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能登の海の魅力がいっぱい!大人も子どもも楽しめるのとじま水族館

石川県|【更新日】2024年12月17日

能登の海の魅力がいっぱい!大人も子どもも楽しめるのとじま水族館

能登半島・七尾湾に浮かぶ能登島の人気スポット「のとじま水族館」。

ジンベエザメをはじめ、能登半島近海に生息・回遊する魚などを見ることができ、海の生き物とたちとふれあうことも可能な見どころ満載の水族館です。

今回は、誰もが時間を忘れてゆっくりと楽しめる、魅力いっぱいの施設をご紹介いたします!

目次

能登の海を望む水族館

のとじま水族館 外観

「のとじま水族館」は自然豊かな能登島の北岸にあり、波穏やかな七尾湾に面する石川県唯一の水族館。

令和6年能登半島地震前には、約400種、22,000匹もの海の生き物を飼育していましたが、被災してその一部が亡くなってしまいました。

生き残った生き物たちは全国各地の動物園や水族館に避難しましたが、少しずつ元気な姿で戻ってきて、2024年7月20日から一部の営業を再開しました。

まだ一部復旧していないコーナーがありますが、楽しめるスポットがいっぱいです。

日本海側で唯一見られるジンベエザメ

ジンベイザメ館 青の世界

青の世界で泳ぐジンベエザメ

のとじま水族館に入るとすぐ右手にあるのが「ジンベエザメ館 青の世界」。

現在展示されているジンベエザメは、2024年9月10日に石川県志賀町沖の定置網に入り、新たに仲間入りしました。

きれいな青の世界が広がる中、日本海側最大級の水槽で魚たちとともに悠々と泳ぐジンベエザメは、時間を忘れて眺めることができます。

能登半島近海で見られるお魚がいっぱい!

海中散歩気分が味わえるプロジェクションマッピング

プロジェクションマッピング

4パターンのプログラムを投影

本館に入ると、まず目を引くのが、たくさんの魚たちが浮かび上がる「のと海遊回廊」のプロジェクションマッピング。

回廊に映るきれいな色の魚たちと水槽で泳ぐ魚たちとが相まって、海の中で戯れているような気分が味わえます。

観察ドーム

より間近に魚たちを見られる観察ドームは、おしゃれな撮影スポットに。

「のと海遊回廊」で震災後生き残った回遊魚「ヒラマサ」提供:のとじま水族館

震災後、生き残った回遊魚も見ることができ、改めて生命力の強さが感じられました。

能登の海の風景を感じるスポットも

能登と海とエリア

能登半島近海の魚たちを、より自然に感じられるのが「能登と海と」のコーナー。

能登の海岸風景がレイアウトされた水槽では、主に、浅い海で見られるスズメダイやメバル、フグの仲間などの魚たちを見ることができます。

季節によって、飼育員さんたちがこの風景を少しずつ変えているそう!

取材時には、山の上に少し雪が積もっていましたよ。

音と光の調和が織りなすオリジナルショー

マダイの音と光のファンタジア

ショータイム以外の時間は隠れた撮影スポットに

レクチャーホールで行われているのとじま水族館のオリジナルショー「マダイの音と光のファンタジア」。

美しいピアノの旋律に合わせて、2,000尾近くのマダイの群れが優雅に泳ぐ、幻想的な音と光のショーが毎日開催されています。

クラゲの光とアート

神秘的な雰囲気が漂う「クラゲの光アート」。

ゆらゆら揺らめくクラゲの姿に癒される空間です。

のんびり泳ぐウミガメやペンギンの生態も楽しめる

元気に帰ってきたウミガメたち

ゆったりと泳ぐウミガメ

ウミガメ・ペンギン館に入ると、まずは愛らしい顔をしたウミガメたちが見られます。

越前松島水族館から戻ってきたアカウミガメとアオウミガメ。

元気な姿でのんびりと泳ぐさまに、とても癒されます。

新しい仲間が増えたフンボルトペンギン

フンボルトペンギン

震災後、フンボルトペンギンたちに新しい仲間が2羽も増えました。

避難していた富山市ファミリーパークで親鳥が産卵し、孵化して、元気に成長した姿でやってきました!

