桜の香りに包まれて。横浜「元町公園」でのんびりお花見を楽しもう
横浜市|【更新日】2023年4月19日

観光地でもある横浜でお花見をするなら、なるべく混雑は避けたいもの。
今回は横浜の穴場お花見スポット「元町公園」をご紹介します。
「元町公園」では、横浜らしさも感じながら大きな桜の木々を見ることができます。
のんびりお花見がしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
にぎやかな通りを過ぎると、静かな公園が現れる
心地よい風が吹き抜ける。横浜の穴場お花見スポット
元町公園は、元町・中華街駅からすぐの場所にあります。
にぎやかな観光地、横浜元町ショッピングストリートのすぐ近くとは思えないほど、とても静かな公園です。
公園の両脇に、早速大きな桜の木を見つけました。
桜が満開の日曜日でしたが公園内の人は少なく、穴場スポットかもしれません。
満開の桜を眺めながら、まずはのんびり散策を
さっそく公園に入り、まずはのんびり散策してみましょう。
公園の奥にある階段を登ると、少し高い場所から公園全体を見渡せます。
満開の桜が咲き誇り、公園はとても華やかな雰囲気。
元町公園の敷地は意外にも広く、周りには山手80番館遺跡やエリスマン邸などもあります。
いずれも無料で見学できる人気のスポットです。
風が吹くたび桜吹雪。春の風情を感じられる公園
ベンチに座ってひとやすみ。桜を眺めてランチもおすすめ
桜の木の近くにベンチを見つけたので、お花見ランチをいただきます。
こちらのパンは、公園の近くにある「ウチキパン」で購入しました。
風が吹くたびに大量の花吹雪が空に舞います。勢いよく花びらが降り注ぐ様子は、満開の今しか見られない風情のある光景です。
見とれてしまい、時間が経つのを忘れそうになります。
他にも数名のお花見客の姿がありました。みな思い思いにお花見を楽しみ、公園内には穏やかな空気が流れます。
桜以外にも!カラフルなチューリップに癒やされる
桜以外にも、チューリップやパンジーなどのカラフルな花々も楽しめます。
公園内でも一際目を引くビタミンカラーのチューリップ。
淡い桜色で彩られる園内のアクセントになっていました。春の麗らかな陽気にぴったりです。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
坂の上には大きな桜とノスタルジックな遺跡を発見
公園奥の坂を登ると、そこには大きな桜の木とレンガ造りの遺跡がありました。
こちらは「山手80番館遺跡」。フランス人のマクガワン夫妻の住居だった場所です。
かつて外国人居留地だったこの辺りには、多くの西洋建築が建ち並んでいました。
しかし関東大震災の被害にあい、現在残っているのは山手80番遺跡のみです。
遺跡を覆うように咲く桜は、まるで一帯を優しく見守っているよう。ノスタルジックな雰囲気が漂います。
元町公園前のバス停にも、見事に桜が咲き誇る
レトロな電話ボックスは人気の写真映えスポット
遺跡を通り過ぎると、元町公園前のバス停に到着しました。
「自働電話」と書かれた珍しい電話ボックスの上にも、見事に桜が咲き誇っています。
こちらは人気の写真撮影スポットのようで、この日も多くの観光客が写真撮影を楽しんでいました。
山手の街並みに似合う、レトロで可愛い電話ボックスですね。
桜の絨毯が美しい。元町公園に続く階段も見逃せない
元町公園前のバス停広場から階段を降りれば、元町公園につながります。
こちらの階段にはバス停付近に咲く桜の花びらが集まり、美しい桜の絨毯ができていました。
風が吹くと足元から花びらが舞い上がり、とても幻想的です。公園の緑との調和にも癒やされます。
桜散策の後にぴったり。エリスマン邸でティータイムを
散策のあとは「エリスマン邸」の見学はいかがでしょうか。
エリスマン邸はスイス生まれの貿易商、フリッツ・エリスマンの邸宅を再現した建物です。
館内の見学は無料で、中には喫茶室もあります。
コーヒーやケーキ、パスタなどの軽食もいただけるので、桜散策のひと休憩に利用してもいいかもしれません。
横浜山手の雰囲気を満喫できる洋館です。
横浜山手の桜スポット「元町公園」で春の空気を味わおう
横浜山手の穴場桜スポット、元町公園をご紹介しました。
公園には大きな桜の木がたくさんあるので、散策しながら春の空気をお腹いっぱいに味わえます。
天気が良ければ、お弁当を持参してのピクニックもおすすめです。
自然溢れる静かな場所で、のんびりお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
元町公園へのアクセス
- 【住所】
神奈川県横浜市中区元町1-77-4
【駐車場】なし
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。