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本物さながらの走行!「原鉄道模型博物館」で世界最大級のジオラマ見学

横浜市|【更新日】2025年4月4日

本物さながらの走行!「原鉄道模型博物館」で世界最大級のジオラマ見学

横浜みなとみらい21地区に、世界でも有数の鉄道模型ジオラマがある博物館があります。

精密に再現された世界各国・各時代の鉄道模型が多数展示され、海外からの旅行客も訪れるほど。

日本の鉄道発祥の地、横浜にある「原鉄道模型博物館」をご紹介します。

目次

見て聞いて探して楽しい!鉄道模型ジオラマワールド

横浜みなとみらいで「はらてつ」ワールドを知る

原鉄道模型博物館の建物

建物の横には広い河口があって視界良好!

「原鉄道模型博物館」は、鉄道模型の製作や収集家として著名な原信太郎のコレクションが展示されている博物館です。

横浜みなとみらい地区にあり、室内ジオラマの施設としては圧倒的な広さと規模で鉄道模型の走行が見られます。

各線横浜駅より徒歩数分。海へと続く景色を楽しみながら歩けばすぐそこ!あっという間に博物館のある建物へと到着です。

鉄道模型の世界はオフィスビルのロビーから

原鉄道模型博物館手前のオブジェ

少し遠くからも見える、人のオブジェが目印!

ビルの手前には、空を見上げる金色の大きな銅像があります。銅像の横を通ってビルへ入ると、オフィスやショップへ繋がるロビー空間が。コンビニやカフェもあるので、待ち合わせにも最適です。

原鉄道模型博物館チケット売り場

ロッカーの横にはチケット券売機も

混雑防止のため入館時間の設定がありますが、入館後は閉館まで時間制限はありません。

原鉄道模型博物館入場口

まるで駅の改札口!

チケットを入手したらいざ入場へ。入り口には、なにやら駅の改札口らしきものが。これから電車に乗って遊びに行くような、楽しい気持ちが湧いてきます。

美術館を思わせる展示室!模型好きも夢中になれる世界

第1展示室から第3展示室まであますとこなく

原鉄道模型博物館の鉄道模型

中の乗客室まで再現された、魅力ある模型

博物館には原信太郎のコレクション約6,000点のうち、約1,000点の鉄道模型が展示されています。模型はどれも精密で、車両の内側が覗けるように展示されているものも。

作り込みの細かさだけでなく、当時の情景を思わせるような小道具の配置に感心してしまいます。

原鉄道模型博物館スタンプ台

訪れた記念に誰でもポンッと

展示室入り口にスタンプ台を発見!ここだけの、館内オリジナルスタンプです。来館の記念になりますね。

世界各国の鉄道を知ることができるライブラリー

原鉄道模型博物館の展示室

アーチ状の天井やシャンデリアが素敵

左右には鉄道模型、奥には鉄道関連の蔵書が展示されています。上品な洋室で、ソファや閲覧用のテーブルも完備。

ここで改めてパンフレットやガイドを確認し、見るべきポイントを押さえておくのも良いですよ。

広いスペースをふんだんに使った展示室!

鉄道模型が動く音にソワソワしてしまう

いちばんテツモパーク

シャッターチャンスは狙い放題♪

第3展示室を進んだ先には、博物館の目玉「いちばんテツモパーク」がお目見え。鉄道模型の規格呼称として使われる「1番ゲージ」の室内ジオラマとしては世界最大級!目にして驚きです。

広さも、ここまで見てきた展示室の数倍はありそう。模型ジオラマは高さもあって、大人の目線から見ても迫力が感じられますよ。

原鉄道模型博物館ジオラマの模型鉄道走行

見てください。このリアル感!

入ってすぐに鉄道模型が動いている音がします。誰でも自由に撮影して良いので、思う存分シャッターチャンスを狙いましょう。模型の精度が大変高いので、どのスポットも見逃せません。

細かい造形を見逃さないオペラグラス

原鉄道模型博物館無料レンタルオペラグラス

返却場所は出口近くにありますよ

いちばんテツモパークは、室内の片側から見られる構造になっています。奥の方にある模型を見たい時にはオペラグラスを使うと良いでしょう。パークの入り口付近に貸し出し台がありますよ。

原鉄道模型博物館のジオラマメイン駅舎

大きな駅舎のメインストリート

中央付近には、洋風の大きな駅舎があります。世界の車両が走行する風景にマッチするように建物の模型が構成されていて、ここはパリのリヨン駅をイメージしているのだとか。模型についている時計も、動いていますよ。

見つからなかったらヘルプOK!

