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名高い金運パワースポット!「銭洗弁財天 宇賀福神社」でのお参りポイント

鎌倉市|【更新日】2023年5月10日

名高い金運パワースポット!「銭洗弁財天 宇賀福神社」でのお参りポイント

お金を洗い清めることで財運アップとなるご利益を求めて、訪れる人のやまないパワースポット「銭洗弁財天 宇賀福神社」。

歴史は古く、源頼朝により社が建てられました。

鎌倉の賑やかなエリアから離れ、源氏山公園近くにある「銭洗弁財天 宇賀福神社」をご紹介します。

目次

きびしい坂道もなんのその。参拝客の絶えない神社

ウォーキング気分で向かおう!駅から離れたエリアへ

銭洗弁財天行き方

神社の場所は駅からやや離れていて、鶴岡八幡宮や小町通りのある鎌倉駅東口ではなく、西口側から向かった先にあります。

途中に通る住宅街や歩道は綺麗に整備されており、距離がありますが街中をウォーキングしているような気分で歩けますよ。

車で向かう場合には、神社へ続く坂道の下付近の駐車場に停めて坂は歩いて上ります。

急な坂道を上がった先に洞窟を思わせる入口

銭洗弁天

宇賀福神社は傾斜のある坂道に面しています。

なかなか急な坂道で、ここまで歩いただけで息切れしてしまうほど!

車が時々通るので、グループで訪れる際には広がらないように歩く必要があります。

神社の入り口にある鳥居の先は洞窟のように穴が続いています。坂道を上がってきた呼吸も落ち着いてきたら向かいましょう。

穴ぐらをくぐり抜けると…水の神を祀る神聖な空間へ

鎌倉銭洗弁財天

まさに洞窟の中を歩くようですが、岩を削り創られている理由は創建のいきさつから。

今から800年以上も昔、1185年の巳の年、巳の月、巳の日に源頼朝が夢のお告げを受けました。

お告げの内容は、西北の谷にきれいな泉が湧き出ており、これを用いて神仏を供養せよ。とのこと。

お告げの場所では岩の間から水が湧いており、頼朝は穴ぐらを掘らせて社を建て、宇賀福神を祀る神社となったそうです。

「銭洗水」でお金を浄化しよう!正しい参拝の仕方

お金を洗うようになったのは何故?ご利益の由来とは

宇賀福神社

夢のお告げにより神社は建てられましたが、当初はお金を洗う習慣はありませんでした。

後の時代に北条時頼が宇賀福神を敬い、神社で湧き出す水で銭を洗い一族繁栄を祈りました。その願いが叶い、銭洗いの文化が生まれたと伝えられています。

その後「銭洗いの水」と呼ばれ、現在でもお金を清めに参拝する人が訪れるようになりました。

ざるセットを購入して銭洗前に心を落ち着けよう

鎌倉金運神社

洞窟を抜けたすぐ先にある授与所でざるを借り「線香+ロウソク」のセットを購入します。

お金を洗う流れに必要な3セットですので、銭洗いをする場合には先に用意しておきましょう。

セットを入手したら次にロウソク、線香を捧げに行きます。

参拝客が多い時にはざるセットを持つ人が燭台前に並びますが、火を付ける場所は数か所ありますので、分かれて並ぶと良いですよ。

線香に火がつきにくくても落ち着いて

金運パワースポット

燭台には小さなロウソクと大きなロウソクが立っています。大きなロウソクから火をもらい、先に小さなロウソクを燭台へ捧げましょう。

次に線香ですが、なかなか火が付かなくて焦ってしまう人も。

線香は先の方が少し白くなっていれば火がついている状態です。このサインが分からず長く粘っている人も多く見られました。

ロウソクのように火があがる燃え方ではないので、焦らずチェックしながら火をつけると良いですよ。

参拝を完了させたら、最後に銭洗いへ

金運神社

線香は燭台の周辺に設置されている香炉に捧げ、煙を浴びましょう。

この後は奥宮の社へ参拝を。お金を洗うのは最後になります。

宇賀福神社のご神体は体は蛇、頭は人という水の神様です。このせいか、蛇が好きな生卵を奉納する参拝方法もありますよ。

卵は売店で売られており、境内にある5つの社殿へお供えをします。その後に同じようにロウソクと線香を捧げてから銭洗いとなります。

お札を洗う時には注意!乾くまで大事にしまおう

銭洗弁財天参拝

いよいよ銭洗い!しかしどのお金を洗うかで迷う人も。

ここでの注意点としては、「清められたお金は有意義に使う」です。つまり、洗った後に使える状態でないとなりません。

お札は水に濡れると細かく皺が入り、自販機などに通らなくなる場合があります。

このため、ビニールに入れて端っこだけをさっと濡らすなどの工夫をしている人もいるほど。

キッチンペーパーなどすぐ水分をふき取るものを用意しておくのも良いでしょう。

龍神様の神水がお告げする「水おみくじ」

龍神様はご本社の裏手にひっそりと

銭洗弁財天水おみくじ

ご神体が水の神様だけあって、水に関連するおみくじも!

龍神様の神水が占う「水おみくじ」は授与所で販売されています。

ご本社の裏手に、龍神様をかたどった水鉢がありますので、ここの水に浸してください。

神社の水は「鎌倉五名水」のひとつでもあります。神聖な水により占ってもらうものなので、他の場所で水に浸さないようにしましょう。

神水の上に浮かばせて、しばし待つと…?

銭洗弁天おみくじ

水に浸して十秒、いや三十秒ほどでしょうか。文字がうっすら浮き上がってきました。

吉凶の結果と、願い事や金運など合わせて6項目についてのお告げが書かれています。

ちなみにこの日は「金運:ろうひに注意」でした。金運アップを成就させるには参拝だけでなく、普段の行いにも注意が必要!ということですね。

水にまつわる神様の神社で、お金と心を浄化しよう!

お金を大事に、有意義に使おうと心掛ける良いきっかけを得られる神社です。

銭洗いでは拭くものを持っていない参拝客も多く、濡れた後のお札に困っている人も。

濡れたお札は湿ったままでは使えず、当日に使えない可能性があるので注意です。

銭洗いの習慣は、紙幣が無い時代から発祥しています。洗った金額が高ければ良いということもありません。

紙幣を避け、小銭などを洗浄するのも良いでしょう。

銭洗弁財天宇賀福神社のアクセス

  • 【住所】

    神奈川県 鎌倉市 佐助2-25-16

    ・JR鎌倉駅西口から徒歩約25分

    【駐車場】 あり(10台ほど) 土日祭日交通規制あり

    【拝観・入館時間】 8時00分~16時30分 (*16時00分までの入館を推奨)

    【公式サイト】 https://www.trip-kamakura.com/place/195.html

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

岡本香織

岡本香織

京都出身、現在は関東在住。沖縄の海と水風呂がある温泉が大好きなフォトライター。 毎月各県を旅行して47都道府県制覇! 旅先ではアクティビティから各地のクラフト体験まで幅広く楽しむスタイル。