富士山の澄んだ水が作る至高の蕎麦。山中湖で味わうおすすめグルメ!
山梨県|【更新日】2023年3月23日
おいしい水のある場所にはおいしい蕎麦がある。
阪神淡路大震災で被災した店主が、縁あって山梨県に移住し開業した「手打そば やまさと」。
こだわりの蕎麦が食べられるお店をご紹介します。
目次
おいしさの秘密は3つのこだわりにあり!
その①こだわりの3つの“たて”
1.挽きたて
熱を持たない「蟻巣石」という天然石の石臼を使い、当日の夜明けから丁寧に自家製粉した極上の挽きたて蕎麦粉を使用しています。
2.打ちたて
その日に提供する分しか製麺しない。鮮度管理された、打ち立ての蕎麦のみを提供しています。
3.茹でたて
手打蕎麦は麺の中に空気の層を入れることができるため、茹で時間が短いのも特徴です(30秒前後)。市販のロール製麺された蕎麦が約5分なのでその差は歴然。
茹で時間が短いために、蕎麦の味・風味・香りが茹で汁に流れ出ません。冷たい水でキュッとしめられた茹でたての蕎麦を味わえます。
その②蕎麦打ちに適した水
蕎麦に大事なのは水です。使用している富士山の湧き水は、硬度が低く蕎麦をこねるときや茹でるときに蕎麦の風味を邪魔しません。また一年を通して冷たい水温は茹でた蕎麦をしっかりと絞めます。
出汁や蕎麦は持ってくることができるけれど「水」は運べない。だからこそ当地で蕎麦屋を営んでいるのです。
その③素材へのこだわり
蕎麦の実は福島県の裏磐梯(うらばんだい)の契約農家が栽培したものを使用。山の斜面の蕎麦専用の畑で栽培した風味の高い希少材料です。
採れた蕎麦の実は産地の保冷倉庫で保存。毎週必要な分だけを送ってもらう徹底ぶり。
また、関西出身の店主のこだわりは出汁にもあります。産地、生産者、出汁の取り方にもこだわって、最高の味を追求しています。
3種のお肉が楽しめるこだわり鴨せいろ
もも肉の角煮・つくね・鴨ロースと、鴨せいろは3種類の鴨肉が贅沢に楽しめます。
蕎麦の風味はもちろんのこと、鴨肉は噛むほどに旨味が出てきて絶品。
さらにトロッとした蕎麦湯も最後まで飲み干してしまいます。蕎麦屋には珍しく「かえ玉」も可能ですよ!
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デザートは一つ。水が決め手の黒糖葛餅
シンプルなだけに水で勝負の葛餅。お腹いっぱいでもぺろりと食べられます。
甘すぎず、それがまた水の良さを引きたてるようなシンプルな味で、きなことの相性も抜群です。一口サイズで食べやすく、食後のお口直しにもってこいの一品ですよ。
売切れさせない!営業時間中は命懸けで手打!
営業時間は11時~15時。その理由はその日に提供する分だけを製麺するので、早朝から仕込む必要があり、夜遅くまでの営業は難しいとのこと。
忙しい時期は真っ暗な時間から蕎麦を打ち、営業中は蕎麦の売り切れはさせない!という店主の強い想いとこだわりがあります。
お土産も充実!家族や友人にもおすすめしたい味
店内では自家製の商品も販売されていて、お店で出している韃靼そば茶や黒糖葛餅があります。
「蕎麦味噌をちょっとなめながら日本酒をどうぞ」という店主おすすめの蕎麦味噌は、日本酒好きにはたまらない一品ですよ。
一度は訪れたい!こだわりがつまった蕎麦屋
山中湖湖畔にも近く、食後に湖畔を散歩するのにもちょうど良い場所にある「手打そば やまさと」。店内は落ち着いた雰囲気でゆったりと食事が楽しめます。
日中のみの営業なので、旅程にも忘れずに組み込んで絶品の蕎麦を味わってみてくださいね。
手打そば やまさとへのアクセス
- 【住所】
山梨県南都留郡山中湖村平野115(カーナビで探せないのでご注意ください)
【定休日】火曜日(祝日の場合および年末年始は営業)
【営業時間】11:00~15:00
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。






