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【北海道の気温と気候】平均気温、降水量、雪情報まで

北海道|【更新日】2025年9月10日

【北海道の気温と気候】平均気温、降水量、雪情報まで

エリアや季節によって気候や気温の違いが大きい北海道。四季がはっきりしているので、気候の特徴を知って準備をすれば、より快適に北海道の旅行ができます。そこで今回は北海道の気候の特徴や、平均気温、降水量、雪情報についてご紹介します。
 
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

目次

北海道の気温

日本の夏は湿気で蒸し蒸しするイメージですが、北海道の夏は気温が低いので蒸し暑い日は少なく朝夕は肌寒い日もあります。気温は地域によって異なり、夏は道東がもっとも低く、8月平均気温は20℃に届かない年が多いです。25℃を超える夏日は少なく、吹く風はすがすがしいのが特徴。ほかの地域は、夏日はあるものの30℃を過ぎる真夏日は数えるほど。真冬はオホーツク沿岸と旭川周辺が低く2月の平均は氷点下6℃。明治35年(1902)、旭川は氷点下41℃の日本最低気温を記録しています。

年間平均気温

札幌、旭川、函館、釧路の北海道主要都市と東京の年間の平均気温を比較しました。北海道では年間の気温差が大きく、冬は半年以上も続きます。道東では8月下旬、道央では9月には平均気温が20℃を下回ります。11月下旬には各地のスキー場がオープンし、春先まで滑れるところが多いです。

札幌 旭川 函館 釧路 東京
1月 -3.2 -7.0 -2.4 -4.8 5.4
2月 -2.7 -6.0 -1.8 -4.3 6.1
3月 1.1 -1.4 1.9 -0.4 9.4
4月 7.3 5.6 7.3 4.0 14.3
5月 13.0 12.3 12.3 8.6 18.8
6月 17.0 17.0 16.2 12.2 21.9
7月 21.1 20.7 20.3 16.1 25.7
8月 22.3 21.2 22.1 18.2 26.9
9月 18.6 16.4 18.8 16.5 23.3
10月 12.1 9.4 12.5 11.0 18.0
11月 5.2 2.3 6.0 4.7 12.5
12月 -0.9 -4.2 -0.1 -1.9 7.7
年平均 9.2 7.2 9.4 6.7 15.8
※出典:気象庁・気象統計情報(1991~2020年の平均値)
※単位:℃

湿度

北海道は年間を通して東京よりも湿度が高い。東京の8月平均湿度が74%に対して、函館・釧路の8月平均湿度は80%越えと高い。湿度の高い夏の北海道が涼しく感じられるのは、平均気温が東京よりも低いから。夏の北海道は爽やかに感じられ過ごしやすく、観光には適したシーズンです。

札幌 旭川 函館 釧路 東京
1月 69 82 73 67 51
2月 68 78 71 69 52
3月 65 73 68 71 57
4月 61 66 67 77 62
5月 65 67 73 80 68
6月 72 73 79 87 75
7月 75 77 82 88 76
8月 75 79 81 87 74
9月 71 79 76 84 75
10月 67 79 73 76 71
11月 67 80 71 69 64
12月 68 83 74 67 56
年平均 69 76 74 77 65
※出典:気象庁・気象統計情報(1991~2020年の平均値)
※単位:%

北海道の降水量

亜寒帯気候の南限に位置する北海道は、冬には多くの雪が降りますが降水量は全国的に見ても少ないです。もっとも降水量が多いのは8月と9月で、9月の北海道主要4都市の平均は約145ミリ。この数値は東京の約65%とかなり少ないでしょう。

北海道は梅雨がなく台風の影響を受けないので、年間の降水量は低いです。過去30年の天気出現率で見ると道北は7月、8月が曇り、9月下旬~10月は雨が多い。道南は7月が曇り、9月に雨が多く、全般的に3月下旬~11月下旬は、比較的晴れの日が続いています。11月下旬から3月は降雪期。釧路は霧の町といわれ、5月~9月は1ヶ月平均15日間も発生しています。

札幌 旭川 函館 釧路 東京
1月 108.4 66.9 77.4 40.4 59.7
2月 91.9 54.7 64.5 24.8 56.5
3月 77.6 55.0 64.1 55.9 116.0
4月 54.6 48.5 71.9 79.4 133.7
5月 55.5 66.6 88.9 115.7 139.7
6月 60.4 71.4 79.8 114.2 167.8
7月 90.7 129.5 123.6 120.3 156.2
8月 126.8 152.9 156.5 142.3 154.7
9月 142.2 136.3 150.5 153.0 224.9
10月 109.9 105.8 105.6 112.7 234.8
11月 113.8 114.5 110.8 64.7 96.3
12月 114.5 102.4 94.6 56.6 57.9
年合計 1146.1 1104.4 1188.0 1080.1 1598.2
※出典:気象庁・気象統計情報(1991~2020年の平均値)
※単位:㎜

北海道の雪

北海道のイメージは雪。冬になると大陸から日本に向かって乾いた風(季節風)が吹いてきます。この風は日本海を通過する際、多くの水蒸気を吸って水分をたっぷりと含んだ雲に成長します。この雲が日本海側やオホーツク地域に豪雪をもたらすのです。

しかし、北海道の中央部には大雪山などの高い峰々が連なり、その峰を越えた後は、乾いた空気となって太平洋に抜けるため、釧路など道東の降雪量は比較的少ないです。冬の北海道は、空港や列車などの交通機関の雪対策は万全ですが、万が一に備えて雪情報を確認しましょう。

降雪の深さ

年間の降雪の深さ(積雪量)は地域によって異なります。北海道主要4都市でもっとも多いのは旭川で、過去30年間の年間平均値は557cm。これは長野県の約3.4倍です。道内の主要道路のほとんどは除雪され、朝早く除雪車を見かけることが多いです。車道は、歩く人々によって踏み固められていますが、滑るのでよく注意しましょう。

年間降雪の深さ
札幌 479
旭川 557
函館 306
釧路 127
東京 8
長野 163
※出典:気象庁・気象統計情報(1991~2020年の平均値)
※単位:cm

雪日数

札幌と旭川は12月から3月、函館は12月から2月にかけて、ほぼ毎日のように雪が降ります。年間雪日数も札幌、旭川、函館は100日を超えます。ですが、釧路は約74日と長野よりも少ない傾向にあります。北海道の雪はサラサラとした粉雪。なので、北海道の人は傘をささないで歩くことが多く、その代わりフードやニット帽をかぶり、手で簡単に粉雪をはらって建物の中に入ります。冬の北海道旅行には、フード付きの厚手のコートと手袋は必携です。

年間雪日数
札幌 134.5
旭川 151.5
函館 118.7
釧路 74.3
東京 8.5
長野 85.6
※出典:気象庁・気象統計情報(1991~2020年の平均値)
※単位:日

北海道の気温と気候まとめ

北海道の平均気温、降水量、雪情報をご紹介しました。エリアや季節によって気温の差や気候の違いは大きくあるので、北海道旅行に行く際にはその時期の気候の特徴をよく調べてから、服装や持ち物の準備をすることをおすすめします。また、そのエリア・季節ならではの旬も要チェック。その時期しか食べれない食べ物や体験できないアクティビティもあるので、旅情報をお見逃しなく!

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