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【江別市】パン好き、ネコ好きが集まるベーカリー「ぱん屋 ねこのさんぽ」

江別市|【更新日】2025年3月27日

【江別市】パン好き、ネコ好きが集まるベーカリー「ぱん屋 ねこのさんぽ」

大麻銀座商店街にある「ぱん屋 ねこのさんぽ」は、ネコ好きが立ち寄りたくなるベーカリー。

よい香りに誘われて扉を開くと、パンに姿を変えたかわいらしい猫たちに迎えられました。

目次

伝統と新しさが共生する「大麻銀座商店街」

大麻銀座商店街は、昭和39年に開発された大麻団地によって誕生しました。かつては「札幌のベッドタウン」と呼ばれ、商店街はたくさんの買い物客で賑わっていました。

一時は高齢化や人口減少によりシャッター街になりかけましたが、新しい感覚を持つ若い人たちを受け入れることで活気を取り戻しています。

現在は「新旧の文化が共生した商店街」として注目されているスポットです。

療養中に才能が覚醒!パン職人を目指す

ネズミ捕るネコは爪を隠す。実直にパンを作る五十嵐店長

「ぱん屋 ねこのさんぽ」の店長・五十嵐良樹さんも、銀座商店街に魅せられた1人です。パン職人になったきっかけは、スノーボードによる怪我でした。

療養中にパンを焼いて知人などに振る舞ったところ「どこで買ったの?」と大好評に!

自らの才能に気づいた五十嵐さんは専門学校で本格的にパン作りを学び、大手ベーカリーを経て2021年5月に「ぱん屋 ねこのさんぽ」をオープンしました。

一風変わった店名は、海よりも深い理由があります。

「僕が2匹のネコと暮らしていることが大きな理由ですが、食べ物を求めて散歩をする習慣や、行動範囲が狭い「地域密着型」であること、商売をするにあたり縁起がいい「招き猫」など、さまざまなことをイメージして名づけました」とのことでした。

ご本人のエピソードからも、店長とネコとの深い関わりが伺えますね。

ネコ繋がりで「バケネコーヒー」とコラボ

文字通りネコを被っています

ある日のこと、お店に思わぬお客さんがやってきました。

「ねこのさんぽなので、散歩の途中に立ち寄りました」といって入店したのは、道内をキッチンカーで無農薬栽培のコーヒーを販売する「バケネコーヒー」のオーナーのきのこさんでした。

この日をきっかけに、店先に出店するコラボなども行われています。

リピーターが選んだ5つのブレッド

「ぱん屋 ねこのさんぽ」では、北海道産小麦を使い、おいしいパンを焼き上げています。

今回は数ある商品の中から、お店のリピーターであるワタクシが5つを厳選しました。

不動の人気を誇る看板商品「ねこぱん」

ネコっかわいがりしたくなるほどキュート

北海道産牛乳で仕込んだ生地に、カラメルソースとプリン味のクリームが二重奏を響かせる看板商品です。

ハロウィン限定だったチョコ味の「くろねこぱん」もレギュラー商品に加わり、いつも仲良く並んでいます。

ねこぱんを会計するときだけ「一匹」と数えるので聞き逃さないでくださいね。

一度食べたらリピート確実「塩丸」

美味しさにネコナデ声をあげたくなります

塩パンはシンプルで誤魔化が効かないため、職人の腕が試されます。塩丸は「どこよりも美味しい塩パンを作りたい」と、力を込めている逸品です。

海水を天日や風などの自然の力で結晶させた天然塩「土佐の塩丸」を使用しています。生地には発酵バターを使用。甘みと塩味が絶妙で、一度食べたら虜になります。

冬だけ味わえる美味しさ「肉球パン」

ネコパーンチ!

一般的にパンを食べるのは朝や昼が多いと思いますが、実は夜もイケちゃいます。冬限定発売の「肉球パン」は、もちもちの生地の中に肉まんの具がたっぷり入っています。

カリカリのチーズも美味しく、Evening drinkのスナック(晩酌やつまみと呼ばないのがオシャレ)のビールやワインによく合います。

グラスを傾けて味わいたい「4種類のチーズのベーコンエピ」

カタチが猫背です

このパンもお酒と合います。北海道産のゴーダチーズ、チェダーチーズ、クリームチーズ、モッツァレラチーズを使用。

しっかりとした歯ごたえの中に、4種類のチーズとベーコンが一体となってビールが進みます。

スペシャルな日に食べたい「プレミアム苺メロンパン」

ネコも杓子も食べたくなるおいしさ

こちらはマリトッツォ風に仕上げたメロンパンです。北海道産牛乳100%で仕込んだ生地の甘みと苺と苺クリームの酸っぱさが豊かな風味と食感を生み出しています。

特別な日や、頑張った日のご褒美に食べたいプレミアムな逸品です。

ちなみにねこのさんぽの商品は、デザインがかわいらしい「オリジナルトートバッグ」の購入で全商品が永遠に5%オフ。

お土産にしても、リピーターさんにも嬉しいサービスです。

ガチャガチャ気分が楽しめる自販機も!

営業時間は8時から15時まで。水曜日と木曜日が定休日です。

営業時間内に買いに来ることができないお客さんのために、店先にはパンの自販機も設置されていますよ。

130円でお値段以上のパンが買える「お楽しみお得パン」もあり、ガチャガチャのようにワクワクします。

まわり道でも行きたい!江別のおすすめベーカリー

「ぱん屋ねこのさんぽ」は、遠方からでも訪れたいベーカリーです。

パン好きさんはもちろん、ネコがお好きな方はきっと店内の雰囲気に癒されることでしょう。

お目当てのパンが売り切れていることもあるので、欲しい商品がある際は早い時間に訪れてくださいね。

ぱん屋 ねこのさんぽへのアクセス

  • 住所:北海道江別市大麻東町13-16

    電話:011-376-0057

    営業時間:8:00~15:00

    定休日:水曜日・木曜日

    公式Instagram:https://www.instagram.com/panyanekonosanpo/?hl=ja

    ※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

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ライタープロフィール

吉田匡和

吉田匡和

札幌生まれのナイスミドル。ライターとエッセンシャルワークの兼業で貧乏ヒマなしです。美味しいものを知るごとに皮下脂肪が増えるのが悩み。自分がよいと思ったことを厳選しています。