四季折々の花咲く鎌倉・長谷寺で「良縁地蔵」巡り!3ヶ所全部見つけられる?
鎌倉市|【更新日】2024年4月7日

幅広い世代から人気急上昇中の鎌倉観光で、豊かな自然に囲まれ、ゆったりした時の流れを感じられるのが長谷寺。
事前に知っておけば何倍も楽しくなる、長谷寺の歩き方をご紹介します。
目次
季節を感じられる「花の寺」長谷寺へ
1年を通して花が絶えない「鎌倉の西方極楽浄土」
四季を通じて境内に花が咲き誇ることから「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれる長谷寺。
中でも眺望散策路は梅雨の時期になると「あじさい路」となり、相模湾の眺望40種類以上、約2500株のあじさいが織り成す美しい景色をひと目見ようと多くの観光客が訪れます。
春の花で色づく境内をゆったり散策
山門をくぐると、鯉がゆったりと泳ぐ美しい池の景色が広がります。
取材時の3月中旬は鮮やかなピンク色のボケの花が咲き、池の周辺を華やかに彩っていました。
また本堂の横には大きなソメイヨシノの木があり、ちょうど咲き始めた頃。境内の花の見頃は事前に公式HPの「花散歩」のページをチェックしておきましょう。
隅々まで楽しみたい長谷寺の多彩なお堂
牡蠣の殻に願いを込める「かきがら稲荷」
本堂を目指して階段を登ると、その中腹に牡蠣殻の絵馬がたくさんぶら下がった珍しい光景が。
海に漂う観音像が、体に付着した「かきがら」の導きによってこの地に流れ着いたという由来によるもので、6月1日には「かきがら稲荷祭」も執り行われます。
9.18mにも及ぶ「十一面観世音菩薩像」にご対面
厳かな雰囲気の本堂には、木彫仏としては日本最大級となる高さ9.18mにも及ぶ「十一面観世音菩薩像」が祀られています。
杖を右手に携え、岩座に立つ姿は長谷寺の観音像特有の姿として「長谷寺式」と呼ばれているそう。
観音像は撮影禁止なので、しばし日常を忘れ、心を鎮めてその尊容をじっくりと眺めましょう。
お寺に洞窟!「弁天窟」で探検気分
弘法大師が参籠した洞窟として知られる「弁天窟」もお見逃しなく。
赤い鳥居を潜ると、洞窟内の壁面には弁財天とその従者「十六童子」が彫刻されており、それぞれ「商売繁盛の神」「長寿の神」「恋愛成就の神」など異なるご利益があります。
ミニサイズの弁天像に願いを込めて
体を屈めて洞窟の奥へ進むとまるで探検気分に。
小さな弁天像(300円)に名前、願い事を書いて納めることができ、薄暗い空間に弁天像がずらりと並ぶ独特の風景も必見です。
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見つけたら良縁に恵まれる?「良縁地蔵」を探せ
小さく寄り添うお地蔵さんにほっこり
長谷寺を訪れたなら、是非ともチャレンジしたいのが「良縁地蔵」巡り。
境内の3ヶ所に点在する、にっこり微笑むお地蔵様を全て見つけると良縁に恵まれるといい、知らなければ見逃してしまう、長谷寺の隠れアイドルです。
結構難しい…全3ヶ所コンプリートで達成感
1つ目は本堂へ向かう石段の途中で発見!
経蔵横にある2つ目もスムーズに見つかりましたが、3つ目がなかなか出会えず、何度も境内を歩き回ることに。
3つ目のヒントは「妙智池」。全てコンプリートするとハッピーな気分になれるので、散策がてら宝探しを楽しんでみてくださいね。
世界中の人を笑顔に!長谷寺の人気者「和み地蔵」
恋愛成就・縁結びのあじさいお守り
本堂で販売されているお守りは、いちごやスイカ、てんとう虫など、かわいらしいモチーフのものが人気。
中でも恋愛成就、縁結び、家内安全の願いを込めた「あじさい花綱守」(700円)は、長谷寺の人気キャラクター「和み地蔵」とあじさいの組み合わせで、お土産にぴったりです。
和むお土産だらけの「なごみショップ」
3月には和み地蔵のグッズを取り揃えた「なごみショップ」がグランドオープン。
なごみサブレー、なごみマシュマロなどのスイーツから雑貨まで多彩なお土産が並び、中でも新発売の木製チャームのように“いつでも和み地蔵と一緒”なグッズが人気を集めているそうです。
長谷寺は鎌倉を代表するパワースポット
隅々まで巡ることで、金運、恋愛、仕事など様々な嬉しいご利益がある長谷寺。
あじさいの時期が有名ですが、それ以外も四季折々のお花見を楽しめるので、癒しとパワーを求めて定期的に足を運びたいスポットです。
長谷寺へのアクセス
- 【住所】
神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2
【料金】 大人:400円 小学生:200円
【駐車場】 あり
【公式サイト】https://www.hasedera.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。