鮮度抜群!インパクト特大!丸吉食堂でこだわりの深海魚グルメを堪能
沼津市|【更新日】2023年4月4日
戸田(へだ)の名物グルメのひとつといえば深海魚料理。
鮮度が命の深海魚は、あがったばかりの獲れたてをいただくのが一番ということで、自前のトロール船を持つという丸吉食堂を訪れました。
他ではめったにお目にかかれない深海魚グルメ、一体どんな味なのでしょうか。
目次
船からあがったばかりのピチピチ深海魚
自前のトロ船で朝獲れの深海魚を提供
大きなトロール船が停泊する戸田港、その目の前に丸吉食堂があります。自前の船であげた鮮度抜群の深海魚が食べられると人気のお店です。
看板には目玉メニューのタカアシガニがいますが、今回は深海魚料理をいただきます。
二階の席からは戸田湾が一望
お店は一階と二階があり、ゆっくり食事を楽しみたい場合は二階がおすすめ。二階は海に向けた大きなガラス窓があり、戸田湾を一望できます。
想像以上のナイスビューに得した気分です。ちなみに写真右の船がトロール船で、この船で深海魚を捕獲します。
見るだけで楽しい深海魚メニュー
メニューを広げてみると深海魚料理のオンパレードのほか、キンメやアカムツの煮魚定食やお造りなどのメニューが並びます。
今回は、深海刺身盛り合わせと名物のドン底丼を注文しました。どんな料理が出てくるかワクワクドキドキです!
ギョギョッとうまい!深海のお刺身盛り合わせ
インパクト大!迫力の深海魚盛り
こちらが名物深海刺身の盛り合わせです。あまりのインパクトに椅子から落ちそうです。皿にそびえるのがゲホウという魚、地域によってトウジン、チョッペなどと呼ばれます。
お刺身はゲホウのほか、メギス、ヒウチダイ、いずれも戸田湾の水深数百メートルから来てくれたお魚たちです。
ちなみに深海魚は身が柔らかいので、刺身にするのには高い技術が要るのだそうです。
見た目を裏切る淡白な美味しさ
その肝心のお味は…なんと!と言っては失礼ですが、美味なんです!
ゲホウは鯛を少し柔らかくしたような程よい食感で、癖のない上品な味。見た目は怖いけど実はいい人だった、という驚きに似た美味しさがあります。
メギスは繊細な旨味が広がる鮮度の良いアジといった食感です。
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深海の天丼・ドン底丼を味わう
丸吉食堂人気の一品
深海魚はお造りのほか、天ぷらもおすすめの食べ方です。そのメギスの天ぷらを使った天丼が、名物「ドン底丼」。
深海魚の天ぷらを使ったオリジナルメニューは丸吉食堂一押しの品です。
未体験の繊細食感・深海魚の天ぷら
さっそくタレをかけていただきます!そのお味ですが、メギスの身はふんわりとして柔らかな食感、お造りと同じようにクセのない淡白な味でサクサクの衣との相性が抜群です。
店主こだわりの二層ダレがうまい
写真を見ていただくと、ご飯が層になっているのがお分かりでしょうか。上にかかっているのはおろしポン酢ダレ、その下のご飯には甘辛の天丼ダレが挟み込んであります。
メギス天の上にうっすらと振ってあるのは戸田の天然塩、これらが絶妙なハーモニーを生み出しています。
クセがなく味付けしやすい深海魚
見た目を裏切る、と言ってはなんですが、深海魚は全般に繊細で淡白な味の魚が多いです。
煮付けなどにしても味が染みやすく、料理しやすいのが特徴。ただしそれは味付けの話で、捌くには高い技術が必要になるそうです。
食後はゆったり戸田湾散歩
オフビートな戸田の街
丸吉食堂の目の前は戸田の港です。ちょうど湾の端にあるので、ここから海に沿って散歩というのもおすすめ。
また丸吉食堂の斜め前にはお魚センターがあり、深海魚などを中心に販売しています。深海魚の味を確かめてからお買い物、というのもいいですね。
釣り好きが集う喫茶店
港をぶらぶらしていたら見つけた地元の喫茶店です。店内は地元の釣り好きたちで盛り上がっていました。
それもそのはず、店主は漁船を持つ釣りの達人で色々と戸田の海の話を聞くことができました。こうした出会いも旅の楽しみのひとつですね。
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深海魚と間近で触れ合う貴重なチャンス
深海魚料理は見た目を裏切る美味しさでしたが、やはり思い出に残るのはゲホウのお刺身です。
これだけ深海魚を間近で見られる機会はそうそうありませんから、食べる前にまじまじとその顔や皮を見てしまいました。見ても楽しい、食べて美味しい深海魚料理、ぜひ戸田でお試しください!
丸吉食堂へのアクセス
- 【営業時間】
11:00〜(ネタの状況により閉店時間が変わります)
【住所】静岡県沼津市戸田566-2
【駐車場】15台
※掲載時の情報です。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください。