原鉄道模型博物館のガイド

さて、いくつ見つかるかな?

原鉄道模型博物館で入手できるガイドの中に「いちばんテツモパークジオラマみどころガイド」があります。

ガイドには探して遊べるクイズもあり、どうしても見つからなければジオラマがある部屋にいるスタッフに質問してみましょう。

クイズに出ているもの以外にも、各所に遊び心のある模型があるのでチェック!例えば、どこかにひょっこり魔女が飛んでいることも。ぜひ現地で探してみてくださいね。

予約制で鉄道実習が可能

原鉄道模型博物館の体験席

本格的な体験設備!

当日予約制で、本物の運転台を使用した「動鉄実習」が体験可能。参加無料で、1日に3回実施されています。各回とも先着5組なので、興味がある人は入場口スタッフへ声をかけておきましょう。

原鉄道模型博物館の休憩スポット

少し高台になっている席から見下ろす展示もまた良し

博物館内の待ち合わせに最適な、座れるスポットがあります。少し高台にもなっていて、ここからジオラマ全体を見渡すのも壮観。

駅を通過していく模型の列車を見ていると、時間を忘れてしまいそうです。

時間と共に模型の世界にも夜が訪れる

夕焼けがそこにあるかのような臨場感

原鉄道模型博物館のジオラマ景色

いつか見た夕暮れを思わせる、お気に入りの一角♪

ジオラマのある部屋では、一定の時間ごとに照明が変化します。少しずつ暗くなって、ジオラマは幻想的な景色へ。

メインの駅舎まわりでは、まるでイルミネーションのような美しさを楽しめます。綺麗な景色だけではなく、夜になると見られるものもありますよ。

原鉄道模型博物館のジオラマ夜景のホタル

この辺りは暗くなると小さくチカチカ光る何かが

高架下の水辺がある一角では、暗くなるとホタルが光りだします。訪れた人にしか気付けないような、写真に映りにくい変化を探してみてくださいね。

下ばかり見ていたら気づかないスポット

原鉄道模型博物館のジオラマロープウェー

見逃してしまいがち!上空を渡るロープウェー

しばらく気づかなかったポイントですが、ジオラマの上にはロープウェイがありました!ここはずっと動いているわけではありません。タイミングが合えば、移動する様子が見られます。

もう一つの模型展示エリアは横浜市街がモデル

原鉄道模型博物館の桜木町ジオラマ

サッと過ぎる車内にも注目!

いちばんテツモパークの次には、横浜ジオラマが置かれている展示室があります。

ジオラマは明治や大正の時代と少し近代的になった景色で構成されていて、モデルは横浜駅〜桜木町駅周辺です。

ここでも朝から夜の移り変わりが見られ、暗くなっていくことで各所の見た目に変化が。走行している鉄道模型の車内にも照明があるので大変リアルです!

ミニチュア好きにも鉄道好きにもおすすめ!

日本で鉄道が開業したのは1872年。その鉄道発祥の地は横浜でした。そのため横浜市内に鉄道の歴史物を展示する施設は複数ありますが、その中でも原鉄道模型博物館は最大級!

まったく鉄道になじみがなくとも、遊び心たくさんの模型ワールドには見入ってしまうポイントがもりだくさんです。

ジオラマは時間ごとに幻想的なライトアップも実施。世代を問わず楽しめるので、お子様連れにはもちろんカップルやグループでも満喫できる博物館です。

原鉄道模型博物館のアクセス

  • 【住所】神奈川県横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング2階

    【駐車場】 なし
    ※同ビル地下1階に時間貸有料駐車場「三井のリパーク」があります。(駐車場利用料の割引サービスなし)

    【営業時間】10:00~17:00(チケット販売終了16:00/最終入館16:30)
    ※予告なく営業時間を変更する場合があります。

    【定休日】毎週火曜日・水曜日(祝日の場合は営業し、翌営業日に振替休館)、年末年始、2月上旬(館内保守点検期間)

    【公式サイト】https://www.hara-mrm.com/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

岡本香織

岡本香織

京都出身、現在は関東在住。沖縄の海と水風呂がある温泉が大好きなフォトライター。 毎月各県を旅行して47都道府県制覇! 旅先ではアクティビティから各地のクラフト体験まで幅広く楽しむスタイル。