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軍艦が見られる日本唯一のクルーズ!「YOKOSUKA軍港めぐり」をご紹介

横須賀市|【更新日】2023年4月19日

軍艦が見られる日本唯一のクルーズ!「YOKOSUKA軍港めぐり」をご紹介

横須賀の地に降り立つと、広大な海を悠然と進むさまざまな軍艦が目に入ります。

その荘厳な姿を間近で見てみたい!そんな方におすすめなのが「YOKOSUKA軍港めぐり」です。

今回は、そんな横須賀ならではのご当地クルーズが楽しめる「YOKOSUKA軍港めぐり」をご紹介します。

目次

横須賀の中心地から出航!まずはコースカの2階へ

汐入ターミナルでチケットを購入。事前予約がおすすめ

コースカベイサイドストアーズ

まずは汐入駅からすぐ、コースカベイサイドストアーズ2階の汐入ターミナルで乗船チケットを購入しましょう。

インターネットや電話での事前予約も可能。特に混雑する土日祝日は、事前予約がおすすめです。

今回は事前予約をしていたので、スムーズにチケットを購入できました。乗船までまだ30分以上ありますが、天気もいいので桟橋に行ってみましょう。

さっそく桟橋へ!大行列で人気の高さが伺える

横須賀軍港

乗船までまだかなり時間があるのに、桟橋はお客さんで大賑わい。今か今かと乗船を待つその姿に、軍港めぐりの人気の高さが伺えます。

軍艦をベストポジションで見るためには、場所取りも大切です。

2階のデッキ席や1階の窓際など、希望がある場合は早めに並んでおくといいかもしれません。

軍港めぐりには、クルーズ中の案内を務める個性豊かな案内人がいます。

乗船を待つ間、案内人の方とのコミュニケーションを楽しむお客さんもいました。

いざ乗船!軍港クルージングを楽しもう

軍港めぐりターミナル

さて、定刻になりました。案内人の方の指示に従い、いよいよ乗船です。

乗船する船はこちらの「Sea Friend7」。1階席の窓ガラスは景色がクリアに見えるよう、特殊な2重ガラスを使用しています。

2階席には屋根も付いているので、日差しや少しの雨なら避けられそうです。

「どの席もおすすめですが、今日は天気が良いので2階がおすすめですよ」とおっしゃる案内人の方。

乗船ギリギリまで悩みましたが、今回は案内人の方おすすめの2階席に決めました。

続々と現れる軍艦の数々に終始圧倒される

初めて見るイージス艦はまるで要塞のよう

YOKOSUKA軍港めぐり

出航してすぐに、目の前には続々と軍艦の姿が現れます。最初に目に入ったのはアメリカのイージス艦です。

アメリカの国旗がたなびく堂々たる姿は、まるで要塞のよう。船の表側についている八角形の板にはレーダーが内蔵されています。

これはイージス艦特有のものだそうです。

テレビなどで目にすることも多いイージス艦ですが、こんなに近くで見る機会は滅多にないですよね。

とても貴重な体験に、シャッターを切る手が止まりません。

運が良ければ貴重な入港の瞬間にも立ち会えるかも

横須賀米軍基地

興奮冷めやらぬ中、遠くの海に視線を向けると、横須賀に入港してくるイージス艦の姿を発見。

イージス艦の入港シーンはとてもレアで、毎回見られるわけではありません。見ることができたらラッキーです!

ちなみにこの日の案内人の若杉さんは、イージス艦の入港シーンに当たる確率が最も高いそうです。

運が良ければ、このような貴重な入港シーンに立ち会えるかもしれません。

海の安全を守る海上自衛隊の軍艦にはそれぞれの役割が

イージス艦むらさめを発見!海上自衛隊の護衛艦

横須賀軍艦

アメリカだけでなく、日本の軍艦もたくさん見ることができます。こちらはイージス艦「むらさめ」。海上自衛隊の護衛艦です。

間近で見ると、その大きさに圧倒されます。むらさめは、敵のレーダーなどのセンサーから発見されにくい、ステルス性の高さが特徴です。

いざというときに国を護ってくれる頼もしさを感じます。

海洋観測艦わかさには海底を調査する役割が

横須賀休日おすすめ

こちらは海洋観測艦「わかさ」。対潜戦に備え、海底の地形や潮流、水質などの海洋環境をデータベース化する非常に重要な役割を果たします。

わかりやすくいうと、潜水艦の安全のために海を調査している軍艦です。

現在、海上自衛隊が保有している海洋観測艦は「わかさ」「しょうなん」「にちなん」の3隻。

この日は運良く全ての海洋観測艦を見ることができました。

食事が美味しい!潜水艦に施されたさまざまな工夫

横須賀観光スポット

海からひょっこり頭を出している潜水艦。潜水艦には乗組員の健康を気遣う、さまざまな工夫が施されています。

例えば艦内の蛍光灯。日中は白い蛍光灯、夜間から朝にかけては赤い蛍光灯が灯されています。

これは、窓がない潜水艦でも昼夜の区別をつけやすくするためです。

また、海の中という特殊な環境での任務なので、水上艦より食事の予算も高めだそう。

有名な海軍カレーも、潜水艦のものが最も美味しいといわれています。

特務艇はしだてのツートンカラーの理由とは?

