幻想的な河津桜のライトアップ。星空と桜の散歩道「みなみの桜と菜の花まつり」
南伊豆町|【更新日】2023年4月3日

早咲きの河津桜が約4kmに渡って咲く南伊豆の青野川。夜になるとライトアップされ、静かな夜景に桜が映えて見事です!
桜が見頃の時期に開催される「みなみの桜と菜の花まつり 夜桜ライトアップ」をご紹介します。
目次
川沿いの河津桜が照らされる、幻想的な夜景
期間限定で花灯りが彩る青野川
河津桜は、2月を中心に咲く早咲きの桜です。開花期間は長く、1ヶ月ほど花見を楽しむことができる人気の春の花。
時期は菜の花と被り「みなみの桜と菜の花まつり」では、青野川の川沿いと日野・菜の花畑の2会場で開催となります。
夜桜ライトアップは「道の駅下賀茂温泉湯の花」の周辺で、日が暮れて真っ暗になったあたりの時間帯から数時間桜がライトアップされていますよ。
1本ずつ、河津桜の根本から照らすライト
ライトアップは桜の根本から。まだ花が咲き揃っていない木は、ライトに照らされる花びらが少ないのであまり明るく見られません。
桜が見頃の時期だと下から照らされたたくさんの花びらが明るく光り、周辺の暗闇とは対照的な幻想的な風景が見られます。
街灯は少なく、星空が合間に見える事も
照らされた河津桜の木以外に見える光は少なく、桜と桜の間には真っ暗な夜空。晴れている日にはたくさんの星が現れて、静かな田園風景ならではの夜景が見られます。
青野川の穏やかなカーブが続く区間に河津桜が植えられているので、橋から見ると川のラインに沿った桜のライトアップが楽しめますよ。
優しい竹灯りを目印に静かな夜景を満喫
夜桜ライトアップの会場には、竹を使った竹灯りも設置されています。街灯も少ない散策路なので、竹灯りがある位置が目印になりますよ。
日中は河津桜の鑑賞で賑わっていた道も、夜になるとほとんど人通りがありません。静かな夜道と夜桜を堪能するにはもってこいです。
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防寒はしっかりと!ライトアップ開始までの過ごし方
山間に沈んでいく夕陽と桜
日が落ちる前の夕方も、河津桜の風景はとても幻想的で見ごたえありです。しかしライトアップまでは多少の時間が。日中の桜も楽しんだ後だと、大分待つことになります。
河津桜は2月を中心に見頃を迎える桜なので、まだまだ風も冷たい寒い時期です。調整できる防寒着を用意しておくと良いでしょう。
日が暮れるとあたりは真っ暗!
夕方の頃の桜も見とれてしまう美しさですが、日が山間に沈むのもあって周囲が暗くなる時間は早めです。
ライトアップまでの時間が余計に長く感じてしまうので、その間の過ごし方には工夫が必要。周辺に入れるお店が少なく、日中に開いていた道の駅の販売所も閉まっています。
近くに宿泊している場合には、一度宿へ戻って夜に散歩を再開するのも良いですね。
夕方の過ごし方におすすめ「銀の湯会館」
夜桜がライトアップされているエリアは、下賀茂温泉の中心地。ちょうど桜並木沿いに、日帰り温泉「銀の湯会館」があります。
サウナや水風呂、寝湯など複数の設備に加え、露天風呂からは河津桜も見ることができる充実の温泉施設。
夕陽の当たる桜を眺めながら浸かる露天風呂は最高のひととき!ライトアップの時間に合わせて、充実した時間が過ごせますよ。
南伊豆の夜桜で静かな夜の散歩を満喫
駅から少し距離があるためか、青野川の桜並木は人通りも少なく日中も夜も開放感のある中で楽しめます。のんびりと温泉とセットで楽しんでほしい、河津桜の夜桜散策。
バスで訪れる際には、帰りの時間は要チェック!最終時間が早く、ライトアップが始まった後には2本ほどしか下田駅へ向かうバスがありません。
またバス停の周囲は真っ暗で少し探してしまうほど。事前に時間と場所は確認しておくと良いですよ。
「みなみの桜と菜の花まつり」へのアクセス
- 【住所】
メイン会場:静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂 157-1
「道の駅下賀茂温泉湯の花」付近
伊豆急下田駅から東海バスで「九条橋」で下車【駐車場】 イベント等開催期間中は有料 合計約200台
【公式サイト】https://www.minami-izu.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。