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鶴岡八幡宮の見どころをご紹介。鎌倉を代表する必見のスポット

鎌倉市|【更新日】2024年3月19日

鶴岡八幡宮の見どころをご紹介。鎌倉を代表する必見のスポット

参拝者が途絶えることのない、鎌倉を代表する観光スポット!

段葛と呼ばれる長い参道を越えた先にあり、さらに続く境内を進むと朱塗りの美しい本宮が。

自然環境も豊かな、季節ごとの楽しみもある「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」をご紹介します。

目次

800年以上の歴史を持つ神社で感じる、悠久の時

大きなインパクトのある朱色の大鳥居

鎌倉鶴岡八幡宮

鎌倉駅東口から若宮大路(わかみやおおじ)へ進むと、中央に一段高い石畳が続く参道「段葛(だんかずら)」があります。

段葛をまっすぐ進むと横断歩道の向かいには大きな朱色の鳥居が。鳥居の周辺には大きな木もなく、堂々と構えている姿に圧倒されます!

境内へ入ると左右にも伸びる道があり、東側は源氏池、西側には平家池へと繋がっています。まずは中央の参道を進み本宮を目指しましょう。

屋台が出る日には賑やか!開放感あふれる広い参道

鎌倉人気スポット

横幅の広い参道は、大きな行事がある時期には屋台がずらっと並び大変賑やか!

平日でもいくつかの屋台が出ている日もあり、懐かしのりんご飴やカステラ焼きなどに出会えることも。

両端には高い木々が並び、自然も感じながら気持ち良く歩くことができます。

東西にゆるやかに上がれる階段あり。本宮へ続く道

鎌倉観光おすすめ

本宮の前に長い階段「大石段」が。東西のそれぞれに、ゆるやかに上がれる階段の道もあります。御朱印所は、大石段下の東側にある祈祷受付にありますよ。

この本宮へと続く大石段を見て西側には、以前に大きな銀杏の木があり鶴岡八幡宮のシンボルともなっていました。

残念ながら2010年に倒伏してしまいましたが、根から新しく生えた新芽が現在でも育っている様子が見られます。

階段を上がりきってひといき!本宮へ

高台から眺める舞殿と一直線につづく段葛

鎌倉観光定番

階段を上り本宮前にたどりつくと、今まで歩いてきた道のりを高い場所から見下ろせます。

すぐ下の広場には舞殿、さらに彼方には大鳥居や段葛が。長い距離を歩いてきた達成感が感じられますよ。

景色を眺めて満足したらいよいよ本宮へお参りに。

八幡神は古くから源氏の氏神とされ「武運の神」として信仰を集めています。

鶴岡八幡宮では勝負運・仕事運から、安産・縁結びなど幅広く願う参拝者が訪れます。

本宮横にはカラフルなおみくじ掛け

鶴岡八幡宮おみくじ

「おみくじ」を引くのも神社の楽しみ。おみくじを掛ける場所には、結ばれたおみくじが鮮やかに境内を彩っています。

本宮の手前にある授与所には複数のおみくじが置かれています。

可愛いらしい鳩をモチーフにしたお守りが入っている「鳩みくじ」や、縁起物のお守りが入っている「開運おみくじ」など。

おみくじの結果以外にも、何かのお守りがついているのは嬉しいですね。

凶を引いてしまったら「凶運みくじ納め箱」へ

鶴岡八幡宮絵馬

おみくじの結果が凶や大凶であっても大丈夫。鶴岡八幡宮には赤い箱に矢が三本立っている「凶運みくじ納め箱」があります。

これは、ただ凶の結果のおみくじを入れるだけではありません。

まず凶のおみくじだけで結び、それを納め箱の中へ入れます。

その後に中央の一番大きい矢の先の太くなっている「矢鏑(やかぶら)」を掴むことで、凶運を強運や吉運へ変えていくというもの。

これを知って、凶が出るように思う人もいるそうですよ。

眺めを楽しむ癒しスポット「源氏池」をぐるっと散策!

鳩が集まる赤い橋を渡って源氏池に浮かぶ神社へ

鶴岡八幡宮境内

境内で一番大きな池は源氏池と呼ばれ、池の中ほどにある島には旗上弁財天社(はたあげべんざいてんしゃ)があります。

特に鳩を多く見かけるのがこの源氏池周辺。大変のどかな風景です。

旗上弁財天社に並ぶたくさんの白旗は源氏の旗印にちなんで掲げられた祈願旗。

源氏池にはかつて白蓮が植えられており、反対側の平家池には平家の赤旗にちなんだ紅蓮が植えられていたといわれます。

現在は紅白まざっており、夏の時期に見頃をむかえますよ。

向こう岸にはベンチと色違いの藤棚が

鎌倉の神社

源氏池の北側には藤棚とベンチが並んでいます。旗上弁財天社には白い藤が咲きますが、こちらの藤棚は紫色の花が見られます。

藤は桜の時期が終わる頃から楽しめる花で、どちらも満開の時期には見事ですよ。

このあたりは休憩するにはもってこいのスポット!夕方には西側へ沈む夕焼けも見られ、つい時間を忘れてしまうほど。

鳩や鴨が集まる池をのんびり見ながら、疲れた体を癒せます。

源氏池をぐるっと囲う神苑ぼたん庭園

鶴岡八幡宮ぼたん庭園

1月〜2月の正月ぼたんの開花期と3月〜4月の鎌倉ぼたんの開花期には、源氏池に面している「神苑ぼたん庭園」が開園します。

ぼたんの花は大輪で、それぞれに色合いや模様が異なり見ごたえ抜群!

入園料があるエリアのため混雑しすぎることは無く、心のおもむくままに花の観賞が楽しめます。

源氏池の周囲を半周する遊歩道となっている園内は、丁寧に整えられた日本庭園も見られ満喫できますよ。

ぼたんの花の開花によって開園時期は毎年異なりますが、時期が合えばぜひ訪れていただきたいスポットです。

見どころいっぱい!広く美しい境内を散策しよう

境内には幼稚園や宝物殿、ミュージアムなどもあり、初めて訪れる場合には思っていた以上に広く感じるかもしれません。

大鳥居から本宮まで行って戻るだけでも長い距離があるので、のんびりと構えて休憩を挟みながら散策するのをおすすめします。

気づいたら行きたい方向と違う場所にいた、という事もありそうです。周辺のマップを見て位置関係をチェックしてから散策すると良いですよ。

鶴岡八幡宮のアクセス

  • 【住所】神奈川県 鎌倉市 雪ノ下2-1-31
    アクセス/JR鎌倉駅 東口から徒歩約10分

    【駐車場】あり(有料/普通車40台)

    【開門・閉門時間】
    通年:6時~20時

    【公式サイト】https://www.hachimangu.or.jp/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

岡本香織

岡本香織

京都出身、現在は関東在住。沖縄の海と水風呂がある温泉が大好きなフォトライター。 毎月各県を旅行して47都道府県制覇! 旅先ではアクティビティから各地のクラフト体験まで幅広く楽しむスタイル。