圧巻!千本の河津桜が咲く「三浦海岸桜まつり」で春を先取りしよう
三浦市|【更新日】2025年1月1日

春を先取りできるお花といえば、河津桜!静岡県が有名ですが、首都圏からほど近い三浦海岸でも毎年咲き誇る河津桜を楽しむことができます。
開花シーズンに合わせて開催される「三浦海岸桜まつり」は多くの花見客で大人気のイベント。
どこまでも続く河津桜の並木の美しさは、誰もが思わず息を呑むことでしょう。
今回はどの世代の方にもおすすめの「三浦海岸桜まつり」をご紹介します。
目次
2月下旬が見頃。三浦海岸桜まつりで春に一番乗り
「三浦海岸桜まつり」は2月初旬~3月初旬に開催されています。
河津桜の開花時期はおおむね2月下旬頃と、梅の見頃とほぼ同時期。関東ではいち早く春爛漫の光景を堪能できるスポットです。
約1㎞にわたって連なる千本の河津桜が一斉に咲く姿は、まさに圧巻。
三浦海岸駅から歩いて行ける気軽さもあって、桜祭り期間中は近郊から老若男女が桜を楽しみに訪れます。その数なんと約30万人!
大人から子供まで全世代が訪れやすい河津桜スポット
まだ若い桜の木は、記念撮影にぴったりの高さ
三浦海岸の河津桜は、街の地域活性化のため、1999年に約100本を駅周辺に植樹したのが始まり。その後、京急電鉄や市民の協力を得て、現在の1㎞にわたる桜並木が生まれました。
地域住民の思いが詰まった河津桜の木はまだ背が低く、手が届く高さに沢山の花をつけています。
赤ちゃんやペットを抱き上げて記念撮影するのにもぴったり。多くの人が、河津桜に包まれて記念撮影を行っていました。
ゆるやかな坂を歩くだけで千本の桜並木に出会える
桜並木や桜まつり会場のある小松ヶ池公園周辺へは、三浦海岸駅から徒歩で行くことができるのも大きな魅力です。京急電鉄沿線に沿い、三崎口駅方面に向かって約1.2㎞の道のり。
途中ゆるやかな登り坂が続きます。地図アプリでは所要時間15分と表示されますが、大勢がお花見をしながら進むので、スケジュールはゆとりをもって組むのがおすすめ。
編集部が訪れたのは満開時期の平日で、40分ほどかかりました。
三浦海岸桜まつりでは京急線とのコラボも見逃せない
駅看板も桜バージョンになっているのでぜひチェック
三浦海岸桜まつりは、京急電鉄が全面協力しているイベントでもあります。開催期間中は、なんと駅名看板も桜バージョンに!春らしく軽やかに舞う桜の花びらがかわいいですね。
他にも自動販売機が桜ラッピングになるなど、桜まつりの気分を盛り上げてくれます。
桜と菜の花の中を駆け抜ける赤い車両は雰囲気満点!
河津桜と菜の花、そして京急電鉄の赤い車両を同時に見られるのも、三浦海岸桜まつりならでは。
日中は上り下りそれぞれ1時間に3~6本運行しているので、時刻表をチェックして写真撮影にチャレンジするのも楽しいです。
その際、菜の花の植え込みを足や三脚で踏んだりしないように注意が必要。春らしい雰囲気のある一枚が撮影できますよ。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
メイン会場でひと休み。テント村のグルメもおすすめ
レジャーシートが便利。メイン会場で足を休めよう
三浦海岸桜まつりのメイン会場の小松ヶ池公園には、たこ焼きやチョコバナナなど定番の屋台が並び、お祭り気分が味わえます。
敷地内にベンチや椅子はほとんどないので、レジャーシートなどを持っていくとよいでしょう。
歩き疲れた足を少し休めながら、賑わいのなかで河津桜を眺めることができます。
テント村には地元のお店が集合!春ならではの商品も
三浦海岸駅から降りてすぐの駅前には、桜まつりのテント村も出店しています。
地元の商店などがおすすめ商品を扱っており、テイクアウトですぐに楽しめるグルメも充実。
食材の調理方法を聞いてみるなど、気さくなお店の人との会話も楽しいです。
冷凍のマグロや三浦野菜のお店もあるので、桜まつりの帰りに立ち寄って、お土産にするのもいいですね。ただし、人気商品は午前中に売り切れてしまうので、早めにチェックしてください。
豪華に咲き誇る三浦海岸桜まつりで少し早い春を満喫!
首都圏では比較的気軽に足を運べる三浦海岸。河津桜のシーズンにぜひ豪華な花姿を楽しみたいですね。
まだ肌寒い季節ではありますが、華やかな河津桜を見ることで春を満喫できますよ。
地元の人が三浦海岸を盛り上げたいと植えた河津桜。濃いピンクの花びらからは、うきうきと春めくエネルギーをもらえます。
春を追いかけて、ぜひ三浦海岸を訪れてみませんか。
三浦海岸桜まつり(小松ヶ池公園)へのアクセス
- 【住所】
神奈川県三浦市南下浦町上宮田2638
【開催期間】毎年2月初旬~3月初旬
第21回三浦海岸桜まつり 2025年2月5日(水曜日)~2025年3月2日(日曜日)【料金】 なし
【駐車場】あり
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。