「箱根甘酒茶屋」は江戸時代から愛される、甘酒と軽食でほっこりできる老舗のお店
箱根町|【更新日】2023年5月11日

箱根町畑宿という下二子山のふもとにある、箱根甘酒茶屋は江戸時代より創業した歴史ある老舗の茶屋です。
海外からの観光客も多く訪れるスポットであり、箱根観光のドライブがてら立ち寄る人もたくさんいます。
今回は江戸の創業から親しまれている名物の甘酒とおすすめのメニューを中心に、お店をご紹介します。
目次
箱根甘酒茶屋の歴史とは?
1600年代前半に箱根の関所が設置されたことで整備された、箱根の八里越えと称された箱根旧街道。
東坂は(湯本〜箱根関所間)その中でも主要の街道にして、道が険しく困難だったと言われています。
人の往来も増えたことで、街道沿いには当時13軒の茶屋が出来たそう。その内の1軒として現存するのが箱根甘酒茶屋です。
茅葺き屋根の古民家は風情のある雰囲気
県道732号線沿いにある箱根甘酒茶屋。周りは自然豊かな山間の環境で、1軒だけポツンとあり、茅葺き屋根の建屋が目立ちます。
お店の中も木材を活かした、昔ながらの日本家屋の造りになっており、奥の方には囲炉裏もあります。
箱根甘酒茶屋のおすすめメニュー3品はコチラ!
来店したら、まず名物の甘酒を注文してみよう
名物の甘酒は、米麹と米だけのシンプルな作り。砂糖は一切使わずノンアルコールです。
この製法は江戸時代からずっと変わっていないそう。優しい甘味ですっきりとした味わい。お米の風味が活きていて、口当たりもまろやかです。
江戸時代の人も栄養豊富な甘酒を飲んで、道中の疲れを癒していたと思うと感慨深いですね。
甘酒のお供にオススメ、できたての力餅
力餅は3種類あり『うぐいす』を注文。ほかに『いそべ』と『黒ごま(数量限定)』があります。
ちなみに『うぐいす』とは、ほんのり黄緑色したきな粉のこと。柔らかいお餅との相性は抜群です。
自家製のしそジュースも爽やかな味わい
こちらも疲労回復に良さそうな、自家製のしそジュース。程よいバランスの酸味と甘味がたまりません。
取材時にお店に居た何人かのハイカーのお客さんも、冷たいしそジュースで休憩をしていました。
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甘味以外にもある一服にぴったりなメニュー
おすすめのメニュー3品以外にも、お腹を満たす美味しそうなメニューが並んでいます。
例えば自家製味噌と胡麻をたっぷりとのせた玉こんにゃくの『味噌おでん』や自家製ダレで食べる突き立ての『ところてん』。
糖分不使用のサッパリと飲める『冷たい抹茶』もあります。
江戸時代から愛されている甘酒を飲んで活力アップ
箱根甘酒茶屋の甘酒は、江戸時代からの作り方を継承し、今なお多くの人に親しまれています。
甘酒は飲む点滴と称されるほど、栄養価も高く年々注目度もあがってきています。
箱根甘酒茶屋では『甘酒の素』も売っているので、お家でもお店の味を楽しむことができますよ。
箱根甘酒茶屋のアクセス
- 【住所】
神奈川県足柄下郡箱根町畑宿 二子山 395-28
公共交通機関:「箱根湯本駅」より箱根登山バス「甘酒茶屋」下車すぐ
車 : 須雲川ICより県道732号線を芦ノ湖方面へ約10分【駐車場】無料駐車場あり
【営業時間】7:00〜17:30(L.O.17:00)
【定休日】年中無休
【公式サイト】https://www.amasake-chaya.jp/index.html
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。