで展示の工夫を
2階の常設展エリアでは、戦国時代の井伊谷や井伊氏の歴史が学べる「戦国の井伊谷」展が。
ここでは、音声解説と連動したプロジェクションマッピング×ジオラマで紹介することで、より立体的な展示をしています。
躍動感のある展示法で、浜松で活躍を果たした井伊直虎の様子が目に浮かぶようでした。
周辺には井伊氏にまつわる多くの名所や旧跡が存在しているので、ゆかりの地めぐりの拠点に立ち寄ってみてください。
工夫された企画や展示で、浜松の歴史遺産を知るきっかけに
今後も発掘調査により、新たな浜松の歴史を知る手がかりが見つかるかもしれません。
7月15日からは、中・近世の浜松の遺跡を展示する企画展も開催予定。
「浜松の歴史や遺跡を深く知りたい」という人は、浜松市地域遺産センターに足を運んでみてはいかがでしょうか。
浜松市地域遺産センターへのアクセス
- 【住所】
静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷616-5
【料金】 無料
【駐車場】 あり
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。