水槽に貼ってある写真を見ながら、どの子か探してみるのも楽しみですよ。

仕草が愛らしいマゼランペンギン

マゼランペンギン

ペンギンプールには、愛らしさ抜群のマゼランペンギンがいっぱい!

飼育員さんたちの観察眼によって作成されたマゼランペンギンの相関図を見ながら、ペンギンたちの様子を眺めるのも面白いですよ。

復旧途中のペンギンロード

復旧途中のペンギンロード

震災前の人気イベントの一つ、ペンギンロードでの「ペンギンのお散歩タイム」は、現在休止中。

よちよち歩く愛らしいペンギンたちの姿が見られる日を、心待ちにしています。

圧巻のイワシの群れやかわいい動物たちを観察しよう

大きな水槽で群れるイワシのビッグウェーブ

イワシのビッグウェーブ

海の自然生態館に入ると、高さ7m、幅12mの大水槽で泳ぐ約1万尾のイワシに釘付けに。

2024年12月現在、まだトレーニング中ですが、たくさんのイワシが大きな円を描きながら集まったり離れたりする姿は圧巻です。

自由に遊び回るアザラシたち

ゴマフアザラシ

気まぐれで可愛いアザラシの顔が間近に

キュートなお顔のゴマフアザラシが見られる「アザラシ万華鏡」。

水槽から突き出した円柱水槽と、流水をイメージした「アザラシテーブル」を行き来しながら自由に遊び回る姿が楽しめます。

好奇心旺盛な反面、気まぐれなところもあるアザラシの写真撮影は、アザラシの気分次第かも。

かくれんぼ大好き!コツメカワウソ

コツメカワウソ 提供:のとじま水族館

活発に動き、好奇心も旺盛な可愛いコツメカワウソたち。

水槽内の麻袋で遊ぶのが大好きで、袋の中に隠れていることも。

姿が見えない時は、袋の中を覗いてみてくださいね!

優雅に泳ぐ動物や魚たちを堪能

水族館の人気者が戯れるトンネル水槽

日本最大級のトンネル水槽 提供:のとじま水族館

トンネル水槽「イルカたちの楽園」では、カマイルカや魚たちが自由に泳ぎ回る様子が見られます。

自然の光が差し込むので、トンネルを進んでいくと、海の中をお散歩している気分に!

再開を待ち望むイルカ・アシカショー

イルカ・アシカショーエリア

震災前、一番人気のイベントだった「イルカ・アシカショー」。

現在は、設備の不具合などを確認しながら、復旧作業をしています。

建て直し中のアシカの獣舎の建設が完了すれば、アシカたちを迎えることができるそう。

空高く飛び跳ねるイルカのジャンプや、コミカルな演技をするアシカたちが見られる日が、本当に待ち遠しいですね。

海の生き物が間近で感じられる魅力あふれる水族館

ようこそ能登の海へ

ジンベエザメやカマイルカのほか、能登半島近海で見られる海の生き物たちがいっぱいの「のとじま水族館」。

トンネル水槽や観察ドームなど、魚たちを間近に感じられるスポットがいっぱいあります。

復旧が進めば、休止中のイベントも復活することでしょう。

大人も子どもも楽しめる能登の癒しスポットに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

「のとじま水族館」へのアクセス

  • 【住所】石川県七尾市能登島曲町15-40

    【アクセス】(金沢・福井・大阪方面から)能越自動車道「和倉I.C.」より車で約25分

    (富山・名古屋・東京方面から)能越自動車道「七尾城山I.C.」より車で約40分

    和倉温泉駅からバスで約30分

    【電話番号】0767-84-1271

    【営業時間】3月20日~11月30日 9:00~17:00、12月1日~3月19日 9:00~16:30

    【休館日】毎年12月29日~31日

    【料金】高校生以上1,890円、3歳以上中学生以下510円、3歳未満無料(団体割引あり)

    イルカ・アシカショー再開までの間、特別料金を実施(一般1,000円、中学生以下無料)

    【駐車場】あり

    【公式サイト】https://www.notoaqua.jp/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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