こんにちは、ゲスト
  • 記事を探す

    キーワード

    エリア

    テーマ

こんにちは、ゲスト

いすみ・清水寺の新スポット!寺カフェ「千尋亭」でお腹も心もいっぱいに

千葉県|【更新日】2023年3月22日

いすみ・清水寺の新スポット!寺カフェ「千尋亭」でお腹も心もいっぱいに

いすみの清水寺を参拝したら、寺カフェ「千尋亭」で一休みするのはいかがでしょうか。自然に囲まれた場所で、甘味を口に頬張ればほっと一息つけますよ。

若者の寺離れで、お寺と縁のない方も増えている現代。境内にあるカフェはお寺巡りのきっかけになるかも。できたばかりの話題の新スポットをご紹介します。

目次

清水寺にある寺カフェ「千尋亭」でひとやすみ

おなかが空いたら食事と甘味を両方楽しむのもおすすめ

 いすみカフェ

メニューはあんみつ、ぜんざい、いすみ市産のブルーベリーを使用したブルーベリーミルクなど、甘味やドリンクが中心。

取材時の食事メニューは、清水寺の山号にちなんだ音羽そばが提供されていました。

ちょうど音羽そばを注文される方がいて、やさしい出汁の香りがふんわり届いて注文を迷うほど。

メニュー表には「比叡山修行僧のお昼ごはん(準備中)」の記載があったので、こちらのメニューの登場も楽しみです。

カウンター席なら自然を感じながら甘味を楽しめる

千尋亭

店内はテーブル席ひとつと、カウンター席のこぢんまりしたお店。店内のインテリアもお寺の雰囲気に合う、とても素敵なものばかり。

カウンター席は大きな窓に面しているので、清水寺境内の自然をじっくり楽しめます。

取材時はあいにくの天気でしたが、それでもたくさんの木々を見ていると生命のパワーを窓越しに感じることができました。

ひとくち食べれば思わずにっこり、こだわりの甘味

おいしさの秘密はあんみつ専用のこだわりあんこ

千尋亭2

和の味わいが楽しめるクリームあんみつ。使われているあんこは、あんみつに合うように製餡所にお願いして作ってもらっている特别製。店主のこだわりがギュッとつまった甘味です。

まずはあんこだけパクリといただきました。甘すぎず小豆の風味を感じるあんこは、存在感がありつつバランスの良い味。

白玉と一緒に食べたり、アイスと一緒に食べたり、味の変化が楽しめるあんみつです。

ずっしりした寒天と黒蜜のシンプルな味わいも最高

千尋亭3

国産天草を使用し、みちっとつまった寒天。食べるとしっかりとした食感で食べごたえも十分です。

まずは寒天だけ、そのあとに黒蜜をかけて、あんこと一緒に、最後にアイスと一緒にいただきました。

ムギュっと歯ごたえのあとに、ツルンとした喉越し。寒天の食感もあんみつのおいしさを一層引き立てていました。

アツアツのほうじ茶と一緒に食べるあんみつは至福の味です。

 

このメニューに会えたらラッキー!特別なぜんざい

香ばしい香りがふんわり漂う玄米餅とあんこのコラボ

千尋亭4

偶然にも無農薬玄米餅の入荷があり、白玉か玄米餅かを選ぶことができました。通常のぜんざいは白玉を添えての提供。

いつも玄米餅があるわけではないそうなので、まさに特别なぜんざいです。こういったメニューに出会えるのも、旅の楽しさのひとつ。

添えられた塩昆布も、口直しをするのにぴったり。あんみつ同様、ぜんざいにもあつあつのほうじ茶がセットになっています。

寒い日に食べれば体もポカポカ、心もあたたまる一杯

千尋亭5

玄米餅の香ばしい香りが食欲をそそります。カリッと焼けたお餅の中はもっちりとして、噛めば噛むほどに広がるほんのりした甘さ。

ホカホカのお餅を口に頬張ると、体もあたたまってくるのが分かります。

ぜんざいはすっきりとした甘さで、小豆の風味を感じる味。取材日は肌寒い日だったこともあり、食べ終わったあとは体の芯からあたたまりました。

老舗「池田菓子舗」の音羽煎餅はお土産にしたい一品

シンプルながら味わいがあるいすみ銘菓「音羽煎餅」

千尋亭6

音羽煎餅は音羽山清水寺の境内で、大正初期から販売されていたという歴史あるお菓子です。

戦時中に製造が途絶えてしまったものの、試行錯誤を重ね現代に復活しました。

個包装になっているので、バラマキ土産にもぴったりです。日持ちするので、もちろん自分用にちびちび食べてもOK。

昔からいすみで愛されてきた銘菓、お土産にひとついかがでしょうか。

ジャリっとした食感とついつい手がのびる素朴な味

千尋亭7

硬めのクッキーのような音羽煎餅。生地に練り込まれたザラメのジャリジャリした食感がアクセントになっています。

噛めば噛むほど、口に広がるほんのりした甘さとコク。

毎日食べても飽きのこないシンプルな味は、日常に溶け込むお菓子になりそうです。

アイスクリームのトッピングで一緒に食べたり、あんこをのせて食べるなど、食べ方のアレンジもできる素朴な味わいでした。

昔ながらの梅干しや柑橘の旨味を感じるみかんの販売も

千尋亭8

取材した日には、地元農家の方がつくる無添加の梅干しや、地元産みかんの販売もありました。

食べた瞬間に鼻をスーッと抜ける柑橘の香りと、じゅわっと広がる甘みと酸味が堪能できるみかんです。

店内の飲食メニュー、お土産の支払いは現金のみ。キャッシュレス生活に慣れている方は、気をつけてくださいね。

公式Instagramから千尋亭の最新情報をチェック

千尋亭9

月曜・火曜の定休日のほか、法務で臨時休業の場合もあるので事前にオープンを確認してから行くのがおすすめです。

お正月にはおもてなしメニューとして、麹甘酒や熱々コンニャクみそおでんなどの提供も。

公式Instagramでは、お店の営業時間など最新の情報が確認できますよ。

清水寺散策のあとに寺カフェ「千尋亭」でほっこりタイム

清水寺の参拝とあわせて、寺カフェ「千尋亭」でひとやすみすれば、心も体もエネルギーが満タンになること間違いなし。

ゆったりとした時間が流れる空間で、こだわりの甘味を口に入れると自然と笑みがこぼれます。

日頃の喧騒から離れて、心に余白を作りにいってみませんか。

寺カフェ「千尋亭」 のアクセス

  • 【住所】

    千葉県いすみ市岬町鴨根1270 坂東32番札所 音羽山 清水寺 境内内

    【料金】なし

    【駐車場】あり(無料)清水寺と共用

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式ホームページ、公式Instagramにてご確認ください。

ライタープロフィール

こじまちはる

こじまちはる

千葉県出身。学生時代は夜行バスや青春18切符を利用して旅行に。現在は主にLCCを利用して沖縄、北海道へ。生まれ育った千葉県の魅力を伝えるため、県内の観光地を取材。自然や文化財をはじめ、美味しいものがいっぱい、ちーばくんの出身地をご紹介します。