横須賀クルージング

他の軍艦と一線を画すのが、こちらの特務艇「はしだて」。国内外の要人を招く際の迎賓館として使用されています。

はしだては、海上自衛隊が保有する船の中で唯一のツートンカラーが特徴です。

これは災害時に、上半分の白い部分に赤十字を描いてすぐに支援に向かうための工夫だそうです。

戦闘装備は備えていませんが、いざというときには人々の命を救ってくれる存在になるでしょう。

個性豊かな案内人がクルージングを全力で盛り上げる!

「なるほど!」と言いたくなる解説が嬉しい

横須賀軍港めぐり

軍港めぐりには個性豊かな案内人も乗船。わかりやすい解説で、クルーズを盛り上げます。

今回印象的だったのは、イージス艦の色のお話。イージス艦の色は、それぞれの国の海の色を表しているそうです。

ちなみにイギリスはエメラルドグリーンのようなグレー。

「海の色がきれいなのかも」と案内人の若杉さんはおっしゃっていました。

思わず「なるほど!」と言いたくなる話をたくさん聞けるのは、案内人がいるからこそですよね。

気さくな案内人とのコミュニケーションも魅力のひとつ

軍港めぐりガイド

「すごくわかりやすい解説でした」「楽しかった!ありがとう」乗船後、案内人の方とお話をするお客さんも多くいらっしゃいました。

このようなコミュニケーションも、軍港めぐりの魅力のひとつです。

こちらは今回の案内人、若杉さん。お話のテンポもよく軍艦を紹介するタイミングもバッチリで、満足度の高い時間を過ごせました。

案内人の方とお喋りをしてみたいという方は、乗船後を狙って話しかけてみてもいいかもしれません。

「YOKOSUKA軍港めぐり」を楽しむためのコツ

暖かければ2階席がおすすめ!

軍港めぐり船内

晴れて暖かければ、やはり2階席がおすすめです。案内人の方は1階席に常駐していますが、2階席にも解説が聞こえるスピーカーがついています。

ベンチに座ってもいいのですが、四方から現れる軍艦を漏れなくキャッチするには立ち見がおすすめ。

デッキ中央の手すりを握れば安定感もあります。

また、陸の上では暖かくても海の上は風が強く、体感温度が下がります。

油断せずに、羽織るものを持参すると快適に過ごせるはずです。

揺れに備えて歩きやすい靴が安心

横須賀クルーズ

穏やかなクルーズですが、急な揺れに備えて歩きやすい靴を履いたほうが安心です。

せっかく乗船するなら、さまざまな角度から軍艦を見たいですよね。

クルーズ中は座席の移動も可能ですが、1階から2階へは階段を使って行き来する必要があります。

不安定な船の中で転ばないよう、履き慣れた靴がおすすめ。心置きなく軍港めぐりを楽しみましょう。

乗船後のお楽しみ!抽選会もあります

軍港めぐり抽選

乗船後は、抽選会があります。乗船チケットの番号で当選結果がわかるので、チケットは無くさずにとっておきましょう。

汐入ターミナルのボードで、このように当選番号が発表されます。当選していたら、軍港めぐりオリジナルのブラックサンダーがもらえます!

レアアイテムなので、ぜひゲットしたいものです。当たるまで何度もチャレンジしたくなります。

「YOKOSUKA軍港めぐり」で圧巻のクルーズを

横須賀のご当地クルーズ、YOKOSUKA軍港めぐりをご紹介しました。

数々の軍艦を間近で見られるのは、YOKOSUKA軍港めぐりだけ。とても貴重な体験が楽しめます。

愉快な案内人の解説つきなので、知識がなくても問題なし。

横須賀らしさを満喫できる軍港めぐりに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

YOKOSUKA軍港めぐりへのアクセス

  • 【住所】

    神奈川県横須賀市本町2-1-12 コースカベイサイドストアーズ2階

    【駐車場】あり

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

mizokawa kanami

mizokawa kanami

会社員からライターに転身。自慢の健脚でどこまでも歩き、穴場スポットを見つけるのが得意。趣味は旅行とサウナ。旅先はサウナ基準で決めるほどのサウナ好き。いつか全国のサウナを制覇したい!