鎌倉「手毬」で和菓子作り体験!“食べる芸術品”を自分で生み出す感動
鎌倉市|【更新日】2023年4月6日

日本ならではの繊細な技巧で、“食べる芸術品”とも言うべき和菓子の一種「練りきり」。
そんな和菓子作りを鎌倉で気軽に体験できる、「鎌倉創作和菓子 手毬」をご紹介します。
目次
季節の和菓子作りを気軽に体験
創作和菓子作家・御園井裕子さん主宰の教室
江ノ電・長谷駅から徒歩7分の場所にある「手毬」は、創作和菓子作家・御園井裕子さんが2003年に立ち上げました。
工房での和菓子教室をはじめ、和菓子の魅力を伝える様々な活動を国内外で行い、数々のメディアに取り上げられています。
特別な道具や技術は不要!大人から子どもまで楽しめる
和菓子教室の一般コース(2900円)は所要時間1時間で、鎌倉観光の一貫として気軽に参加することが可能。
材料や道具なども全て用意されているので、家族3世代で体験する方や、海外からの観光客も増えているそうです。
春らしい桜がのった和菓子作りに挑戦!
練りきり・白あんを均等に分ける
今回は工房の名前にもなっている「手毬」の和菓子作りに挑戦します。まずは3色の練りきりと、中に包む白あんを均等に3つに分けるところから。
指でなめらかに練った生地をちぎって、丸めて…を繰り返す作業は、幼い頃の粘土遊びのようでワクワク!
単純な工程ですが、この「生地を均等に分ける」ことが出来上がりの美しさを大きく左右するということで、慎重に取り組んでいきます。
あんを優しく包みながら、形を整える
3色の練りきりをお花のような形に広げ、白あんを中に包み込んでいきます。生地を少しずつ上に伸ばしていくとあんがすっぽり包まれ、愛らしい丸い形に。
跡がつかないように優しい手つきで、全体の形や色の繋ぎ目を丁寧に整えていきましょう。
三角棒で飾りの線をつける
形が整ったら、三角棒で生地の側面に線を入れます。棒を生地に添わせるようにして、等間隔に線を入れるのがポイント。
強すぎず、弱すぎずの絶妙な力加減で、きれいな線が刻まれるとグッと見栄えがよくなりますよ!
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完成!自分で作った和菓子を食べてみよう
3つ並んだかわいい和菓子に感無量
1時間で同じ和菓子を3つ作るので、最初はなかなかうまくいかなくても、だんだん手際よく、上手に作れるように。
自分で作った和菓子が箱に3つ並ぶと、とても愛おしく、なんとも言えない達成感に包まれました…!
抹茶と一緒に上品なお味を堪能
作った和菓子はお土産として持ち帰ることができますが、隣接する「茶寮てまり」でお茶(抹茶または煎茶500円)と一緒に味わうことも可能。
白い豆から作った練りきり、白あんはしっとりとなめらかで、上品な甘さ。食べるのがもったいない…!と惜しみつつも、手作りの和菓子は渋い抹茶とよく合い、和の心を感じる素敵なお茶時間を過ごすことができました。
和菓子教室は月替りのデザイン!リピーター割も
教室で作る和菓子は月ごとにモチーフが変わり、4月は桜のデザインに。
梅雨の時期に長谷寺で美しく咲くあじさいを眺めてから、あじさいのデザインの和菓子を作るのも風流な体験になりそう。
リピーター割も設けられているので、何度も通って和菓子作りを趣味にするのはいかがでしょうか。
集中できる和菓子作り体験で鎌倉観光がさらに充実
和菓子作りと聞くとハードルが高く感じられますが、「手毬」の体験は初心者でもうまくできるレシピにアレンジされているので、どんな方にとっても濃密で満足度の高い1時間になるはず。
鎌倉観光で非日常を味わいたいなら、無心になれる和菓子作り体験をプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。
「鎌倉創作和菓子 手毬」へのアクセス
- 【住所】
神奈川県鎌倉市坂ノ下28-35
【駐車場】 なし
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。