自然と歴史が息づく山梨「万力公園」。動物やBBQ…家族で楽しめる穴場スポット
山梨県|【更新日】2023年5月2日

『令和』という元号の典拠となった万葉集。万力公園(まんりきこうえん)には、その万葉集の歌碑が散策路のあちこちに置かれています。
万葉集にちなんだ松、梅、すみれ、彼岸花等の植物が100種類以上も自生していた事から、その植物の歌碑を園内にちりばめ「万葉の森」としてオープンしたのが万力公園。
東京ドーム約3個分の広さの万力公園には、入園料無料の動物園や7つの広場があります。歴史と文化を感じながら、大人から子供まで一日中楽しめる公園です。
目次
公園を駆けまわれ!《子供の楽しみ方》
無料で動物と触れ合える!ふれあい動物広場
万力公園は動物園が少ない山梨県で、動物と触れ合える貴重な公園です。
園内にはフラミンゴやニホンザル等、23種類166頭(令和5年4月現在)もの動物が飼育されています。
そんな万力公園の看板動物はカピバラ!
夏は優雅にプールで泳ぐ姿、冬になると南米原産で寒さが苦手なカピバラのために露天風呂が設置され、気持ちよさそうにお湯につかる愛らしい姿が見られます。
遊び場がいっぱい!七つの広場
園内には「子どもの広場」「せせらぎの広場・水辺の広場」「芝生の広場」「ピクニック広場・憩いの広場」「平和の広場」「噴水広場」「ふれあい動物広場」と7つの広場があります。
「子どもの広場」には、楽しい複合遊具がたくさんあり小さな子供から安心して楽しめます。
「せせらぎの広場・水辺の広場」では、暑い季節になると水辺の周りに簡易テントを広げた家族連れで賑わいます。
夏には流れの緩やかな浅瀬で水遊びをする元気な子供達の声が響きますよ。
公園から見えちゃう!人気の乗り物
万力公園は笛吹川沿いにあり、河川敷にあがるとJR中央線を走る電車が見られます。
ガタンゴトンと電車の音がすると、鉄道好きの子ども達が河川敷に走り出す姿がなんとも言えずかわいいですよ。
歴史と文化を堪能《大人の楽しみ方》
歌碑を探して万葉の森をウォーキング
園内には、この地に自生していた植物にゆかりのある26首が選ばれ、27基の歌碑が設置されています。
植物と歌碑を探しながら園内を歩いてみるのはいかがですか?
園内には、ウォーキングコースも設置されており、案内標識に従って歩くこともできます。
木々が織りなす緑のトンネルで最高の癒し体験
園内には「春のみち」「夏のみち」「秋のみち」があり、季節ごとに変わる万葉植物が、道沿いに咲き誇り美しい遊歩道を作っています。
遊歩道沿いには椅子も用意されており、季節の花を愛でながらほっと一息つく事ができます。
たくさんの緑に囲まれ、そよそよと流れる小川のマイナスイオンをたっぷり浴びることができる最高の場所です!
こんな楽しみ方もおすすめ!充実の施設
暑い日も木陰でできるBBQ
公園で遊びつつ、木陰でのんびりとお肉を焼きませんか?園内にはBBQを楽しめる場所が3か所あります。
GWや8月の連休はあっという間に予約が埋まってしまうそう。ご利用の際は、あらかじめ電話予約をし、当日公園管理事務所で申請が必要となります。
※貸し出し等もあるので、詳しくは管理事務所へ問い合わせください。
和の雰囲気が漂う日本茶室でほっと一息
園内には茶室「良庵」があり、一般の方も利用できます(※有料)
お茶室としての利用はもちろん、休憩所、研修や会議、打ち合わせ、展示会等で利用されています。
最近では日本庭園の造りが写真映えするとのことで、コスプレーヤーの撮影にも利用されているそうです。
暑い日は、冷たいレインボーかき氷
管理事務所横の売店では、手ごろなお値段で、ハッシュポテトやチュロス等が味わえます。
春から秋にかけての一番人気はかき氷!7色あるシロップの中から好きな味を選べます。
中でも3つの味を選べる「レインボー」が一番人気!200円というお値段も嬉しく、公園で遊んだ疲れも吹き飛びそうです。
山梨の交通手段はレンタカーがおすすめ
万力公園へのアクセス
- 【営業時間】
10:00~16:30
【住所】山梨県山梨市万力1828
【定休日】月曜日(動物園、売店、管理事務所等)
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
自然と多彩なアクティビティを家族みんなで楽しもう
楽しみ方いっぱいの万力公園は、子どもから大人まで一日中楽しめる公園です。春は桜、初夏は蛍、秋の紅葉も楽しめ、一年通して人気です。
毎年6月に開催される「万葉うたまつり」では、小川を飛び交うホタルを観賞することができます。
園内の電灯を消し、缶灯篭で照らされた幻想的な空間を楽しめますよ。